Hatena::ブログ(Diary)

cardrivegogoの日記

2017-07-13

将来のポルシェオーナーは、今何に乗ればいいのか!?

  「将来はポルシェに乗りたい!!」そのためにも今からポルシェ近いモデルを乗り継いで、しかるべき時に備えたい!!そんな人が最初に選ぶべき『ポルシェ入門』のためのプロローグモデルには、どんなクルマがいいのか!?そんなことをぼんやりと考えていたら、案外色々な選択肢が思いついたので、まとめてみたいと思います。

  ポルシェ911というクルマは『グランドツーリングカー』として進化を遂げたものの、かなり初期の段階から『サーキットカー』としての用途に使われてきた二面性を持っているんですが、その歴史を辿っているクルマといえば、「GTR」と「BMW・M4」なんでしょうけども、どちらも素のカレラが買えてしまう価格!!これでは『プロローグ』にはならないです。

  沢村慎太朗さんという有名なライターの金言にそのまま従うならば、『マツダロードスター』をとことん乗り尽くして、あらゆるドライビングテクニックを学んだのちにポルシェ911を買いなさい!!です。しかし、これはサーキットカーとしての側面しか見てない気がするのですよねー。サーキットに行かない人にはちょっとピンとこない。




  最近ではマツダロードスターも結構価格が上がっていて、車庫不要な『RF』だと400万円近くするんですわ。しかも欲しいオプションは純正、社外とたくさんあるので、色々付けてみたくなって、気がついたら結局ケイマンを買った方が早いんじゃないの!?という事態も。マツダも色々と苦しいところでしょうけども、200万円くらいのピュアなグレードを用意してくれるとスポーツカー人口の裾野はもっと広がると思うのですけどね。新型ロータリースポーツを発売する予定だったら、今のうちから『撒き餌』を放っておいてもいいんじゃないですか。

  マツダロードスターのちょっと困ったところは、現実的にはセカンドカーなところ。これがRX8みたいな2+2座だったらファーストカーという選択もあり得るでしょう。そうなると思い浮かぶのが86/BRZですかねー。トヨタの社長が『若者よ!!このクルマで存分に腕を磨きなさい!!』と作ってくれたお手軽なスポーツカーは、しっかりと若年ユーザーへと届いていて、今ではワンルームマンション近くの駐車場などで露天駐車されているのをよく見かけます。トヨタとスバルは素晴らしい!!

  ただしこれほどに『都合のいい』クルマを沢村さんはなぜ無視するのか!?多くの若者を幸せにしている素晴らしいクルマであることを承知した上で、やや気になる点を申し上げると、2+2座のグランドツアラータイプの設計にはちょっとふさわしくない、トリッキーなハンドリングを持つクルマなんですよね。(かなり意図的に)重めに設定されているハンドリングは、ちょっと力を入れると心なしか『カク、カク』と動きます。たまにふとゲームセンターでカーレースをしているような錯覚に陥る時があるんです。

FR車のはずなんだけど、スバルのいつぞやのAWD車をクイックに制御している時のような、手応えがスッキリしない鈍い仕上がり感は、もう少しなんとかならないのか!? 個人的にはこの『粗雑』』な動きをするハンドリングとブレーキのダイレクト感の無さ(システムで止まる)が、スバル車に乗るたびに残念だなーと思うのですが、86/BRZも(多少は先入観があるかもしれないですが)それに近い感覚に襲われるのです。これでは将来911に乗りたい!!と思っている人がわざわざその過程で選ぶクルマではないと思います。

おそらくこの2台だけだろ!!と思っていたロードスターと86/BRZを否定してしまったら、もう他にはないでしょうね。ポルシェに通じるような『こだわり』を持っていて、クルマが生み出す独特のリズムで長時間でも気持ちよく走れるグランドツーリングカー!!しかもお手軽な価格で買える!!・・・そんな夢見たいなクルマあるか!?

夢中になって走れるクルマで思い浮かぶなら・・・MINIかな。しかしMINIは86/BRZと同じでハンドリングのマナーがちょっと戴けないですねー。ポルシェとは真逆のアプローチと言わざるを得ません。アバルト595も同じですねー、ドッキドキなハンドリング。MINIもアバルトも、すごいスリリングでFF車って楽しいな!!という気分には存分に浸れるのですが、それはそれで全く別の世界なわけです。

ちょっと前にアバルト124スパイダーを、オッサンライター達が集まった座談会的な企画で『FRにしたらアバルトらしいスリルが半減した!!』と至極真っ当なことを言っていました。アバルトとマツダロードスター(124スパイダーの兄弟車)ではコンセプトが相容れない。うーんなるほど!!

『なまくら』なステアリングからプルプルとヤバさが伝わってきて、ちょっとオーバースピード気味な状況で制動すれば、姿勢が急激に変わって、今度はシートからヤバさが伝わってくる・・・沢村さんが言う『ロードスターと911』という極論が示すのは、MINIやアバルト的な『茶番』の否定であり、ピュアスポーツとは、『全速域でムラなくポテンシャルを発揮できるマシンである』と臆することない意思表明だと思います。

RWDでもFWDでも『茶番』ではないスポーティさを発揮するクルマはあります。FWDだと、『ゴルフGTI』と『スイフト・スポーツ』の2台が、ハンドリングも非常にスッキリしていて、制動時の姿勢も非常にバランスが良く、パワーユニットも全速域でムラなく駆動して息切れ感もないです。案外『911への道』のスタートはこの辺のクルマがふさわしいのではないでしょうか!? そして 『ゴルフGTI』と同じユニットを使う『ザ・ビートル2.0Rライン』に辿りた時にふと気がつく!?これは・・・。 (私の腕に染み付いた経験からの結論に過ぎません!!異論反論は大いにあると思います!!)








最新投稿まとめブログ

2017-07-08

パナメーラ と CX3

  ポルシェを買う人はちょっと偉いと思います。賢者。そんな風潮を一段と強く感じるこの頃です。何が偉いのかというと、”兵阻椣未納屬鯀んでいる。∩りへのこだわりに共感している。4少なメーカーの存続を応援している。何に乗ってもいい時代だからクルマ選びは悩ましいのですが、とにかくポルシェなら『全面的に正義』なクルマ選びになる!?そう思わせるブランド。しかし実際はどーなんですかね・・・。

  『ポルシェに乗る人は選ばれた人』なのかもしれないですが、それは決して経済面で恵まれた人というわけではないと思います。600万円台の718ケイマンやマカンくらいなら、クルマへの情熱が人一倍ある人ならば、それほど極端に無理な価格ではないでしょう。昨今の自動車価格はどーも調子に乗っていて、高速道路である程度安全に立ち回れるクルマを新車で買うとなると、どれだけコスパ抜群の日本メーカー車だって300万円くらいはします。

  高速道路が大得意なドイツ車に関しても、やはり1500kgくらい車重があれば2Lターボで180psくらいは欲しいところなので結構な金額になります。VWならゴルフGTI、メルセデスならA250シュボルト、BMWなら320iでしょうか。まともに買えば400~500万円コースです。ただ単に街乗りがこなせて、高速もストレスなく安全に走れるという「ファーストカー・スペック」を最低限に満たすだけの実用的なモデル(結構贅沢ですけど)でこの価格ですから、ターボなのに6000rpmまで回るポルシェのエンジンがついてくる718ケイマンやマカンが600万円は高いとはいえ現実的な選択です。

  ポルシェを選ぶ意義って何?ということに、結構意味不明なことを言って答えているプロライターがいますけど、そんなに小難しいことでしょうか!? わざわざプロに語らせなくても、例えば私のようなど素人でも乗れば、基本的な性能の段階ですでにかなりの『違い』があることがわかります。個人的な意見では、何と言ってもポルシェを選ぶ最も重要な理由は『ブレーキ』です。ポルシェのブレーキングに慣れてしまうと、おそらくレクサスのブレーキはちょっと怖くなります。

  レクサス車に標準装備されるタイヤは、重量系向けの乗心地を重視したタイヤです。しかもサスのストロークも突っぱね感(突き上げ)を排除しているせいか、いくら踏んでも『止まる』という実感が薄い。そう感じるのはブレーキングもハンドリングもアクセルもどれもフェルトが一枚絡まっている蚊のようなニュルっとした感覚のせいかもしれません。実際に制動距離がそこまで極端に伸びることはないのですが、とりあえずポルシェの感覚で踏み始めるとすぐに停止線超えちゃう。個人的に体験した国内・輸入の各メーカーの中で、ポルシェの領域に迫ったブレーキングを持っているのは、マツダと三菱だけじゃないかと思います。ポルシェ、マツダ、三菱以外は怖いですね。ホンダとメルセデスがその次くらいかな。

  よく止まりそうなイメージのあるスカイラインなんかも相当に怖いです。GT-Rのような強化ブレーキはまた別ですけども、これはサーキット用なのでメンテナンスにかなり費用がかかるらしいです。ベースモデルに使われる純正ブレーキは、レクサスに対抗して設計されているせいかどうも止まらないです。レクサス、日産はクルマが重いから制動距離が長めになるというのもあるわけですが、中にはMINIのように軽いのに止まらないケースもあります。このブランドはどれだけ走りにスリルを求めているのか!? ブレーキもアクセルも強く踏むとクルマがかなりよじれるので、一瞬ハンドリングに神経を使いますが、その際に右足は無意識に上がってしまうんですよ。

  乗り心地やらスリルやらを求める人にはレクサス、日産、MINIもいいかもしれないですが、私のようなビビリで、衝突安全基準もIIHSでトップカテゴリー(ホンダマツダスバルが多数。ドイツ車はメルセデスのGLEのみ。)を取るか、それに準じる性能があると認めたクルマしか買わないと決めているような人間には、その価値が(主観的には)理解できません。

  とにかく現状では、ポルシェかマツダの中で条件に合うモデルを選ぼうと思っています。マツダで「ファーストカー・スペック」が完璧に確保されているのは、実はアテンザ(ガソリンモデル)だけ。アクセラ、CX3はブレーキが甘く、CX5はIIHSトップではないです。しかし今や自動ブレーキが標準装備の時代なので、2Lガソリンを搭載するようになったCX3に関してもOKかも。マツダのディーゼル車はブレーキが総じてゆるく制動距離も長めです。200万円のCX3、400万円のアテンザ、600万円台の718ボクスターとマカン。



  2代目パナメーラが何やら神々しいです。日本でも受注が絶好調だそうで、4ドアサルーンをいう素材をうまく料理すれば1000万円を超えるクラスのクルマでもまだまだチャンスがある?いやいやバブルの勝ち組のオッサン達がポルシェ名義を指名買いしてるだけか!?レクサスLSと同じくらいの価格帯から買えるのに、中身はポルシェのオリジナリティな要素が溢れている。確かにこれならSクラスやLSのユーザーを引っ張ってこれますねー。

  新型パナメーラは、フロントのデザインが想像していた以上にスッキリとしていて、ポルシェ911の異形さを上手く表現しています。高級セダンをここまでコミカルにデザインすることが、そもそもライバルには真似できない潔さです。初代はただただ『メタボなポルシェだねー』でしたけど、一気にライザップしてきました。しかも全体のフォルムも部分の造形もうまく両立していて、シルエットが脳裏に焼き付いてなかなか離れないです。Cクラスとよく見分けがつかないSクラスとは根本的に違うということなのだろうけど。

  ポルシェは2018年にもDセグセダン『パジュン』を発売するという噂があります。これも600万円台になるのかな。パナメーラみたいにDCTで走るスポーツセダンになりそうです。ポルシェとマツダによる『賢者ブランド』(ファーストカー・スペック)・・・911(1244万円〜)、パナメーラ(1162万円〜)、マカン(699万円〜)、718ケイマン(655万円〜、アテンザ2.5L(336万円〜)、CX3(210万円〜)のシリーズにもっともっとラインナップが増えたらいいですね。


最新投稿まとめブログ

↓ケイマンS /446万円

2017-06-29

ポルシェとマツダは、『WINKとPERFUMEくらい違う!!!』

  (ちょっと暴走気味ですが、よかったらお読みください) 最高にテンションが上がるドライブミュージックは色々ありますけども、その中で女性アイドルグループで選ぶとしたら、クルマ好きの人気の双璧をなすのが『ウインク』と『パフューム』ではないでしょうか。クルマの中に色々な音楽を持ち込みたくなりますけど、あれこれ迷うのが面倒なので、もうウインクとパフュームだけでいいや。アイドルはこの2組以外認めない!!ウインクは8年の活動でオリジナルアルバムが14枚もありますが、初期のシングル曲をまとめた『ホットシングルス』があれば12時間連続で走れますね。特に『夜にはぐれて〜Where Were You Last Night』がいい感じです。ボンジョヴィみたいなイントロ。




  パフュームも初期の「エレクトロワールド」など、スタイリッシュで疾走感がある曲が揃っていて、これを聴きながらとても景色の良い場所を、愛車でひたすら疾走すれば、それだけでもう完璧な『体感型映像作品』が楽しめます。





  さて本題に入りましょう。デビューからバブル期らしい羽振りの良さで世界中の名曲を買い上げてカバーし、卓越したビジュアルに恵まれた二人組に歌わせる。しかもコンセプトも完璧。これなら瞬く間にスターダムへのし上がるのも当然ですね。同時代のB'zが海外の有名バンドの楽曲を『取り入れて』流行を作りつつありましたけど、ウインクはその苦労をマネーで解決して、ややアンダーグラウンドで最先端のニューウェイブ・サウンドで売れた。もちろん2人のキャラクターの完成度が非常に高い(今見てもダサくない)。もう一方のパフュームは『広島』出身で、日本人の異才プロデューサーが奏でる独特の音楽と卓越したダンスを武器に、アベノミクスが掲げる『クール・ジャパン』の先頭を切って世界中でCDセールスと知名度を獲得している『東洋の神秘』です。

  なんだかポルシェとマツダみたいじゃないですか。米国ボルグワーナーなどから高度な技術をかき集めてわかりやすく『最強』を目指したポルシェ。ただ速いだけでなく、クルマとしてのファンダメンタルな機能性も非常に高い(故障に強い)。マツダの開発者をして『あれだけアシを固めているのに、不快な乗り心地に繋がらない独特の周波数を生み出す理解不能な設計』とまで言わせる魅力。これ911(991型)に対するコメントですけども、スポーツカーであること、2+2シーターであること、RRであること、水平対向6気筒であることまで含めて、『必然性』の塊でお遊びな要素がまるでないって言うんです。最高のライバルへの社交辞令か!?

  ポルシェはもうアイディアが尽きていて活動休止状態だからウインクというわけじゃないです!!マツダの開発者の言葉が当たっているかは別としても、とにかく『瞬間最大風速』がすごい!!他のドイツブランドが全て嘘に思えるほどの、説得力があるんですよ。それもレクサスみたいなこれ見よがしな高機能ではなくて、一見頼りなさげなんですが、走り出すとこれが不思議でどこまでもコントロール領域が広がっている。沢村さんはポルシェは誰が乗っても速いと言うけども、決して全自動なATS車じゃないです。ハンドル、アクセル、ブレーキがどこまでも制御に応えてくれるから、コントロールしたい!!タイトに曲がって見たい!!と言う欲求がムラムラ湧いてきます。これを大衆車で最もリアルに実現してしまったのがマツダなんですけども、やはりポルシェの『塊』はスケールが違うかも。無理に例えるならば、『愛が止まらない』の相田翔子が、鈴木早智子が歌っているときに見せるダンスの破壊力満点な魅力の前では、失礼ですがダンスパフォーマーとして実力の裏付けがあるパフュームの3人でも動きはなんだか『イモ』っぽく見える・・・。これがポルシェとマツダのリアルな力関係かも。

  デビュー直後のウインクはなんだか『嫌々』踊らされているように見えるのですが、これがウインクの戦略だそうです。相田翔子はなんであんなに不安そうな表情で視線も虚ろなのに、まるで計算され尽くしたような洗練された動きができるのだろう。一方でパフュームはどこから見ても自信に満ち溢れていますが、あまりに流暢に動くせいか見ていてやや魅力に乏しい気が・・・。21世紀になってもRRを使い続ける『本質的な欠点』を内在することを魅力として進化を続けるポルシェと、世界最高のスカイアクティブ技術だと『自信』を持って憚らないマツダ。果たしてどちらがファンの心を深く捕まえているのか!?(結論はご想像にお任せします)





  初代のRX7が北米で「プアマンズ・ポルシェ」と評されました。価格は安いけどポルシェの代わりに十分なるよ!!は褒め言葉だと思います。当時のポルシェにはRRの911シリーズ以外にも、ハイエンド(スーパーカー)の959や、 FRの924(確かにサバンナはこれに似てる)やその後継の944(FC3Sはこれに似てる)。パフュームがウインクの『機械的な踊りと無表情』をコピーしたようによく似てます。しかしマツダは3代目RX7のFD3SによってポルシェのFRスポーツを完全に葬ります。FDは968にスタイリングとパフォーマンスで完全勝利しました。

  その後に今度はポルシェがマツダのコンセプトにインスパイアされます。968がやられたお返しに、マツダ・ロードスターを凌駕する2シーターオープンクーペのボクスターを作ります。こちらもロードスターの世界感とはほど遠い初代(986)、2代目(987)を経てデザイン的にも洗練された現行の3代目(981)は日本でもスマッシュヒットしました。マツダ・ロードスターの最新鋭機『RF』と並ぶ2シーター・オープンスポーツカーの定番モデルの2大スターです。アウディTTロードスターエリーゼ、フェアレディZロードスター、Z4、SLC、コペン、S660などなどかなりのモデルが供給・流通されているんですけど、マツダとポルシェは別格だなーと感じます。

  さて前回も書きましたが、割と近い未来にFRの4ドアセダンとしてポルシェとマツダの新鋭機が激突しそうです。さらにマツダは911を視野に入れたスーパースポーツの市販化を決定したとのニュースもありますし、ラインナップが増えるSUVの中に不気味に欠番として残る『CX6』は、スポーツカーブランドとしてのマツダを表現するようなハイパフォーマンスタイプになるような気がします。ライバルはもちろん『マカンターボ』。

  クルマはマツダとポルシェだけ!!アイドルはウインクとパフュームだけ!!選択肢をどんどん減らしていくと人生は楽ですねー。トヨタ(AKB?)とか、BMW(モーニング娘?)とか、メルセデス(ピンクレディ?)とか、余計な選択肢はとりあえず要らない!!ポルシェの完成度の高さと、マツダのポテンシャルが楽しめればそれでいいじゃん。  パフュームじゃ絶対にウインクには勝てない!!と思ったあなたへ、最後にパフューム会心の一撃を紹介しましょう。





最新投稿まとめブログ



  

2017-06-22

気楽に読んで!! マツダ、ポルシェ以外のブランドの格付け

  日本とドイツそれぞれを代表する『S級』ブランドのマツダとポルシェ。とりあえず50年にわたるスポーツカー開発の歴史がすごい!!この事実だけでその他の凡百のメーカーとは決定的に違います。ブランドに脈々と続くスピリッツがクルマを作り上げるあらゆるレベルの選択におけるセンスとして宿っていると感じられる!!

  非常に主観的で恐縮ですけど、『良い車』とは部分的な性能に支配されるものではなく、ある程度は不可逆的な要素によって全体が貫かれているモデルです。どんな世界でも『達人』の手がけた作品には人知を超えた『スーパーフェイシャル』が備わっていて、それを見る人をとことん魅了するものです。

  マツダとポルシェ。この2ブランドの領域へと入って来れるようなメーカーは他にはないのか? そもそも文章や言語で『スーパーフェイシャル』を説明することは難しいです。『部分』の話抜きでクルマの良し悪しを語るライターがどこにいると言うのか? しばしばカーメディアが間違えるのは、『部分』を『恣意的』な基準で書いていることに本人が気付かないからです。

  DCTとCVTの部分だけを比べて結論してしまう素人が『ベストカー』ではたくさん書いています。別のヤツはダンバーだけで判断しています。この雑誌は面白いことに、巻末に水野和敏さんが連載をしていますが、この人だけが『部分』ではなく『全体』で語ることを心がけているのでは!?そうはっきりと感じられます。

  マツダとポルシェに近づくために、他のブランドに必須なものは何なのか? やっぱりまずは『エンジン』ですかね。エンジンを語るとそれは『部分』!?いやいやエンジンはもはやクルマの性格をはっきりと決めてしまう要素なので『全体』と言っていいと思います。市販車エンジンでざっくり判断されちゃうと、もうこの時点でホンダと日産以外は脱落!?いやいややっぱりエンジンだけが全てではないですから、もっともっと『感動』できる部分を探しましょう。

  「人生の最期まで付き合える究極のクルマづくり」。『部分』ではなくて『全体』を評価しているからこそ出せる結論です。『全体』へと結びつく様々な要素を味わった果てに・・・このメーカーはやっぱり世界ナンバー1だ!!と思えるか!? それはアクセルフィールだったり、ブレーキングだったり、ステアフィールだったりの個別、あるいは総合的な出来だったりします。あくまで個人的な経験の範囲に過ぎないですけども、マツダやポルシェの領域に案外近いんじゃないか・・・と思うのがVWです。特に『ゴルフ7GTI』は何度乗ってもそのフィールに『嫌味』がないですね。

  粗探しをすれば、『Sモード』で登り坂を駆け上がると、フロントがかなり暴れ気味になってステアフィールがちょっと怪しくなる一面はありますけども、他のドイツメーカー車みたいに右折・左折のアングル変化だけであっさりと渋いステアフィールが表出するお粗末な出来ではないです。ドイツにはあまり曲がり角がないから、ドイツ車は基本的にはハンドルを使う機会があまりないのかな!?どうも最近のドイツ車にはあまり『曲がりたくない』ハンドリングが多い。その反面マツダはとにかく曲がりたくなるよ。『S級』ではないけど、まずはVWを『A級』に認定したいですね。S級に近づけるようなファンタスティックなクルマをさらに期待したいです。

  ちょっと待てー!!ハンドリングや各種フィールの良さだったら『スイフト=スポーツ』だって負けてないぞー。確かに。いよいよ絶版になってしまった3代目スイフトに設定された『スポーツ』は、クールな1.6L自然吸気がよかった!!ターボエンジンの過剰なトルクでフロントの操舵がすっぽ抜けるゴルフGTIとは違って、どんな回転数でも4輪がどれくらいの配分で荷重されて接地しているかがわかりやすい。トルクの谷間を感じることもなくとてもデリケートなユニット。そしてコンパクトカーとは思えないしなやかな旋回フィール。これは某イギリスブランド車では絶対に味わえない。いかにも日本的な上品さ溢れる仕上げをされたフィールに感動しつつスイスポは日本車の誇りだなと思います。スズキも『A級』でいいんじゃないかと。
  

  あとはなんか『めぼしい』ブランドあるか!?日産は・・・なんだろな。もうマツダやポルシェと競う『時期』が終わっちゃったかも。これからはテスラ中国スーパーカーブランドと張り合っていくんじゃないの!?もう素人が乗って『素晴らしい〜』って喜ぶクルマじゃなくて、命を削ってニュルを爆走するプロドライバーだけが感じられるスピリッツ。そこに目が向いちゃっているから・・・もう日産は運転しない人(クルマを所有しない人)のためのブランドになっている!?もし日産が自然吸気エンジンで再出発するなら・・・ってあるわけないな。NISMOのラインナップ見ても、なんか目を背けたくなる。『C級』ですね。

  ホンダは・・・ちょっと悪口みたいになっちゃいますけど、このメーカーはわざと『ツッコミどころ』を作っているのか!?と思うくらいに、どのモデルを試しても、ちょこちょこ気に入らないところが出てくる。例えば大ヒットしたヴェゼルHVですが、DCTの雰囲気はいい感じ!!だけど『Sモード』にすると壮大なエンジン音が車内に。これじゃあスポーティを超えて、耳がキーンとなるって。

  しかしこれがホンダの魅力なんだと思います。『部分』を見てホンダを批判する人はいますけども、このメーカーには製品を通じて実現したい『世界観』があって、決して他のメーカーのヒット車を真似して済ますと言う手段に甘んじない・・・それこそが『コネなしカネなし』の最後発4輪メーカーが世界から尊敬される存在になった理由何でしょうけど。しかし世界のホンダファンは不満に思ってますよ。こんなもんじゃないだろ!!他のメーカーが絶対に太刀打ちできない領域(マツダ、ポルシェ)にまで突き進むのがホンダじゃねーのか!?ってことで『B級』くらいじゃないですか。シビック込みで『B級』。S2000、インテグラ、プレリュードが全部復活して素晴らしい出来栄えだったら文句なしで『S級』。

  残りのブランドは・・・『C級』日産スバルジャガー、MINI、BMWアウディ。『C級マイナス』メルセデス、トヨタ、レクサス、プジョー、シトロエン、フィアット、ボルボ 頑張っていい車を作ってください。


最新投稿まとめブログ

2017-06-14

FFのマツダとRRのポルシェがFRで『最終戦争』か!?

  XEやジュリアが登場しても全然盛り上がらないですね!!FRセダン。やっぱりジャガーやアルファロメオでは『役不足』。そしてとっても『ビジネスライク』なBMWとインフィニティは、中国市場での大規模現地生産が可能な範囲でしか設計を考えていないようで、高性能化よりもロングボデー化が最優先。『質より量で勝負』・・・学生相手の定食屋か!!

  中国で売るためのモデルには、もれなく2L直4ターボ。もう業界のお約束になっていますね。もう5000rpmぽっちしか回らない2Lターボなんて恥ずかしくて乗れない・・・(6000rpm以上回る三菱、スバル、ホンダなどは別!!)。車種だけはたくさんあっても、DセグのFRセダンはクソ2Lターボばっかり。

ハンドリングに刺激なんかないし、車速をあげればパワーがどんどん萎えてくる。BMWでもメルセデスでも感じましたけど、突如訪れる『空気』を踏むようなアクセルフィールがかなり気持ち悪い(マツダやポルシェではありえない!!)。そして上はかったるいくらい回らない。クラウンの2Lターボが一番まともに回るという現実。スープラにもBMWの5000rpmターボが載るらしい・・・ゴミじゃん。スープラの名前を汚すな!!

  こんな惨状を変えてくれるのはやっぱりマツダとポルシェなんじゃないの!? マツダアテンザは4代目でターボ化・マイルドHV化、5代目でFR化という予測がされています。年内もしくは来年に予定されているFMCでは2.5Lターボと完成が『明言』されているマイルドハイブリッドが投入されるでしょうけど、すでに公表されている大型SUV向けの2.5Lターボがそのままのスペック(5000prpm)で出てきたら『大ブーイング』ですけどねー。

  BMWもN20の5000rpmはあんまりなので新型のB48では5200rpmに『上げて』きました。それでもアルファロメオとポルシェは6500rpmでやや差があります。トヨタやアウディ(直5)は5800rpm、ジャガーアウディ(直4)、メルセデス、日産も5500rpmで大体これくらいに分布しています。中にはアウディの1.8Lターボ(4200rpm)みたいな罰ゲーム的ユニットもありますけど・・・。

  マツダの開発陣の意識がまともならトヨタの下はまずないでしょうし、かつてのマツダなら気合でポルシェやアルファロメオの水準を狙ってくるはず。ただしフォードの後ろ盾がない今ではやや慎重な意見も出ていて、なかなかまとまらないのかもしれません。

  実は・・・マツダが完成を『明言』しているマイルドHVがここで鍵になってきます。かつてHVの黎明期にトヨタがホンダのマイルドHVを徹底的にディスって、フルHVが業界の常識になっていましたが、ここにきてマイルドHVの新しい使い方がメルセデスによって実用化されています。まだ配備はされていないようですが、『直6』ターボの『M256』には48V電源による『ISG』なるモーター・モジュールが追加されました。これの直4版になる『M264』にもベルト式マイルドハイブリッドの『BSG』が内蔵されるようです。

  メルセデスはどうやら以前からガソリンターボのポテンシャルに不満を持っていたようで、リーンバーンなど率先して新技術を開発していました。主流の三菱重工ターボ派(BMWアウディPSAなど)に対して、やや少数派のIHIターボ派(メルセデス、VW、スズキ)やハネウェルターボ派(マツダ、スバル)の方が色々と技術革新を仕掛けている印象です。メルセデスは、ターボとマイルドハイブリッドの『融合』で、他にはない豊かな乗り味のユニットを作ろうという趣旨なんでしょうけど、直4ターボにも手を加えていよいよポルシェのターボ(水平、直4、V6ともボルグワーナー)に挑む!?

  マイルドハイブリッド(BSG)は、BMW(アクティブハイブリッド)、メルセデス(SクラスHV)、日産(セレナ)に使われているのはフランスのヴァレオ製で、スズキ(ワゴンR、スイフト、ソリオ)のものは三菱電機製だそうですが、新たにマイルドHVを投入するマツダは、『自社の内製』だとのこと。部品だけ買ってきて自社工場で組み立てるのが好きなマツダですから、ご自慢のマニシングセンタを使った『手組みエンジン』に『謹製BSG』を人手を使ってポン付けするんでしょうねー。なんだかフェラーリ、ポルシェ、AMG、日産いわきファクトリーみたいでいいですね。

  ただしマツダがメルセデスに競りかけるような、ターボチャージャーとBSGを両方付けるクルマをしっかりと設計してマーケティングして、オーガナイズできるのか!?がちょっと疑問です。とりあえず現行と同じ設計が使われる4代目アテンザでは500万円オーバーという価格設定は、絶対無理とは思いませんけど、あまり現実的ではないです。やっぱりその4年後の5代目にFRシャシーになり、直6エンジン導入をした上での話になるのかなー。FR車を前倒しにして4代目アテンザと併売してFRセダン導入しませんか!?

  Cクラス、CLAクラス、Eクラスと次々とセダンをヒットさせているメルセデスはさすがですけども、いよいよ来年にはポルシェのDセグセダン『パジュン』が登場すると言われています。ポルシェはメルセデスやBMWよりもさらに高級なイメージがありますけども、現実には600万円台でしっかりチューンしたエンジンを積んだケイマンやマカンを売ってくれるなかなか良心的なブランドです。よってこのパジュンも600万円もしくはそれ以下くらいに収まるのでは!?500万円台に突入したマツダのFRセダンガチンコ!!日独のスポーツカーメーカーによる『最終決戦』が起こるんじゃないかと・・・。ポルシェは準備万端。マツダも技術的な裏付けは揃ったようです。




最新投稿まとめブログ