世界各地で楽しまれている日本人に関する
ジョークを紹介しながら、海外から見た日本・日本人像を著者の体験を交えつつ論じた本です。技術立国・経済大国から勤勉さ、「ニンジャ」「サムライ」などの神秘性、そしてアニメ文化などなど、
ジョークとそれに関する日本イメージを手広く扱っている印象です。ただ、確かに
エスニック・
ジョークというのは「単一の国民性」というフィクションを前提としなければ成り立たないものでもあるとも思うので須賀、実際に世界の各国で画一的かつ過剰な
*1日本人イメージを持って見られ、その実像
*2とのギャップを何らかの形で感じてきた(と書いている)著者である以上は、その単一性というフィクションにも少し言及が欲しかった気もします。ちなみに
ジョークの面白さとしては…玉石混交?w
さて、昭和史の続きに参りますかwww