Pyinstallerの使い方まとめ

Pythonでつくったプログラムを、Windows向けに配布しなければいけなくなったので、
PyInstallerを使ってexeファイルにした。
手順を忘れそうなので、ここにメモしておく。

環境:
Windows7 64bit(会社のなので)
Python2.7.3 32bit用


手順:
1,Pythonプログラムを用意する。(今回はspam.pyというファイルをつくったとする)

2,PyInstallerをダウンロード
http://www.pyinstaller.org/
より、
PyInstaller 2.0 (zip)
というリンクをクリックしてzipファイルをダウンロードする。

3,zipファイルを解凍し、フォルダをPCの好きなところに置く。
そして、そのフォルダパスを環境変数に追加する。
(ドキュメントを読んでいたら、setup.pyを実行するとかいろいろ書いてあったけど、別に必要なかった。というか、実行したらエラーになった)

4,コマンドプロンプトを起動し、exeファイルにしたいPythonプログラムのあるフォルダまで移動する。
移動したら、以下のコマンドを実行する。
pyinstaller.py spam.py

すると、いろいろメッセージが表示される。

ざらざら読んで、問題なさそうなら次のステップへいく。

5,もうひとつコマンドを実行する。
pyinstaller.py spam.spec

またたくさんメッセージが表示される。
実行すると前にあったファイルとか消すけどいい?(y/n)とかが出てくるので、yを押して少し待つ。
すると、プログラムファイルをおいていたフォルダの中にdistという名前のフォルダができ、
さらにその下層にプログラムファイル名(この場合はspam)のフォルダができる。
この中にexeファイルと、その他必要な.dllなどなどが入っている。


■ひとつのファイルにまとめたいとき
手順4で、オプションを使う。
pyinstaller.py --onefile spam.py
こうすると、.dllなどが同梱され、ひとつのexeファイルとしてまとめられる。

ほかにもいろいろオプションがある。ドキュメントにまとめられてるので、確認する。