2009年12月26日
■[fct][U-18]明日は決勝戦 〜布啓一郎氏が語る倉又さんの偉大さ

いやー明日はJユースカップの決勝ですね。たまにはブログを更新したいと思います!ずっと書きそびれていたことを…
私の知人が、大学の恩師に
「君は能力は高いがintensityが足りんよ」
と言われたそうです。(intensity…辞書では「強烈さ、激しさ、強度」。)
私もよくわかってないがフンワリと理解するに、「能力はあるのだが、それを強い情熱を持って出し切る力がない」、みたいなことでしょうか。結構厳しい言葉だと思いますが。
ユース年代のサッカーを見ていると、この言葉をよく思い出すんですね。「能力が高いが、intensityが足りない」チームって結構ある。逆に、能力が高くなくてもintensityがすごく高いチームというのもある。
これはどちらが良いというより、それぞれに良さがあって、なんというか「ヤワな強さ」ゆえの伸びしろ・ワクワク感みたいなのが実はユース年代ならではの魅力としてあったり、一方、「タレントはいないが、とにかくまとまっている、やりきる」みたいなチームも、もちろん魅力。
そこにはチームの伝統とか指導者のカラーが色濃く反映されているように思います。こうしたバラエティが、ユース年代のサッカーを見る楽しみの一つだと思ってます。
で、倉又さんの作るチームというのは、これはもう、いつも猛烈にintensityが高い、とにかく「やる」チームなわけです。(一度でも試合を見た人なら多分わかると思います…)
さらに、今年のFC東京U-18のチームに関して言うと、歴代のFC東京U-18の中でも、はたまた今までに見た色々な高校年代のチームの中でも、「やる」という面ではもう最高レベル、と私は思っています。
さらに、このチームの1年間の中でも、今が最高潮です。もう、恐ろしいぐらい。
泣いても笑ってもあと1試合、このチームがあと1日でなくなってしまうのが惜しいような、いやもう「これぐらいで勘弁したるわ」でちょうどいい結末とも思えるような。とにかく、今のこのチームの勝利に対する強烈な情熱を、たくさんの人に見せつけてほしい!!そうすれば…(残りの言葉は心にしまって…)…って思っているのです。
ということで筆が慣れてきたので、ずっといつか書こうと思ってた、我らがクラさんこと倉又さんのエピソードを。(布さんが大声で語っていたのを立ち聞きした)
布啓一郎氏と言えば、もちろんかつての市立船橋の監督、今はU-18日本代表の監督。
布さんって、各地の試合会場で見かけると、ものすごく面白い人なんですよ!!かなりブラックな、歯に衣着せぬマシンガントークと、痩身で目のギョロっとした感じが何となく爆笑問題の太田とかぶる。(布さんを見かけるとすぐにニジリ寄って行く私。最近は代表監督なので近づけない位置にいて残念)インタビュー記事とかだとあまり面白くなくて残念。
私は全然知らなかったんですが、布さんは、日体大で倉又さんの後輩だそうです。
で、あるFC東京の試合を見に来た布さんの「やっぱり!!この人変わってない!!」から話し始めたエピソード。
日体大で布さんが2年生のとき、クラさんは4年生でキャプテンだったそうで。
そのころのクラさんのキャプテンぶりはというと、(ちなみにクラさんは「ポチ」と呼ばれていたそうな…)
監督が「よーし、そろそろ練習終わりー」というと
クラさん「監督ぅー!これで練習終わりなんですか!我々は2週間後に大事な試合を控えてるんですよ!!!!」
監督「お、おう、そうか。マムシ(3年生)はどう思う?」
マムシ「監督!キャプテンの言うとおりだと思います!!」
布さんの心の中(マムシめ、ホントはそんなこと思ってないくせにポチに合わせやがって!もう練習はいいよ!)
そしてそこからエンドレスで地獄の練習が…
…というぐらい、学生のころからクラさんは勝利には猛烈にこだわり、監督以上に仕切っていたらしい…*1
なんか今のクラさんを見ていると、三つ子の魂百まで的な、「ああ、こういう人は生まれつき、そうなんだ」とすごく納得するものが…
こう、サラリーマン向けの「モチベーションを上げよう」「目標を作ろう」みたいな本が無数にあるわけですが、ある種の人間にとっては、そんなものは無理やり搾り出すものではなく「あって当たり前」「やって当たり前」なんだろうな〜と思ったことです。
さて「3年前のこの決勝の広島戦は…」(このとき例の件でクラさん監督じゃなかった)とか、「優勝した2007年の倉又采配はいかに勝ちに行ってたか…」とか語り始めるとキリがないんだけど、それは宴の時にして、運気をあげるため今からトイレ掃除でもしようかと思います (`・ω・´)キリッ


