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2010/02/18 (木) 内部留保

内部留保」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

内部留保(ないぶりゅうほ)とは、株式会社等の営利法人が経済活動によって得た利益出資者への配当や、税金として支払った後に残った剰余金を蓄積した資金を指す。これは、資金の使途を示す借方に、現金預金や有価証券、建物、機械などの勘定で使用用途が表されている。

一般に、貸借対照表上では、資産の調達方法を示す貸方利益剰余金勘定を指す。 これは、株式発行や債券発行、借金などの調達方法と違い、配当金や返済などの義務を負わない為、「余裕資金」と呼ばれる事もある。その為、借金経営が批判され、金融機関貸し渋り貸しはがしが起きた90年代以降、この「内部留保」が多い企業ほど「優良企業」と認識されている。

企業によっては、業績に比例した被雇用者への給与・賞与や設備投資・維持運営に必要な経費など、利益の額に対して支出がそれほど困難でない程度の適切な費用を削ってまで内部留保を確保したり、出資者に対する配当に回すべき利益まで内部留保としたりすることで過度に「余裕資金」を蓄積している企業もある。(例えば、マイクロソフト社は2003年まで創業以来配当を行っていない。[1]) 昨今では投機目的の一部の株主等がこれを「余剰資金」として、株主配当にまわすよう経営陣に求めるケースも増えている。

capitalregaincapitalregain 2010/02/18 18:38 唐突な内部留保課税案=「競争力そぐ」と産業界反発

 鳩山由紀夫首相が17日、企業の内部留保課税を検討する姿勢を示した。日本経済が回復軌道に乗る一方、雇用情勢や中小企業の経営環境が引き続き厳しいことが背景にあるとみられるが、唐突な表明に現実味は乏しく、産業界からは「競争力をそぐ」と早くも反発の声が上がった。
 内部留保とは、企業の利益から法人税や配当金などを除いたもの。現行の税制では経営者の親族らが過半数の株式を保有する一定規模以上の特定同族会社に対し、留保金課税制度が適用されている。
 しかし、これには「二重課税」との批判が根強いほか、内部留保は設備投資の原資ともなるだけに「前向きな成長戦略を阻害する」(大手電機メーカー)、「本社を海外に移す動きが出かねない」(経済団体)と産業界の反発は強い。(2010/02/17-22:51)

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