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2009年05月05日(火)

足して7になる数を取れ『数字将棋』(自作ゲーム)

以前日記に書いたどうぶつしょうぎを妻に作ってもらって遊んでみたんですが、まだ4歳になったばかりの息子には難しかった。

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それが数週間前のこと。

で、今日妻と「どうぶつしょうぎが云々、数字パズルが云々」と話をしてるとそれを聞いていた息子の頭の中で単語が結びついたみたいで、「『すうじしょうぎ』がしたい」という言葉が飛び出した。


そういう訳で、新ゲーム『数字将棋』を考案しました。

できるだけ単純なルールにしてひらがなタイトルにしたかったんですが、意外と頭を使うゲームになったので大人向けに漢字タイトルにしました。


(※2009年5月6日追記:「3」と「4」の移動方向を修正した画像に差し替えました)

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【使う道具】

・横3×縦5の盤

・「1」〜「6」の6種類の駒が2セット

・全ての駒の裏面は「8」になっている

・駒の端にあるマークは数字ごとに決まっていて、移動できる方向を表している(移動できる方向の数は駒に書かれている数字と同じ)


【基本ルール】(普通の将棋とほぼ同じ)

・先手・後手を決めて、1手ずつ交代で指す

・自分の手番には1つの駒を1マスだけ動かす

・自分の駒を相手の駒の上に移動したらその相手の駒を取って持ち駒にする

・持ち駒は自分の手番に盤上の空きマスに打ち込むことができる(このとき盤上の駒は動かせない)

・自分の駒を相手陣の1番奥の段まで進めると、その駒を成る(裏返しにする)ことができる(成った駒は「8」になる)

・1番奥の段に持ち駒を打ち込んだ場合、その手で成ることはできない


【勝利条件】

・自分の持ち駒の中に「足して7になる組み合わせ」が先にできた方の勝ち(将棋の「王将」にあたる駒は存在しない)

・足して7になる組み合わせは2枚(「1+6」など)に限らず、3枚以上(「1+2+4」など)でもよい

・相手の成った駒(8)を取った場合でも、表面の数字で計算する


【初期配置】

・「1」〜「6」の駒の初期配置は、手前2段の6マスに自分で自由に決める

・駒の配置は、先手、後手を決めた後で行う

・初期配置が相手に知られないようにするため、全て並べ終わるまでは駒は裏返しにして置いておく


ルールは以上です。

どんな感じの対局になるか分かってもらいやすいように、写真付きで実戦譜を作ってみました。


(※2009年5月6日追記:現在は「3」と「4」の移動方向がこの実戦譜とは変わっています)

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この初期配置でスタート。手前が先手です。

■は先手の駒、□は後手の駒を表します。

1手目:■1を上に

2手目:□5を左上に

3手目:■3を左上に(□5を取る)

4手目:□4を上に(■3を取る)

f:id:cardhero-bu:20090505222320j:image

「■3」と「□5」を交換した形です。

先手は「□2」を、後手は「■4」を取れば勝ちとなる状況です。

5手目:■5を上に

6手目:□3を左上に

7手目:■6を左上に

f:id:cardhero-bu:20090505222344j:image

互いに駒を上げて中央での戦いに備えました。

後手は難しい場面で、「□3」で「■1」を取る手、「□4」で「■2」を取る手、単に「□1」を上げる手などいろいろ考えられますが、これらの手はいずれも次に先手が「■6」で「□4」を取れば続いて「□3」を取られるのが避けられないので負けが確定してしまいます。

ここは苦しいですが

8手目:□4を左に

としてみます。

ここで先手は「□4」を「■2」で取ると、「□1」に取り返されてその後の展開が難しくなります。

ここは

9手目:■5を上に(□4を取る)

が正解。

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先手は「□4」を取ったので、あとは目の前の「□3」を取れれば勝ちです。

後手は取り返すしかないですが・・・

10手目:□1を上に(■5を取る)

ここで先手は持ち駒の「5」を使います。

11手目:持ち駒■5を□3の前に打ち込む

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これで後手はどうやっても「□3」を助けることができないのでここで投了、先手の勝ちとなりました。


いかがでしたでしょうか?

短い手数で勝負がつく割に、最初から理詰めでしっかり考える必要があってかなり頭を使います。

面白そうだと思った方はぜひ盤と駒を自作して周りの人と遊んでみてください。

パズル性が強いので、一人で考える「詰め数字将棋」も面白そうです。


ルールに関して分からない点があればコメント欄で聞いてください。

青い消火栓青い消火栓 2009/05/10 15:43 素晴らしいです。
ブログをいつも拝見させていただいておりますが、
イノセンスさんの思考の深さに驚かされております。

カードヒーローもそうですが、ルールが単純=誰でもできる、ですし、
単純だからこそ奥が深い、数字将棋もそういうゲームだと思いました。

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