フロッグとトード

caltec2007-08-10



銀座博品館劇場にてミュージカル「フロッグとトード」を観劇。この作品はアーノルド・ロベールの有名な絵本(原題は「フロッグとトード」。邦題は「ふたりはともだち」)のエピソードを散りばめて、1つの作品にした作りになっている。


タイトルが原題のフロッグとトードなのに、劇中では翻訳の「がま君」と「かえる君」だったりするのが気になりはしましたが、絵本で綴られた世界がそのまま音楽劇として展開されたという印象を受けた。


個人的にミュージカルとしてみた場合に、そのほのぼのとした世界観は、いささかスケールが小さい気はしたのだが、まあファミリー向けの作品としてはこれで良し、なのかなあ。


演出・作品構成・役者ともいいのだが、肝心の音楽の魅力があまりなかったのが残念といえば、残念。


芸達者の川平慈英、高谷あゆみの演技の安定性はさすがだったが、石丸謙二郎が歌って、踊れたのにはビックリ。石丸謙二郎は、caltecの中では「世界の車窓から」のナレーターとたまに出てくる2時間ドラマの人、という認識しかなかったので。あとは、おかやまはじめ が演じた「かたつむり君」が妙に愉快で楽しかったです。



音 楽 : ★★☆☆☆
脚 本 : ★★☆☆☆
演 出 : ★★★☆☆
役 者 : ★★★☆☆
舞台/衣装 :★★☆☆☆
満足度 : ★★☆☆☆