Canio+’s Works

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2009-10-03 【Making/Gallery】1/32 ショイ・シュレッパー 〜後編〜

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塗装

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塗装はそれ程、特別なことはしてません。 Mr.カラーのダークイエローを吹き、明度を上げたものでハイライトをいれます。 油絵の具でフィルタリング、墨入れを行なってからエナメルバフでドライブラシをかけ、チッピングを書き込み。 さらに油彩白でこすれを表現と一部ドライブラシ。 鉛筆の粉と固形水彩絵の具の銀の粉で金属表現を入れ、数種のパステルで泥表現をして完成です。 まぁいつもと同じレシピです。 明度を高めに保ち、基地の車両なのであまり汚しすぎないようにしました。

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メーターは飛行機雑誌の操縦席の写真から同じ大きさでそれらしいメーターを探して切り抜いて貼り、その上から透明マニキュアを被せてレンズ表現をしました。描き込みだとどうしても雰囲気が出ないですからね。 それらしく見えますね。

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フィギュア

フィギュアもスクラッチします。

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・骨格

足をトラクターに完全フィットさせるのが容易になるようにプラ丸棒によって作ります。 ポーズを作るとき関節以外が曲がるのを防ぎ、ポーズが決まったときに間接部を瞬着で固めて肉盛り作業中のポーズ変形を抑えるためと、削りの際に軸のセンターを知るガイドの役目をさせるためです。 針金けだと削っているうちに線がセンターを外れてポーズが微妙に変わったり、長さが変わったりするからです。

・ヘッド

人の頭は一気に作るにはちょっと形が複雑です。 ディテールにはまると全体の形を見失うことが多いし、作っているうちに頭の形がゆがんでいくので、まずガイコツ状に作っておいて一度固めておき、細部をじっくり作るためです。 苦手な顎のラインもガイコツをイメージしたほうが作りやすいです。 最初の状態だとなんだかC-3PO風ですね(笑)

・エポパテで肉盛り

服を着ても体の線がでるところにだけ気をつかって、全体は少し細めにしておきます。笑顔のフィギュアは少ないとどっかで読んだので、今回は折角だから笑ってもらいました。

・服の造形

エポパテを少しずつ盛り削りしてテロテロ生地の作業つなぎの質感を皺の感じで表現するんですが、この作業はキリがありません。 皺は自分で仕事用の作業着を着てポーズをとり、リモコンで写真を撮ったものを参考にしてます。 カッコイイ皺、見栄えのする皺っていうのがあって面白いですねぇ。 ちなみにモデルは空軍の作業つなぎを着た整備兵なのですが、つなぎ、略帽とも陸軍型とは微妙に形状が異なります。 作業しつつ何度もトラクターに乗せてトラクターへの据わりを確認しますが、その度に何度もトラクターを壊しそうになりました(^^;  表面の凹凸を滑らかにするためと、エポパテでは表現しきれない微妙な凹凸をつけるため、溶きパテで表面を仕上げ、1000〜2000番台のサンドペーパーで整える。 という感じで完成です。

完成

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隣におねえさんを乗せてご機嫌の整備員の図です。 このお兄さんの笑顔のわけは実はこれだったのですねぇ。

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 このおねえさんは以前にフルスクラッチした女子補助員からの改造です。

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1/32の飛行機模型と並べて楽しめる車両ができました。

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「飛行機と車両」というのは好きなテーマなので今後も作っていきたいですね。しかし1/32と1/35という微妙に違うスケールのために苦労させられますねぇ(^^;

完成2006年5月

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