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Rage against the (import) machine

2014-06-19

BMW のディーゼル は猛プッシュも虚しく「妥当に」終了・・・

  日本を走るレベルに無い!・・・まあ厳しいですが、大衆車と変わらないスペックのクルマなのにBMWのバッジが付いてさえいれば、「ブヒブヒ」とマヌケな音出して走っても許される時代は「リーマンショック」で完全に終焉しました。2010年代に入ってBMWが主戦場とする中・大型車でも、国産メーカーの奮闘により、パラダイムの転換が起きています。旧態依然のBMWのグレードや価格体系を一義的に批判するつもりはないですが、ネット上に今も残るBMWユーザーによる「レクサス批判」「トヨタ批判」「日本車批判」・・・2007年頃には正論と思われていた主張が、もはや現在ではどの一つも的を得なくなってしまうほどの急激すぎる変化が起きてしまっています。

  大量に売りさばかれたE90系BMW320iがいまや「産業廃棄物」として全国各地のディーラーで叩き売りされていますが、中古のタントカスタムより安い値段を付けてもDQNすら振り向かず在庫が増える一方だそうです。そして後継のF30の3シリーズが2012年に発売されてからBMWによるディーゼルキャンペーンが始まったわけですが・・・。いまから断言しておきますが、これはE90よりもさらに酷い「史上最悪のBMW」として、数年後には中古車市場でE90以上に底が抜けてしまうでしょう。こんなクルマが残価50%で売られているなんて絶望的な状況です・・・。こんな偽善ディーラーなど訴訟まみれになればいい!と思いますね。

  BMWもそろそろヤバいことには気がついたようで、ディーゼルはやめてEVを拡販する路線へと思い切って舵をきっているようです。まあ売っている立場ならよくわかるだろうとおもいますが、現状のBMWディーゼルターボは「静かな国・日本」を走るレベルに無いです。軽ターボや旧式小型スポーツカーのマフラーを弄り、エンジンスペックに相応しくない爆音を起てている「違法改造車」が批判の的になっていますが、BMWの320dと523dはノーマルの状態でクソみたいにウルサイ。無給油で1000km走りますなんていうキャンペーンを、盛んにやって「環境性能」の高さをアピールしてますが、実燃費10km/L前後の域から出ることはなく、賢明なBMWユーザーまでは騙すことはついには出来ませんでした。

  100万歩譲って「騒音」が許されるとしても、走りにこだわりがある本気のBMWユーザーならば、あのアクセルフィールの救いようのない劣悪さで一発でアウト!じゃないかと思います。私はそこまでストイックな「原理主義者」ではないので、しばらく運転している内にディーゼルのアクセルフィールに体が馴染んできて、逆にディーゼルのトルク感が車体全体に伝わっていく「タイミング」が感覚的に解るという、不思議な乗り味も悪くないなとは思いましたけど。けどその心地よさが行き着く先は・・・。ガソリンエンジン車のアクセルのレスポンスを極限まで緩くしていくと、角の取れたようなまろやかな乗り味になりますし、それを高級感と評価することもできると思います。パナメーラやギブリといった高級車にディーゼルが設定され、それが評価されるのもなんとなく解ります。BMWディーゼルも同様で、わずかながらも感じられるターボラグも好意的には「穏やかな乗り味」ということができるでしょう。

  ちょっと短絡的で恐縮ですが、大雑把に言ってしまうとディーゼルのフィーリングを肯定するということは、結局はトヨタ車のような「おだやか」なフィーリングの味付けを肯定しているに他ならないです。これまで散々にトヨタ車をボロクソに扱き下ろしてきたBMWユーザーが今更のようにディーゼルを絶賛するのはなんだか筋が通ってないような気がします。パナメーラやギブリに限らず世界の高級セダンはクラウンの乗り味へと収束しつつあるというトレンドの中で、それとは異なる価値観を創造し「ドライバーズセダン」を強く訴えるブランドの代表格がBMWだったはずです。しかしそれとは裏腹に完全にトヨタに取込まれて、軽量化に邁進するBMWの姿を見ると、気合が入ってないなら、さっさとDEに消音処理を施して音振面でしっかりとクラウンを目指しやがれ!と暴言の一つでも言いたくなるわけです。


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