『こども110番』と『モリカケ問題も日大アメフト部も日本軍そっくり』


水曜日の昨日は、午前中、父のブランチを用意して、あとは夫に任せてヨーガに。午後は1時半ごろ、リハビリデイの迎えの車に乗りこむ父を見送りました。2時半ごろ、先生に引率された子供たちがやってきます。”こども110番”に登録していますので今年も集団登校の子供たちとの顔合わせ。新一年生の紹介もありますがメインは『危険な場面に遭遇した時の対応の練習』です。小雨の中、チャイムが鳴って外に出てみると傘を差した子供たちが15,6人も。高学年の女の子のご挨拶を受けて、全員と顔合わせ。先生に促されて新一年生が組と名前を言ってくれます。「い組、ろ組」と言っていたので、今年は2組できたのだと分かりました。一組という年もありました。此のあたりは住宅の若返りが少し進んでいて、自治会の班でも隣の両親が最高齢カップル、向かいの角にもうお一人大正生まれの方がおられますが、あとは昭和、それも戦後生まれの世代に代わっています。もう少し南や東は、もっと若返って小学校の子供たちがいます。嬉しいことです。

◎さて、昨日の夕刊の一面や今朝の見出しを見ると日本の政治が大変なことになっているのが分かります。一年以上かかってやっとここまで。ここで野党も国民も頑張って、こんなウソの政治を終わりにしないと。自民党の議員や支持者の皆さんも、昨日の宮川泰介さんの勇気に見習ってほしいと思います。

●日大のアメフト対応が安倍政権と重なって見えます。どちらも世間の常識的な判断からは『ウソとごまかし』としか思えないことを平然と発表。最初に嘘をついたら引き返せず、周りに忖度を強要してウソを感染させていく。

想田和弘
@KazuhiroSoda 5月23日
安倍政権の言い逃れや責任転嫁の仕方を真似る人間は、大人も子供も、これから急増すると思いますよ。そのことが日本社会に与えるダメージは計り知れないと思います。



想田和弘さんがリツイート

◆宍戸 開
@quai44 5月23日
日大の言い訳と安倍政権の言い逃れ・責任転嫁に共通するもの。これからの日本を確実にダメにする!



◆Yasuhito Shibuya
@yshibuyatokyo 

それがいちばん怖ろしいことだと思います。嘘をつくことになんのためらいも良心の呵責もない。それがこの国のいちばんの危機です。

●「反戦な家づくり」さんは、もう少し突っ込んで考えます。タイトルは、『モリカケ問題も日大アメフト部も 日本軍そっくり』です。なるほど、責任追及については、宮川選手も口を濁しました。(引用元は5月23日のブログhttp://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1718.html

あの会見をみて、もう一つ思ったのは、モリカケも日大アメフトも、結局は日本軍だな ということ。


究極の忖度は何かと言えば、特攻隊だ。
絶対に「行かない」とは言えない状態に追い込んでおいて、形だけは志願したようにする。
まるで自分の意思のようにみせかけて、飛行機や潜水艇を使った自爆テロをやらせた。


そして、行かせた上官はのうのうと生き残り、戦後は自衛隊の幹部になったり国会議員になったりして平穏な老後を送った。
731部隊の石井四郎ら幹部のように、人体実験のデータを米軍に売って命乞いをした。
満州侵略の実権を握っていた岸信介は、なんと総理大臣にまでなってしまった。


上に立つものは決して責任をとらない。
部下には圧力を加えて殺人でも自爆テロでも人体実験でもやらせておいて、幹部は絶対に責任をとらない。
日本軍の伝統は、そのまま戦後に温存され、戦後民主主義という立派な建物の腐った土台となった。
その象徴が まさに象徴天皇になった天皇制の温存だった。



戦後の日本というのは、ある意味あの日大選手のような気持ちの人間たちによって復興された。
殺人タックルどころか、本当に殺人してきたのだから、もっと激しい思いが胸に沈んでいたはずだ


ただ、あの選手のように反省を込めて殺人経験を語ることはせず、同期のサクラを謳ったり、モーレツサラリーマンになったり、戦後民主主義を信奉したり、戦争(被害)体験を語り継いだりして、誤魔化しながら70数年が過ぎ、ほとんどの人は墓場に持って行ってしまった。


決して口に出せない、責任を問うと自らも傷つく、そんな反戦感情を逆手にとって、米国は戦後日本を、反省なき平和国家に作り上げた。
反省することのできない民は、いつまでも敗戦を引きずり、戦後処理も独立もできず、米国の「不沈空母」と「ATM」の役割を担い続けてきた


日本の戦後は、「反省なき」平和と民主主義で彩られ、「責任を問う」ことはタブーとされてきた。
だから、昨日の会見でも、あの選手も弁護士も「監督の責任」については、決して語らなかった
それを言うと、この社会は「問うた側」を叩くからだ



連綿と続くこの日本軍の腐った伝統を断ち切らない限り、日本は政治もスポーツも会社も教育も、まともなものにはならない。逆に、この腐った土台だけでも作り替えられれば、失敗しながら少しずつでも、まともな国に近づいていけると思うのだ


日大選手の会見は、その意味でも画期的だったと思う。
破れかぶれではなく、しっかりリスク管理もしていたことも含めて、私たちは学ぶべきだ。
 

●公的記録は誰のためのものか。公的記録を隠したり書き換えたりするのは、いったい誰のための行為なのか。真の公僕なら罪の意識に苛まれるはず。「あったことを無かったことに」は誰のため?

山崎 雅弘 @mas__yamazaki
2017-12-29 18:07:41

・「森友も加計も、違法だという証拠がないのに騒ぐメディアがおかしい」という論理で安倍首相を擁護する意見を見るが、諸々の公的記録や関係者の記憶が全てきっちりと保存・開示されている状態での「証拠がない」と、それらの核心部分が全て削除・消去された状況での「証拠がない」では意味が全然違う。


・安倍首相の支持勢力は、この二つの違いをわざと混同して、後者の「核心部分が全て削除・消去された状況での証拠がない」は無罪の証明にはならないという事実をごまかしている。南京虐殺でも、虐殺が行われたと兵士の日記に書かれている日の戦闘詳報「だけ」破り取られた事例がある。根は同じ。



・億単位の国有資産の払い下げや、億単位の国費による助成などに関する公的記録は、役所のためではなく、税金を支払う(「納める」ではない)国民のために保存されなくてはならない役所が勝手に決めたルールで廃棄して「ルールに従って廃棄しました」と居直る国家公務員は、国民を公然と裏切っている。


・「魚は頭から腐る」とはよく言ったもので、政府の「頭」である首相が、権力私物化の腐敗に居直り、国民をバカにした行動を重ねても全然地位を失わないので、本来は国民全体の奉仕者であるはずの国家公務員たちも、それなら自分たちも、と国民をバカにした行動を堂々と取り始めている国が腐っている。 pic.twitter.com/5QZFHeqx29

<子供たちを迎えた花々。コンテナのパンジーヴィオラ、葉ボタンを植え替えました。これからまた半年楽しませてくれます。病院の近くのコーナンの苗売り場で懐かしい花を見つけました。デュランタタカラヅカという名前だったはず(一番下の右側)>