内田氏ツィート欄より「君が代不起立敗訴確定」とアベノミクス失政について


6月に入って庭のアナベル(西洋アジサイ)と柏葉アジサイの薄緑色の花が純白に色づいてきました。Windows10になってまだカメラで撮った写真の取り込み方が分からず、よく似た写真をお借りすることに。
ところで、サミット用に準備された資料の出どころは、財務省や外務省ではなくて、どうも官邸が勝手に準備したらしいということが民進党の玉木議員の追求で解って来たとか。玉木議員は、「クーデター」だとも。参院選をダブル選にして消費税増税を再延期するためにシナリオライターの世耕さんが考え付いたことのようですが、海外の首脳やメディアにはサスガ猿芝居と見抜かれてしまいました。
さて、なんとか目的の消費税再延期は出来たもののダブル選は、盟友の公明党や、党内の負ければ2つ負けという党内の反対で叶わず、仕掛けだけが無残に露呈。そして、何となく、ここまでやるか…と云う安倍政権の無理矢理ぶりが、批判的に受け止め始められているような気がするのですが・・・甘いかな〜。今回の増税延期、テレビを見ていると、そんなにスンナリ大賛成という「庶民」の受け止め方ではないような。多くの方が真剣に、上がらないのはいいけど、社会保障や年金、若い世代はどうなるの…と仰います。野党がシッカリ政策を打ち出せればヒョッとして…甘いかな〜

内田樹さんがリツイート


想田和弘 ‏@KazuhiroSoda · 11時間11時間前

これは画期的。→君が代不起立、都の敗訴確定=停職取り消しと賠償命令−最高裁時事ドットコム

 卒業式での君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に停職処分を受けた東京都の公立学校の元教員2人が、都に処分取り消しなどを求めた訴訟で、2人の処分を取り消し、都に計20万円を支払うよう命じた二審東京高裁判決が確定した。最高裁第3小法廷(大橋正春裁判長)が、5月31日付で都側の上告を退ける決定をした。


君が代不起立処分、裁量の範囲=「減給重すぎず」−教諭の訴え棄却・大阪地裁

 訴えていたのは、元養護学校教員の女性(66)と、元中学校教員の女性(65)。2人は2007年3月、それぞれ停職3カ月と6カ月の懲戒処分を受けた。
 二審は、不起立を繰り返した教員に対し、処分を機械的に重くする都教育委員会の運用は自らの思想信条か教職員の身分かの二者択一を迫るもので、憲法が保障する思想・良心の自由の侵害につながる」と批判。停職3カ月の処分だけを取り消した一審東京地裁判決を変更した。(2016/06/01-17:45)

◎ちょうど一年ほど前に取り上げた記事です:「3大紙が取り上げない『 君が代不起立逆転勝訴−東京高裁』」http://d.hatena.ne.jp/cangael/20150607/1433644962
内田樹氏のツィート欄に小沢事務所の安倍政権批判のツィートが引用されています。解りやすい批判なのでコピーです:


内田樹さんがリツイート


小沢一郎(事務所) ‏@ozawa_jimusho ·6月1日


年金積立金運用実績公表日が参院選後の7/29日まで先送りされたことについて当事者であるGPIF運用委員会で複数の委員が「公表が遅い」と指摘していたことが議事録から明らかになったとのこと国民が一刻も早く知るべき重大事を平然と隠す。強い怒りを覚える。考えられない最悪の政権である。


安倍総理がひたすらGPIFによる年金積立金の巨額運用損失を隠ぺいしたいようなので、しつこく言及せざるを得ないが総理の予言する世界経済危機で株価が暴落したら、既に5割もそこにつぎ込んでいる国民の大切な年金はどうなってしまうのか。なぜ、会見でこの重大事に触れないのか。あまりに悪質



小沢一郎(事務所) ‏@ozawa_jimusho ·


アベノミクスのエンジンをどんどんふかします!→日銀ジャブジャブで物価上昇2%に血眼→実質賃金低下→エンゲル係数が3割近くになり食費が家計を更に圧迫→個人消費の更なる低迷→実質GDPマイナス→うーん、もっともっとふかします→→→つまり、アベノミクスとは一億総窮乏化作戦に他ならない。



小沢一郎(事務所) ‏@ozawa_jimusho ·

お約束とは異なる「新しい判断」。今や流行語大賞の有力候補らしい。「撤退」を「転戦」と言った大本営陸海軍部発表を彷彿とさせる。この現代で次から次に前時代的事象が観察・観測されるようになった。ある意味で恐ろしいことである民主主義や国民主権は簡単に破壊され得るもの。最近痛切に感じる



小沢一郎(事務所) ‏@ozawa_jimusho ·

前TPP大臣の事件については、安倍政権のことなので大方の予想はついていたが、まさか検察が、一切合財を不問に付すとまでは思わなかったそこは、やはり大切な「お友達」を全力で守りたかったのだろう。実に総理らしい。つまり、そういう「心情」で政治をやっている。そして、これは恐ろしいこと。


もはや自分達は何をやっても許される絶対権力だと思っているのだろう。完全な権力の驕りである。これで政権に近い存在は不法行為を見逃されるどころか、今後は堂々とさまざまな権益に浴すことができることになるそして、その分国民は計り知れない不利益を被ることになる一体全体いつの時代なのか


・こういう先進民主主義国として恥ずかしい異常な政権が続くことは、この国の司法全体に対する国民の信頼を根本から腐らせることになり、この国と国民にとって害悪この上ないつまり、安倍政権が一刻も早く打ち倒されるべき前時代的政権であることが、今回のことでむしろ証明されたものと理解している。