栗原さんのカレー、だるまりんご


久々にカレーを作った。今回は、日本風の懐かしい感じのカレーが食べたくて、
栗原はるみの「もう一度ごちそうさまがききたくて。―ちかごろ人気の、うちのごはん140選」のレシピで作ってみた。
じゃがいもやニンジンがゴロゴロ入るのが似合うカレー、ということだったので…。


しかしワタクシ、どうも忍耐不足だったようで。
まずタマネギをあめ色になるまでじっくりゆっくり炒めることが必要だったんだけど、
そこんとこが足りなかったんですねぇ。じっくりがイマイチで。
これによりルーの味がおかしくなってしまい、出来上がったカレーの味はお世辞にも
おいしいとは…(栗原先生すみません)
そもそもの味付けは、カレー粉やソース、ケチャップなどで仕上げるんだけど、
これらの味にも左右されるのかも知れないなぁ。


料理上手になるコツは、と以前、とある料理教室の先生に取材で聞いてみたところ、
「待つことができるかどうか、ということかな」とおっしゃっていたっけ。
たとえばその時に教わった料理は、鶏肉を一度こんがり焼き付けてから煮込むというもの
だったんだけど、こんがり焼き付けるときに、あと一息!じっくり焼けるのを待てるか
どうかがおいしさのポイントだとか。
確かに〜。私もいつもこんがり具合が足りないままに鍋から取り出してしまうものなぁ。
やりすぎは禁物とは言え(こげちゃったら台無しだもんね)、ギリギリまで待つ調理、
これが私に欠けているんだろうなぁ…。


さてこの日のデザートは、りんご。
息子の最近のお気に入り絵本「だるまちゃんとうさぎちゃん
(たんげさぜん や ざとういちが登場するなかなかシブイ絵本…)に登場する、
うさぎ型とだるま型のりんごを作った。
これが息子に大ウケで!
さっそく絵本を持ってきて、おんなじおんなじ!と大喜び〜。
皮までしっかりと食べ尽くしてくれました。