六本木サテンドール 〜碧さんライブ〜

もう一ヶ月ほど前のことになってしまったが、、
ようやくアップできた。
遅くなってすみません。。

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3月の終わりに、僕にとってとても特別なジャズライブを聴きに行くことができた。
大学時代のサークルの先輩(小倉碧[おぐらみどり]さん)が、ジャズ・ヴォーカリストとして、老舗ジャズバーのサテンドールでライブをやるというのだ。

(※サテンドールについては、前にレポートしているので、→こちらを参照


仕事をいつもより早めに切り上げて、20時頃にサテンドールへ。
エレベーターが4階に着くと、もう扉越しに生演奏のサウンドとすでにボルテージの上がった観客の声が聞こえてきた。
扉が開くと、ジャズバーの世界が目の前に広がる。


着席した時にちょうどファーストステージが終わり、セカンドステージまで一緒に来た同じサークルの友達としばし歓談。
ドリンクはモヒート。食事にピザ、サラダ、蝦夷鹿のカルパッチョなどを頼む。

そうこうしているうちに、いよいよセカンドステージが始まった。
今回は碧さんを含む、3人女性ヴォーカルのユニット「ガールトーク」による歌がメインだ。


ガールトーク(左から小島伸子さん、秋元直子さん、小倉碧さん)
インストはPf安井さちこさん、Bs金子健さん、Ds宇山満隆さん


大学時代の先輩がジャズバーのステージに立っているということ自体がなんだかすごく嬉しい。
それはジャズという音楽がなかったら、もしかしたら二度と会わなかったかも知れない人と再開できた嬉しさでもある。



碧さんソロ


奏でる方も聴く方も楽しい、だから人が集まり、そこに出会いや再開がある――音楽が持っているそんな力を再確認できた。


ガールトークの3人はとても仲良しな雰囲気で、ホントに息がピッタリ。
背格好も似ていて、声の音域も割と近い感じ。でも、それぞれに個性があってその歌声が重なり合うと、素敵なハーモニーが生まれる。
セカンドステージの最後の曲は「五つの銅貨」という映画で使われていた曲で、3人のヴォーカルがそれぞれ別なメロディと歌詞の歌を重ねて歌うという斬新な曲だ。メロディーは異なるんだけどコード進行が一緒なので、それぞれに歌って要所でばっちり合う!ということなんだそう。。オススメです!
まさに会うべくして会った3人なのかも知れない。



演奏終了後にみんなで撮影☆


ちなみに碧さんは作曲活動もされているらしい・・・
月に何曲も歌詞とメロディーを作曲し、良いものを選んで残す、その繰り返しなんだそうだ。
何であれ、創作活動というのは人間が最も夢中になれる瞬間だと思う。
大変な作業だとは思うけど、がんばって欲しいです!
そのうちCDが発売されるのを心待ちにしております♪


また、碧さんもブログでライブや日々の出来事など綴ってます。
可愛らしいブログなのでぜひ見てね。

碧さんのブログ:http://swingwings.exblog.jp/

それから、ガールトークの小島伸子さん↓
http://www10.ocn.ne.jp/~ufuf/
秋元直子さん↓
http://akimotonaoko.com/
も忘れずに!

南青山Body&Soul

土曜日に久しぶりにジャズバーの世界に浸ってこれて、満足。
今回は南青山にあるBody&Soulのライブレポート。
試みのひとつとして、「随想風」(?)に書いてみた。

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表参道の駅を出て、六本木通りの方へ続く路地を入る。
途中、Blue Note Tokyoの入り口を通り過ぎて、骨董通りを横切り、さらに何の変哲もない住宅街へと歩を進める。
そこに突如現れる、地下のネオンの灯り。
Body&Soul」だ。


今回で三回目となった「ジャズバーの会」の誘いに乗ってくれたMFPの友人と、大学時代の友人、総勢7名で入る。
時刻は19時過ぎと早かったが、お店はすでに半分以上席が埋まっていた。
一番右奥のソファ席へ。

しばらく、ワインを飲んで歓談していると、スーッと店内の照明が暗くなった。
ライブの始まりだ。


この日のアーティストはチャリート(vo)、大石学(pf)、グレッグ.リー(b) 、加納樹麻(ds)。

初めて聴く方々だったが、事前に視聴などしていたので、期待はしていた。
実際に演奏が始まり、奏でられるjazzyな音楽に聴き入っていると、期待を遥かに上回る、すばらしい演奏。
曲を重ねるごとに体がリズムに合わせて動き出す。

曲と曲の合間には、チャリートさんが、英語と日本語で軽快なトークを繰り広げる。
ラテン的な明るい調子で、観客に問いかけたり、おどけてみせたり、場を盛り上げてくれる。


あっという間の2ステージが終わると、拍手が鳴り止まずにアンコールでもう一曲歌ってくれた。

何度でも聴きに来たいし、誰にでも自信を持ってオススメできるミュージシャンたちだ。


ところで、Body&Soulはオーナーの関京子さんが、1974年にオープンした老舗ジャズバーだ。
(詳しくはお店のHPで紹介されている→http://www.bodyandsoul.co.jp/history/index.html
HPの情報が充実しているので、ぜひ見てほしい。)

店内は、「これぞジャズバー」という雰囲気。
ロケーションといい、落ち着いたインテリアや照明の配置・色味といい、さらに客席と全く隔たりのないピアノ、ドラム、マイク・・・
それらが渾然一体となって調和しており、個人的にはまさに「パーフェクト」なジャズバーという印象。

ステージ裏に飾られたアート(なんて呼んだらいいのだろう?)が絶妙な場の空気を作り出している。


出てくる料理もみな美味しいものばかり。
ジャズバーでこれだけ美味しいものが食べれて、お酒を飲める・・・それはそれは至福の時だ。


オーナーの関京子さんはジャズ界では有名人。
帰りにほんの少しだけしかお話できなかったが、それでも人懐っこくて話しやすいお人柄だとすぐに分かった。

「また来たい」

素直にそう思えるジャズバーと出会えて、僕の宝物がまたひとつ増えた。

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Body&Soul

難易度★★★☆
明るさ★★(ライブが始まるとトーンダウン)
安さ★★☆
美味しさ★★★★☆
(★・・・1点、☆・・・0.5点で、満点は5点)
(※「難易度」とは、そのお店が初めてな人にとっての「入り難さ」や、場所の「わかりにくさ」を表します)

住所:東京都港区南青山6-13-9
TEL:03-5466-3348
HP:http://www.bodyandsoul.co.jp/
ライブ:日曜以外毎日(日曜はclosed)
開店:19:00
開演:1st ステージ 20:30〜 2ndステージ 22:20〜
閉店:24:30

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P.S.

Body&Soul

とても素敵なひと時を過ごすことができました。
また遊びに行きます♪


>「第三回ジャズバーの会」へ参加してくれた皆様

「ジャズバーは初めて」っていう人が多かったですが、、いかがでしたでしょうか?
ライブもすごくよくってラッキーでしたねぇ(^^)
またぜひ一緒に行きましょう。

明けましてオメデトウございます☆

皆様、新年あけましておめでとうございます。


2010年は個人的には「仕事の年」となりそうな予感がしておりますが、、
そんな時期だからこそ、合間にジャズバーでのひと時を入れていかねば・・・
と思うこの頃です。


過去の記事を自分で読み返してみると、
「長いな〜・・・」と思うものが多いので・・・(-o-;)
今年は自分の時間も限られていることだし、
ジャズバーの印象を一番伝えられる言葉だけ残して、
「短い、楽しい、分かりやすい」ブログにしていきたいと思います♪


とは言いつつも、、、どうやってやったらいいか全然ワカランので、
それを今年の目標にして頑張ってまいります。

今年もよろしくお願いしますm(_ _)m


   Cantaloupe Island 管理人

転職しました。

いつもブログを読んでいただいている皆様へ

お久しぶりです。
早く更新しなきゃ、しなきゃ・・・と思いつつ、ついに2ヶ月が経過してしまいました。

ホントはこういう使い方は余り良くないと思ってはいたのですが、、ちょっと忙しいので、今回は管理人の個人的な連絡のため、ブログを使います。

紆余曲折を経まして、先日から、環境系ベンチャー企業にて働き始めました。
多忙&エキサイティングな会社で、趣味との両立はかなり危ぶまれておりますが、、しかし、、、当ブログは永遠に不滅です。w
てか、まぁ趣味が多すぎるだけなんじゃないかというウワサもありますが・・・

本当は転職活動中に応援してくれていた皆様にメールしてTELして、今度いつ飲む〜?みたいな話をするところですが、なかなかそうもいかないので、取り急ぎこのブログで連絡をしてみました(^^;)

なので、読んでくれた人は、ぜひこちらcantaloupe_island_blog@yahoo.co.jpあるいは僕のケータイまでメールとかくれると嬉しいです☆ (もちろんここのコメントでも歓迎です)

ということで、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

横浜ジャズプロ(2009)〜無料ライブスポット巡り〜

先週、以前から告知していた横浜ジャズプロムナードに今年も行ってきた。
が、最近お財布事情が厳しいので・・・
今回はチケット(バッジ)を購入せずに、横浜の街を散歩しながら、無料の街角ライブを順番に回ってみた。


当ブログは、バーやイベントでのジャズライブに「興味はあっても中々敷居が高くて入り込めない・・」という方々に対して、少しでもその世界に入り込みやすいように情報提供するのが目的だ。
だから、いきなり5000円もするチケットを買って広い横浜を計画的に回るのはちょっとしんどい・・という方でも無料ライブなら「失敗」ということはないし、ジャズライブの雰囲気や楽しさを垣間見るには悪くないと思う。
だから、今回は「無料スポット巡り」ということで、去年のレポートとはまた違った側面からジャズプロの魅力を紹介したい。


この日は、お昼過ぎに桜木町からスタートして、横浜の街を散歩しながら、5つくらい無料ライブスポットを巡ってきた。
数えると全部で14箇所で無料ライブをやっているので、昼から暗くなるまで回っても全体の3分の1しか見られなかったということになる。。
ホントに広い街で大きなイベントがやっているんだなぁと改めて感心。


※参考までに・・・ジャズプロマップはこちらからダウンロードできる↓
http://www.jazzpro.jp/home/jazz_info/jazz_map.html


さて、まずは定番のドックヤードガーデンへ直行!


ドックヤードガーデン。「日産B&S JAZZオーケストラ」が演奏中。


さすがにここはスゴイ人だかりだ。
ひたすら年配の方が多いのが若干気にはなるが。。
もっと若い人にもたくさん来て欲しいと思う。


ドックヤードガーデンの隣にある、その名も「DOG GARDEN CAFE」。
(DOGとDOCKをかけているわけですね・・・はい。)
ジャズプロの日にここのテラス席を陣取るのは超オススメ!


目の前のドックヤードガーデンから聞こえてくる生演奏を聴きながら、食事&コーヒー♪=至福の時。


パスタを食べてお腹も満たされたところで、移動。
今度はクイーンズスクエアにある街角ライブスポットへ。


コスモワールドを背景に、クイーンズパークで野外ライブ。
演奏しているのは「Swing Medical Jazz Orchestra」というバンド。

左側には観覧車も見える。
ここは2曲ほど聴いてすぐに建物の中へ移動。



こちらが屋内のクイーンズサークル
「富士学苑高校ジャズバンド部」ということで、演奏しているのは高校生だ。


ここも広々とした空間の贅沢な場所だなぁ。
それにしてもスゴイ人!きっと出演者の親御さん達や買い物途中の観客が詰め掛けているのだろう。


クイーンズスクエアを抜けたところで、飛行船を発見!パシャリ。


次はワールドポーターズというショッピングモールの隣にある公園のようになっているスペースでの野外ライブ。

「Red Brass Jazz Orchestra」というバンド。


手馴れた感じで軽くトークも入り、なかなか楽しかった。


ところで、本来ならこの後、大さん橋へ行き、下の大さん橋ホールからわずかに流れてくる音楽を聴きながら、芝生でゆっくりする予定だったのだが・・・、パンフを見ると、アレ?、大さん橋でライブがやってない!?
ガーーーン・・・大さん橋ホールではやらなくなっちゃったのかな・・・(泣)
ということで今回は大さん橋はキャンセルして、無料ライブを引き続き回ることにした。

最後に回ったのは、ワールドポーターズからだいぶ歩いたところにある、「日本大通り」での路上ライブだ。
ここも毎年無料ライブがやっているスポットだが、面白いステージになっている。
なんと、バンドと観客が車道を挟んで向かい合っているのである。(笑)


バンドと観客の間をクルマが走り抜ける、斬新なステージ。


「THE包丁MEN」というファンキーなバンド。
個人的にビッグバンドより少数編成のバンドが好きなので、ここでの演奏が今日一番楽しめたかも。

最後だけ、臨場感が伝わるかなと思って動画も撮ってみた↓(15秒毎しかアップできない・・)
(1)

(2)

(3)


無料スポットはなぜかビッグバンド(いわゆるスウィングジャズ)が多い。
ビッグバンドは無料ライブの「定番」と言ったところだ。なぜだろう?
やはり大勢の聴衆に向けて野外で演奏するため、それなりの音量が出せるというメリットがあるのだろう。
また、より多くのアマチュアジャズ奏者に演奏機会を提供するという意味でも人数の多いビッグバンドを優先するということなのだろうか。


さて、無料ライブの時間が終わってしまった後は、中華街で中華まんを食べつつ、山下公園でやってた国際イベントの屋台で軽くワインを飲み、石川町駅近くのバー(Bar&Restaurant MARINEというところ=お酒がすごい美味しかった)で一杯飲んで、早々に帰途についた。

「無料ライブスポット巡り」をしてみての感想は、消極的な楽しみ方かもしれないけど、「損はしてない」という気持ちの余裕を持って楽しめることだろうか。有料ライブを計画的にがんばって回っている時と比べると、心身ともに余り疲れない感じがした。
この時期各地で無料・有料のジャズライブがやっているが、お金を使わずに街を散歩する無料ライブ巡りも、安上がりで楽しい休日の過ごし方だ。

もうすぐ・・・『横濱JAZZプロムナード2009☆』10/10、11(土日)

今年もやって来ました、この季節♪
秋は全国各地でジャズフェスティバルが行われる、ジャズファンにとっては楽しみな季節だ。

その中で、なんと言っても外せないのが『横濱ジャズプロムナード』で、横浜の街がジャズ一色に染まる、なんとも贅沢なイベントである。

横濱JAZZプロムナード10月10日(土)、11日(日)

 ホームページ:http://www.jazzpro.jp/home/index.html


当ブログを長くご覧いただいている方は覚えていらっしゃるだろうか・・・
去年も『ジャズプロ』に参加した僕は、その日のレポートと「ジャズプロ攻略法」なる記事をブログで紹介した。それがこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/cantaloupe_island/20081012/1223759127

※ちなみに去年も予告記事を書いていた↓・・・(^^;)
http://d.hatena.ne.jp/cantaloupe_island/20080922/1222093630


少々長いが、興味ある方はぜひ軽く読んでいただいて、「こんなイベントがあるんだ〜」って思ってもらえれば嬉しい。

初めて行くとなかなか勝手が分からず、上手くライブを回れないこともあるが、ぜひここは挑戦してほしいところだ。


ところで、横濱ジャズプロムナードのHPを見ていたら、ジャズプロのプロモーションビデオを発見!
このページ⇒http://www.jazzpro.jp/home/about.htmlの一番下をクリック。
そうすると、メディアプレーヤーが起動して映像と音楽が流れる(約6分間)

うん、途中、企業の自社紹介プレゼンテーション見たいな箇所があるけど(笑)、なかなかいいPV作ってるね。


ということで、、
皆様、ぜひ一度『横濱ジャズプロムナード』に足を運んでみては?

All of Me Club

先々週の土曜日(8/1)に六本木のジャズバー『All of Me Club』へお邪魔した。
(もう一週間以上経ってしまった・・・最近何かと忙しく・・と、あいまいな言い訳 (-o-;))



All of Me Clubは六本木交差点から外苑東通りをミッドタウンの方に歩いて5分ほどのところにある。
一階にファミリーマートと韓国料理屋があり、お店はその二階だ。奥のエレベーターで二階に上がる。



お店の看板
ライブスケジュールなどが出ており、この看板を探せば迷うことはないだろう。


この日は前出のMFPというコミュニティで知り合ったメンバーで2回目の『ジャズバーの会』ということで僕が企画し、ライブを聴きに来た。

この日のアーティストはUNO(ウノ)さん。
ギタリストの大平重成さんとピアニストの大平里美さんの夫婦で『New Spanish Sound』というスパニッシュ音楽をアレンジした独自の楽曲世界を創り出しているバンドである。
UNOさんホームページはコチラ⇒http://uno1.net/


お店に入ってしばらくは僕ら以外のお客さんが余りいらっしゃらなくて、最初は「アレ?」と思ったが、ライブが始まる頃から徐々に増えてきて、そのうち満席に近いくらいになった。さすが夜の街、六本木だ。

しばらく皆で飲み食いしながら歓談していたが、20時をまわりライブが始まった。

ちなみにUNOさんの音楽はこちらのアマゾンのページから視聴できる↓

月は光りぬ

月は光りぬ

この日All of Me Clubに行くことを決めたのも、UNOさんの曲を事前に聴いてみて「いいな」と思ったからだ。
8個のレビューで全て満点というのも珍しい(@o@)


実際に聴いていると、エフェクターなど上手く使って、創造的な音楽を創り出しているので、スタンダードのジャズを聴くよりとても新鮮だ。
夫婦だけに息がピッタリ。
旦那様のギターはエレキとアコースティック(クラシックギター)を高いレベルで使い分け、とにかく上手い!!
奥様の方もピアノとキーボード(エレクトーン?)を同時に演奏して、これまた高度な技術だ。

お二人の演奏を聴いていて、ベースとドラムを使わずピアノとギターだけであれだけの広がりのある音を創り出せるものなんだなぁと感心もした。
メジャーな楽器であるピアノとギターがいかに広い可能性を秘めた楽器かが分かる。
UNOさんは多くの作曲活動もされていて、オリジナル曲は心に染み渡るようなメロディーと曲調が多いのが特徴だ。


それから、写真を見ると分かるのだが、旦那さんの大平重成さんはロックな感じでとてもカッコいい。
自分がこれから歳をとっていっても、大平さんのようにカッコよくありたいな〜と憧れのような目で見ていた。

オシャレなイタリア人のような、ダンディな旦那さん
と・・・

可愛い奥様(ちょっと遠目から・・・w)

ライブで演奏してくれたのは、もちろんスパニッシュもあれば、ポップスもあり、ジャズもあり、そしてお客さんからリクエストを何曲も募って、予定にない曲もその場で演奏してくれた。
何と言ってもその幅の広さには圧倒されてしまった。

『ラ・カンパネラ』、ボサノバの『イパネマの娘』、ポップスから『ワンダフル・トゥナイト』(こちらはボーカルも!)、『ホテル・カリフォルニア』などなど、そして偶然にも前回聴きに行った(コチラを参照)『ルパン三世』(!)も即興アレンジでやってくれた。

曲と曲の間にはトークがあって色んな話をして下さり、それも楽しめた。
奥様の方は超天然(というより「天然記念物」?・・・すみません。冗談ですw)で面白すぎで、キャラクターがホントに可愛らしくて、見ているだけで微笑ましい感じだった。
旦那さんの方もそれをよくわかっていて、うまいツッコミが入り、笑わせてくれる。

また、休憩時間に何度か席にきていただいてお話することも出来たので良かった。
これこそバーでの生演奏だから出来る醍醐味だ。


さて、All of Me Clubの店内の様子について書いておこう。
全体的な印象は正統派のバーという雰囲気。



(店内が暗くて上手く写真が撮れなかったので、上の写真を後で店長さんにお願いしてメールで送っていただいた)


こちらは自分で撮った写真(これだけはかろうじて見えるかな・・)

ステージ周りのライトも最小限に少なくして、バーの雰囲気を損なわない感じにしてあり、また壁には数は少ないが絵やレコードなどが飾ってあって、やはり落ち着いたムードに仕上がっている。

それから、なんと言っても客としてあると嬉しいモノと言ったら、ピアノと一体になったテーブルだ。

昔、新宿のDanceというジャズバーで座ったことがあるのだが、ピアノの振動が直に伝わってきて、ライブが一層楽しめる。

場所は表通り(外苑東通り)に面して比較的分かりやすいが、やはりバー特有の隠れ家的雰囲気も持っており、いきなりふらっと入るには少しハードルが高いかもしれない。

それから、チャージは比較的安く(アーティストによって異なる)、気軽に行けるので嬉しい。
なおライブはほぼ毎日やっており(素晴らしい!)、ライブスケジュールはホームページ(http://www.allofmeclub.com/)から確認できる。


この日はセカンド・ステージまでたっぷり演奏を楽しんで、終電に合わせて帰った。
しかしAll of Me Clubでは、なんと夜も更けて23時を越えてもまだライブが続くのだ!
もし朝まで・・・という人であれば、遅くまでライブが楽しめるこんなお店はオススメだ。
うーん、やはり六本木・・・恐るべし。
でも、たまには朝までライブなんて日があっていいな〜と思う(^^)


All of Me Club
難易度★★★
明るさ★★☆(ハッピーアワーは照明が明るい)
安さ★★★☆
美味しさ★★★
(★・・・1点、☆・・・0.5点で、満点は5点)
(※「難易度」とは、そのお店が初めてな人にとっての「入り難さ」や、場所の「わかりにくさ」を表します)
住所:東京都 港区 赤坂9-6-26 フォンテ六本木2F(1FがFamilyMart
TEL:03-3403-1947
営業時間:
  平 日  PM5:00〜AM4:00
 日曜祝日 PM5:00〜PM11:30
 (PM5:00〜7:30はハッピーアワー☆)
演奏時間:
  平 日  PM8:00〜AM0:00
 平日深夜  AM0:30〜AM3:00
 日曜祝日  PM7:00〜PM11:00



P.S.
>All of Me Club様

お邪魔させていただきありがとうございました。
お忙しい中、写真も送っていただきありがとうございます!
こんなブログをやっておりますm(_ _)m
また飲みに行きたいと思いますので、よろしくお願いします。


>UNO様
アップが遅くなりました。。(ご覧いただいてますかー?)
これからも良い演奏でたくさんの人を楽しませてください♪


>ライブを聴きに行った皆様&今回行けなかった皆様へ
ようやくアップできました・・・遅くなりすみません。
また落ち着いたら企画しますので、ぜひ色んなジャズバー、色んなライブへ一緒に足を運びましょう♪