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2018-02-25

[]『自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影』(岡崎守恭) 09:03

かつての政治記者取材時間的には過酷だが、面白かった。が、面白さとは裏腹で、スキルとしては何も残らない。残るのは「思い出」である。そこで、ある時から筆者は割り切って、政治家の人となりを知ることに取材の重点を置いてきた…

この引用の通り、田中角栄から中曽根康弘宇野宗佑森喜朗鳩山由紀夫までの歴代総理や、金丸信田中六助、加藤紘一はたまた山中貞則といった昭和から平成自民党政治家たちの「思い出」を、元政治記者が語った本です。それぞれ味のある人物として描かれているのは、それだけ著者が彼ら取材対象者にに「食い込めていた」からでもあるのでしょう。

「それに比べて今の政治家は小粒だ」というのが著者の嘆きであるようですし、確かに私も同じような感慨を覚えざるを得ません*1。ただその一方で、記者なら味のある人物や有名政治家のそうした側面を見出したり、有権者ならそういう人物を選び、育てたりすることはできるはずです。国会サラリーマン根性*2の数合わせ議員で埋め尽くされているより、多少動物園化していても、多様な人材議論する場であった方がよいという前提に立つなら、この本を読んで「古き良き自民党ノスタルジーに浸るより、現在の政治政治家の生態に関心を持つようになることの方が読書の「効用」としては大きい気がします。

まあ私にとっては、読んで面白かったというのが一番の効用でしたけれどもね。

[][]言葉尻で一本取られる/親子の2018年1月読書「月間賞」からの長男言行録(3歳7カ月) 11:41

忘れていたわけではありません…

二度目になりま須賀、長男はこれです。カタカナもおおむね正しく読めるようになってきたので、キャラクターの名前を読み上げながら楽しそうにページをめくっています。

そんなある日、私にこう質問してきました。

長男「パパ、「おもなとうじょうじんぶつ」ってなに?」

私「お話の中の大事な人…いや、お話によく出てくる人ってことだよ」

長男「(マイナーキャラを指差して)でもさあ、この人一回も見たことなーい」

私「(ry

確かに。機関車物語における「人物」ですので、本当に「お話によく出てくる人」といえばトップハム・ハット卿ぐらいしかいないんですよね。一本取られてしまいました。

 

私は『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』(畠山理仁)に。これは文句無しです。面白いだけでなく、今の日本選挙、即ち民主主義のありようまで照らし出していると思います。

*1:いわゆる「安倍一強」とはまさにそのことを言うのでしょう

*2会社勤めの経験の有無のことを言っているのではありません、念のため