ツマグロヒョウモンと「見誤った『パリ協定批准』・新潟知事選・与党に焦り」

ツボミの時期が長いフジバカマ。糸くずのような花が咲き始めました➡
やっと秋らしい涼しい日が…と思うと一気に冷え込みがきつくなってきました。
我が家の衣替え、お彼岸の中日を過ぎても夏日が続く今年は、やっと先週、布類を入れ替えました。そして、やっとマット類も赤系統に。
ニュースで小学校の運動会が秋ではなくて春に行われるところが増えたとか。どうして?と思って聞いていると、秋はまだまだ暑く熱中症のおそれがあるのでという。なるほど、夏の期間が延びているわけですね。

南隣りの建設中の住宅の足場が土曜日に取り払われました。これで外壁と屋根工事が終わって、あと12月ごろまで内装工事のようです。南がしばらく空き地だったせいで、利休梅の枝が垣根を超えて南側にせり出しています。11月ごろ、植木の散髪の時に、切ってもらわないと。


ところで、今年は、アサギマダラを呼び寄せるフジバカマの花が少なくなりました。
やっと数えるほどの花が咲いている状態。
その代り薄紫のシオンが花盛り。
その花の上に、ツマグロヒョウモンがやってきて、盛んに蜜を吸っています。
やってきたのはツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)のメス。オスの羽の褄は黒くありません。
カメラを気にしないでくれたのに、良い写真が少ないのはカメラの所為にしておきます。
◎10日の日経新聞の2面を写真に撮りました。社説の横の大きな扱いの記事は、パリ協定の批准に日本が出遅れたことを批判する記事です。
リード部分を書き移してみます:

 2020年以降の温暖化対策を定めた「パリ協定」で、日本は11月4日の発効までに批准できない見通しになった。


米国や中国、欧州連合EU)など主要国のスピード批准の流れを「完全に見誤った」(首相周辺)ためだ。


官邸主導が続く中、政権中枢の関心が薄い課題に思わぬ盲点が生まれた形だ。

◎「関心が薄い」というのはつまり「軽視」ですね。記事の最後は「『臨時国会でTPPを成立させる』との強いこだわりで視野狭窄になった面もある」と結んでいます。やりたいことは前のめり、大事なことでもやりたくないことは・・・ということですね。連休明けの昨日11日、政府は「パリ協定」の批准承認案を閣議決定し、国会へ。「協定発効の11月4日までに国会での批准は難しい情勢で、11月7日〜18日にモロッコマラケシュで開く第22回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP22)に間に合うかが今後の焦点。期間中に並行して温暖化対策の具体化について話し合う第1回締約国会議(CMA1)が開催される見通しで、同会議での発言権を得るには、今月19日までに批准したことを国連に報告する必要があるが、国会では参院で先行審議する見通しだが、間に合わないとみられ、日本抜きで議論が進む恐れが出ている(日経11日夕刊)」。
昨日のニュースでは担当大臣も間に合わせると躍起でしたが、日経新聞の見通しは厳しいですね。
◎この記事の隣の見出しが「新潟知事選 与党に焦り」です。
小見出しは「応援に幹部続々」「原発が争点化」「国政に影響も」となっています。

共同通信社が7〜9日に行った電話による世論調査の結果を加味して情勢を探った」ところ、「自民公明推薦の前長岡市長森民夫氏(67)と共産、生活、社民推薦の医師米山隆一氏(49)が激しく競り合う展開」で、以下書き移します:

 森氏は自民党支持層の6割半ばを固めた。公明党の支持層が一部米山氏に流れ、浸透できていない。米山氏は共産党支持層の8割を固めたほか、告示直前まで所属した民進党は自主投票の方針ながら、支持層から6割半ばの支持を得ている。
 主要な争点となっている東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の賛否について「どちらかと言えば」を含め「反対」と答えたのは60.9%で、「賛成」は「どちらかといえば」を含め24.2%だった。