- 「52さいになったら、にきにくいずぼんもはけるようになる!」
最近は服を着たり脱いだりということもおおむねできるようになってきたので須賀、本人として履きやすいズボンとそうでないものがあるようです。このセリフは、その履きにくい(「にきにくい」)ズボンを上手く履けなかった時の弁解です。
52という数字は好きですね(笑) 高いビルなどを見ると「あれは52階?」などとよく聞いてくるので、「百家争鳴」とか言う時の「百」が数字の100ではなく数が多いことを意味するように、長男にとっての「52」は非常に大きい数字の象徴なのかもしれません。ちなみに月をまたいでからは「54」が増えました。それはともかく、「自分は時を経るごとに身体が大きくなり、一人で出来ることも増えていく」という基本認識を最近強く持っているようで、同趣旨のことはお風呂でも登園中でも、口にしない日はないように思います。
最後にオチみたいな話で恐縮でもあるので須賀、冒頭のセリフを吐いた長男に、私はこう返しておきました。
「あなたが52歳になったらパパは80過ぎのおじいさんだから、パパのズボンも履かせてね」