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四丁目でCan蛙

2015-12-25

「宮古島陸上自衛隊配備問題について」(「てぃだぬふぁ」代表)

10:52 | 「宮古島陸上自衛隊配備問題について」(「てぃだぬふぁ」代表)を含むブックマーク 「宮古島陸上自衛隊配備問題について」(「てぃだぬふぁ」代表)のブックマークコメント

PS内田樹氏のリツィートで山崎雅弘氏のツィートです。大変な時代になっています。報道ステーションの古館キャスターミヤネ屋コメンテーター青木理さんも・・・

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 5時間5時間前

TBS系「NEWS23」でアンカーを務める岸井成格(しげただ)さん(毎日新聞特別編集委員)が来年3月いっぱいで同番組を降板(日刊スポーツhttp://bit.ly/1NERjnl  安倍政権に不都合な事実や論点を視聴者に向けて提示する人間を、メディア自身が次々と排除していく。


この一年、明瞭に目に見える形で「言論の自由に対する権力側の干渉恫喝」が繰り返しなされたにもかかわらず、メディア側の抵抗と呼べるものは事実上皆無だというのは、驚くべき状況だと思う。後世の歴史家は今の日本のメディア状況に唖然とするだろう。こんな簡単に短時間に権力者に屈服したのかと。


今後も大手メディア報道番組キャスターコメンテーターとして出演し続ける人は、自分の立場についてどう思うのだろう。自分は切られなくてラッキーだと思うのか。それとも、権力者から「こいつは絶対噛みつかないから大丈夫」と舐められていると思って恥じるのか。立場を守るために口を慎むのか。

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沖縄普天間辺野古だけが問題ではないという事が…。近くの豊能(とよの)障害者労働センターの会誌「積木・つみき」が届きました。その中に、4年間センターで働いていて、2008年に宮古島へ移住したという方の記事がありました。それで知ったのですが、宮古島自衛隊配備の予定があって、反対運動が起きています。琉球新報の5月の記事(http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-242804.html)からです。

宮古島自衛隊約800人配備打診 左藤防衛副大臣、下地市長面談

(2015年5月11日)


宮古島防衛省左藤章副大臣は11日午前10時、宮古島市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、陸上自衛隊の警備部隊地対空ミサイル部隊地対艦ミサイル部隊の合計約700〜800人の部隊配備を正式に打診した。基地候補有力地として宮古島市の大福牧場と千代田カントリークラブの2カ所を挙げた。

 左藤副大臣は「国民の生命、財産、領土、領空を守らなければならない」と話し、南西諸島防衛強化に理解を求めた。下地敏彦市長は「宮古の置かれた状況を考えると、理屈としては理解できる」と配備に理解を示し、今後、議会での議論を踏まえて市としての最終判断を出す考えを示した。【琉球新報電子版】

◎石嶺さんの記事を紹介するリード部分にはこう書かれています:

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パリのテロ事件をきっかけに「テロに屈しない」という掛け声の下新たな空爆がはじまり、悲しみと憎しみの連鎖が広がっています。日本では沖縄の基地移設が問題となる中、宮古島に800人規模の陸上自衛隊配備が予定されているとのこと。「本当に大切なものは?」宮古島に住む元専従の石嶺香織さんからの発信です。

島の時間 本当に大切なものはなんですか?」   

 石嶺 香織


 青い空。目の前いっぱいに広がるサトウキビ畑。牛の鳴き声。静かな畑のすみの木陰。

 私が宮古島での暮らしで一番好きな時間は、畑でお弁当やおやつを食べる時間です。まだ子供達が小さいので私は作業を手伝えませんが、休日のお昼時子供達と一緒に畑に行き、家族みんなでお弁当を食べる。こんな時間が何にもかえがたい、大切な時間だと感じます。毎年変わらない風景の中で、今年は畑に入っても泣かなくなったねとか、キビの葉っぱをとれるようになったねと、子供達の成長を感じます。家族の歴史が刻まれていく場所でもあります。

 私は八年前に都島上布という織物を習いたくて宮古島に来ました。五年前に宮古島出身の夫と結婚し、今四歳と一歳の男の子、おなかに三人目の子がいます。沖縄本島から約290キロも離れ、不便なところかもしれませんが、私はこの自然の中で子育てをして、農業織物やいろんな仕事をしながらなんとかくらしてゆけることに、何ひとつ不足は感じていませんでした。

 そんな時に、宮古島に800人規模の陸上自衛隊配備の問題が沸き上がりました。人口五万人の島に800人の自衛隊?と驚きました。新聞で発表された計画の内容は、地対空・地対艦ミサイル、弾薬庫、射撃訓練場、着上陸訓練場、通信施設など。そして奄美大島石垣島与那国島に配備予定のミサイル部隊の指令機能を担う「指揮所」が地中化され置かれること。

 そしてもうひとつの大きな問題として、予定地の福山には宮古島の大切な水源地があります。都島はすべての水を地下水に頼る島なのです。少しでも水が汚染されれば、地下ダムの水すべてが汚染されるのです。

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五月末には、陸上自衛隊配備に反対する「止めよう『自衛隊配備』宮古郡民の会」が立ち上がり、結成式が行われました。それまで新聞を見てやきもきしていた私は、初めて反対運動の場に参加しました。きっと子育てをするお母さん達がたくさんつめかけるに違いないと思っていたら、子連れで会場に居たのは私ともう一人のお母さんだけ。それが今一緒に活動している楚南さんでした。子育て世代はきっとみんな不安に思っているはず、でも集まりはいつも夕食時だし、子どもが遊べる雰囲気でもない。そう思った私達は、子連れでも参加しやすいグループを作ろうと「てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会」を立ち上げました。「てぃだぬふぁ」とは、沖縄の方言で太陽の子という意味です。


 宮古島市議会は七月八日に陸上自衛隊の早期配備を求める陳情を採択しました。しかし意見書は不採択。意見書というのは議会防衛省などの関係機関に提出するものです。陳情は採択されたけど意見書は提出しないという、ねじれた状態になりました。これは市議会の中にも迷いがあった結果だと思います。

 賛成派の意見としては経済効果、人口や税収や交付金の増加、雇用の創出などが上げられています。他に防衛の空白地帯を埋める、災害時の迅速な対応など。でも実際は仕事の少ない宮古島建築会社が仕事が欲しいというのが大きな理由だと思います。八月末には防衛省の十六年度概算要求で、用地取得費として一〇八億円が計上されました。

 「てぃだぬふぁ」でまず最初にしたことは、市長に自衛隊配備についての「市民説明会」開催の要請を出したことです。市長は市民に対して全く説明をしていなかったので、いくつかの団体が要請を出しました。

 そして、毎週金曜日に市役所前で「ママはミサイル基地いりません」と題してアピールを始めました。プラカードを持って座ってお喋りしているだけなんですが、今まで一人で悶々としていた人達が仲間を見つけられて、楽しい場になりました。ママだけではなく老若男女、今までの運動には入りづらかったけど…という人もいました。

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 スーパーや市役所の前でシール投票もしました。自衛隊配備に「反対」「賛成」「どちらともいえない」どれかにシールを貼ってもらうというものです。七月から九月までやった結果、五二八人が投票してくれ、反対三六六人、賛成六七人、どちらともいえない九五人になりました。反対が九六%を占めました。

 そしてこの結果を市長に知らせるために市長面談を申し入れ、10月初めに市長と会い、公開質問しました。そして同時に記者会見をして市民のこの結果を知らせました。10月末に市長からの回答があり、シール投票の結果を見てどう考えるかの質問に、市長は「貴団体が行ったアンケートの結果は、それとして受け止めます。」とだけ答えました。市長は、議会制民主主義なので市議会の意思が市民の総意であり、民意は反映されているとずっと繰り返しています。そして七月から私達がずっと求めていた市民説明会開催の要請に対する答えは、「陸上自衛隊配備に関する市民説明会防衛省が行うべきであると考えていますので、説明会の開催要請については、基本的には希望者が行うべきだと考えておりますが、市への仲介依頼があれば仲介したいと思います。」という、驚くべきものでした。


 そうこうしているうちに私も妊娠七カ月に入り、怒涛の妊婦生活を過ごしました。この運動は時間との戦いで、配備計画は一八年度末に完成予定とされています。年内には予算が決定します。

 ミサイルがもし配備されたら、私はこの島に残る選択をするだろうか。ミサイルがあるから必ず攻撃されるとは限らない。でも果たして安心して夜眠れるだろうか?

 私は宮古島が好きで住んでいます。でも私達の家や畑は予定地から車で一〇分のところにあります。子供達を守るために、島を出る選択肢が頭をよぎります。

 そうやって、宮古島からひとり、またひとりと離れていくのではないでしょうか。

 大切なものは何なのか、島の人が考える時が来ていると思います。目先の利益にとらわれず、本当に守るべきものは何なのか。ささやかな生活を失って初めて気づいても遅いのです。「大切なものは何ですか?」とひとりひとりの心に問い続ける作業を、諦めないで続けていこうと思います。


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参考までに:

◎NAVERまとめ「南西諸島自衛隊配備へ【対中国】」

更新日: 2015年12月20日( http://matome.naver.jp/odai/2140088706815504401?page=2)より

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下地島空港への自衛隊機配備検討


中国航空機による沖縄県尖閣諸島周辺の領空侵犯に対処するため、防衛省沖縄県宮古島市下地島空港にF15戦闘機を常駐させる案を検討していることが分かった。政府関係者が14日、 明らかにした。

出典

尖閣宮古島下地島空港戦闘機常駐 尖閣領空侵犯で防衛省検討 : 大艦巨砲主義

下地島空港の位置

沖縄県宮古島市伊良部佐和田1739

出典:blogs.yahoo.co.jp