チェスキー・クルムロフ その1(5月8日)


この日は7時起床。
手早く準備と朝食を済ませて、昨日行けなかったスーパーへ。
無事、水やビールその他諸々買い物できました。
9時過ぎにホテルを出発して、3ヶ国目・チェコへ向かいます。




個人的に、チェコがこの旅のメインイベント。
バスに揺られながら、徐々にテンションも上がります。
高速で約2時間、オーストリア国境を越えて、チェコに入りました。




最初の訪問先は、チェスキー・クルムロフ。
チェコ南部の小さな街で、世界遺産にも登録されています。


駐車場から歩いて10ほどで、チェスキー・クルムロフ城に入ります。

(移動遊園地が来てました)



(城の外側)




アーチ橋をくぐって城の中へ。

(上の方に通路と部屋があります)


街で一番目を引くのが、城にある塔です。




街の外側を回るようにして中心部へ向かいます。
道に沿うように流れているのは、チェコで最も長い川・ヴルタヴァ。

(まだ上流なので、川幅がせまい)


川は街の中で急激に蛇行しています。

(地図だと南から北に向かって流れています)




橋を渡って、まずは街の中心にある広場に面したレストランで昼食です。


昼食のメインは魚と野菜のプレート。
この国も内陸にあるので、魚は川魚です。



お供はビール。地元産の銘柄・エッゲンベルク。

琥珀色)



このチェコは“ビール王国”。
チェコビールを飲むことが、この国に来たかった大きな理由のひとつです。


チェコ人が1年間に飲むビールの量は、一昨年のデータで約122.8リットル。
20年近く世界一をキープしています。


ちなみに日本人は約43.8リットルで41位。
しかも、日本の場合、ビール・発泡酒第3のビールの合計でこの順位のようです。
お酒の文化の違いがあるにしても、チェコ人は日本人の3倍近く飲んでます。
飲み過ぎです。




また、国内各地に数多くの醸造所があって、昔から地域ごとにビールが作られています。


なかには、プルゼニュ(ピルゼン)という街で作られた「ピルスナー」タイプのように、
今では世界の大半で飲まれるようになったものもあります。
日本の大手メーカーが作ってるビールもほぼ「ピルスナー」です。




“ビール王国”は、ビールの値段も安い。


僕らが行ったお店は、ビールが2〜2.5ユーロ(下の写真)。
当時1ユーロ=約100円だったので、1杯200〜250円です。
ミネラルウォーターやジュースと変わりません。

(“ウオーウター”が微笑ましい)


日本だと、缶ビールならまだしも、お店じゃこの値段ではなかなか飲めません。


チェコのビールが安いのか、日本のビールが高いのか?
同じビールでどうしてこう違うのか?
物価や生産コスト以外の色んな事情が(主に日本の方に)あるようですが…。



食事とビールを美味しくいただいて、腹ごしらえも完了。
次は市内観光です。


今日はここまで。