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2013-02-13

[]『人間の証し』(金正日) 08:47

人間の証し―『映画芸術論』抄

人間の証し―『映画芸術論』抄

若き日の故・金正日総書記による「映画芸術論」の抄訳本です。『大衆の国民化』(ジョージ・L・モッセ)の問題意識で読み始めたので須賀、ほとんどが作り手側の心構えや留意点のような話で、その受け手に対するしっかりした定義がないため、それらをつなげて読むというのはちょっと難儀な作業でした。敢えて言うなら、著者(金正日)がよしとする映画の形式的制約の強さは、その議論の中でも理解できるかもしれません。逆に、冒頭の著者評伝のようなところを読んで改めて感じたのは北朝鮮という国の個人崇拝の凄まじさであって、「ヒトラーは、自分の後任者が如何に無能であっても『ヒトラーなきナチス』が十分に機能するような体制づくりを志向した」というような『大衆国民化』での指摘との対照ぶりばかりが印象に残りました。

それにしても―私の能力の問題で生姜―、こんなに読んだ内容が頭に入ってこない読書体験は初めてでした。

あ 2018/02/17 19:36 この本で、「一番大切なのは人間です。北朝鮮の国民は、幸せに暮らしています。」という文章があり、国民が幸せという説得性がないので、金総書記は、バカなんじゃないかと思いました。

あ 2018/02/17 19:36 この本で、「一番大切なのは人間です。北朝鮮の国民は、幸せに暮らしています。」という文章があり、国民が幸せという説得性がないので、金総書記は、バカなんじゃないかと思いました。

canarykanariiyacanarykanariiya 2018/02/19 10:43 >あ さん
この本は金総書記が1970年代に書いた「とされる」ものの翻訳です。当時の北朝鮮の人々が総体として「幸せに暮らしてい」たかどうかは個人的には疑問がありま須賀、70年代というのは経済力において韓国に差をつけられ始める時期に当たりますので、その意味ではそう強弁する必要があったのかもしれませんし、逆に言うと今のような「最貧国」的なイメージも国際的に浸透していなかったものと思われます。