Hatena::ブログ(Diary)

cardrivegogoの日記

2017-09-14

自動運転の時代・・・だからどうした!?

  「もうこれからは自動運転の時代!自動車メーカーのポジションも大きく変わる」・・・とか訳知り顔で、中身空っぽのこという輩がどーも増えているようで痒い。自分で言ってて「中身がない」と気がつかないのだろうか(俺は気付くよ、今回も中身がないこと書いてるって)!? ど素人ならいざしらずプロの自動車ライターでもこんなズボラな人々がゴロゴロいる。冒頭の一言もプロライターの文章からの拝借です。S下さんがT大寺さんから引き継いだあのシリーズ本で書いちゃってますからね・・・。あのシリーズは「自動運転なんか知るか!!」ってくらいのテキトーな奴じゃないと務まらないんじゃないの!?

  いま思い返しても笑っちゃう内容だったな。「自動運転になったらBMWやマツダは買わない!!たぶんレクサスかメルセデスになると思う。」この人の愛車はCクラスだそうですが、自動運転は関係ないじゃん(最初からメルセデス!!)。BMWかマツダに乗っていて、その魅力にどっぷりハマっている人が書かないと成立しない気が・・・。別にプロに言われなくてもさ、自分で運転しなくなればドライバビリティで勝負するメーカーに勝ち目はないという理屈は小学生にだってわかる。・・・でそもそもBMWやマツダの「ドライバビリティ」が優れているというのがすでに幻想になりつつある。

  当たり前のことだけど、どうやらこの両メーカーは本気で生き残りをするつもりらしい。年産100万台程度の中堅メーカーらしく経営判断も機敏で、かなり潔くパワーユニットを変えてきている。どちらもターボエンジンでは5000rpm程度に抑えた、まるでディーゼルなみの低回転ガソリンユニットを競うように作っている。燃費の良いイメージがあるトヨタやホンダよりも低回転に抑えている。これは・・・完全に先を読んでいる。ドライバビリティの充実にはある程度自信があるのか、それとは真逆の「車重と出力の最適化」への道を歩んでいる!?

  この両メーカーはターボでも圧縮比をがんばって上げていて、熱効率を追求するユニットに育てるつもりらしい。モーターに給電するにもベストなユニット。しかもそれだけじゃない!!自動運転やモーター搭載の前に、SUV全盛の時代がやってくることもしっかり見通していた!!ガソリンターボ&ディーゼルを上級SUV車種で、トヨタやホンダを完全に出し抜くような低速トルクが豊富なユニットとして『割り切って』使っている。どちらも超ロングストロークでドライバビリティは無視。

  S下さんは、スポーティなセダンを仕立てるメーカーとして「自動運転時代」の負け組に指名してますけども、BMWもマツダも新規開発しているユニットをみる限りでは、スポーティなセダンを求めるユーザーには完全に背を向けています。BMWはEVへの取り組みに注力していて、主力モデルは放置、マツダも次世代エンジン(HCCI)とSUVにばかり乏しい開発費を回している模様。素性の怪しいシャシーに風化した技術のエンジンを搭載した540iとか喜んで買っている人は・・・クルマを見る目がないんじゃないの!?

  自動運転が実現する前に「モーター搭載」へ転換の時代がやって来ています。なんでも小型モーターで解決してしまおう!!日産はステアリングを完全モーター化したステアバイワイアを発売し、メルセデスは新たに開発した「直列6気筒エンジン」にモーターを組み込んで、ターボラグを消す電動ターボを実用化。レクサスは電動CVTを有段化制御ミッションへと変貌させるなど、モーターを使って「バーチャルリアリティ」な制御環境を追求する試みが、日本市場とごくごく近い関係のメーカーによって推進されています。大きな枠組みでくくれば「自動運転」とは、電動化で可能になった「バーチャル」な機能の中の一つでしかない。なぜなら日産、メルセデス、レクサスが新たに投入した技術は「自動運転」との関係性が乏しいから。

  ステアバイワイアはプロパイロット技術に組み込まれていないし、自動運転前夜にも関わらずメルセデスはAMGエンジンを手組みで作っているし、新技術の電動ターボは、ハイブリッドというよりは、電動の「ミスフィアリングシステム」みたいなものらしい。そうです!!イニシャルDでもおなじみのランエボのWRC車に付いていたあの装置です。パンパンとやかましい音を立てずにターボラグを無くせるらしい。そしてレクサスはCVTの有段化に5年の歳月をかけたとか・・・トヨタの社長があの人だからこそ完成したんでしょうね。

  サプライヤー主導で、片っ端から自動ブレーキが配備されていくような「横並び」状態から、メーカーがより独自性を打ち出すことに必死になっている。メルセデス、レクサス、インフィニティの3ブランドは「ドライバビリティ」に主眼を置いた革新で勝負しているのがはっきりわかる。あれれS下さんの指摘とは真逆じゃん。




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2017-09-06

悩ましいリアルスポーツの価格。

  リアルスポーツが次々と日本に襲来。とってもいいことなのですけども一抹の不安もあります。世界中のブランドが日本で爪痕を残したい!!と挙ってやってくる。「せっかく作り込んだのだから、リアルスポーツの国・日本に挑戦したい!!」って本気で思っているかどうかはわかりませんが、シビックtypeR、ジュリア・ヴェローチェ、カマロSS、アルピーヌA110、アウディRS5など・・・どれもこれもいい感じのオーラ出してますわ。

  価格帯は450~1200万円くらいまでで、日本で定番の『WRX』から『911』までの価格帯に収まることを狙って設計されているみたいです。すでに先行して登場しているアルファ4C、ゴルフR、ジャガーFタイプや、日本にしっかり根を張ったエリーゼ、エキシージ、718ケイマン、718ボクスター、コルベットなどなど・・・。価格も絶対に無理ではないくらい(かなりしんどいけど)、「クルマが本当に好きなら買ったらいいんじゃない!?」と絶えず呼びかけられているような感じ。



  高性能車の価格はどんどん上がる・・・。21世紀に入ってからそんな脅迫観念とともに20年近くが経過しましたが、より現実的にユーザーを求める価格に収まるモデルも着々と増えてます。2000万円を超えたNSX、450万円のtypeR、200万円のS660と、当たり前ですけどマーケティングはバッチリで、どれもセンセーショナルでしかもホンダのオリジナリティーが存分に発揮されていて3台ともに上手くまとまっています。対するトヨタは1300万円のレクサスLC、300万円の86。ここに600万円のスープラを押し込んで来るのかな。こちらは設計の個性よりも、なぜかFRオンリーのこだわり。そして質感だったり部分最適化による保守的なスポーツカーを揃えています。

  ホンダとトヨタにここまで闊歩されたら、他のブランドはひとたまりもないでしょうけど、日本のスポーツカー・ユーザーはとにかく舌が肥えているので、とにかく『興味深い』クルマを作って、無茶ではない価格で売るならば、意外に上手く行くのでは!?とりあえず発売初年でなんとか1000台くらい売れれば、コアなファンができるでしょう。しかしこの年間1000台という一見何でもない数字が結構難しいようで、果敢に挑んだものの達成できなかった輸入スポーツカーもいくつもあります・・・例えばプジョーRCZとか。

  RCZくらいにそこそこ知られた存在でもダメとなると、日本メーカー、ドイツメーカー以外が安易に挑んでもほぼ無駄!?という気もしないでもないですが、それでもRCZが悪戦苦闘したひと昔前とは市場環境もだいぶ変わってきているようです。例えば月に2000台程度売れるVWゴルフの内で、その5%程度は500万円以上する『R』が選ばれているようです。ちょっと不器用過ぎてあまり前のめりにはならなそうな、ゴルフRでも年間1000台をクリアする水準に到達したようです(VWのディーラー網というのもあるでしょうけど)。アウディも究極のスポーツモデルばかりを揃えた『RS』が日本でも年間1000台以上は売れるようになってきているとか。確かにAMGやMよりもエンスー度が高めかも。



  トヨタ86は年間1万台、マツダロードスターは年間4000台。どちらも300万円じゃ足りない!?くらいにじわじわと単価が上がってきているので、この台数でも十分じゃないかと。86なら年商300億。ロードスターも年商120億。って決してハナクソな数字ではないはず。RSの平均単価はおそらく1000万円越えでしょうから年商100億はあるはず。20%がインポーターの取り分だとしても20億円。社員200人くらいは余裕で抱えられる!?

  「WRXから911」の価格ディスタンス、と簡単に言われても敷居は十分に高いです。しかしメーカーにとっても月に100台売るのが精一杯でも販売を継続できるだけの価格だからこそ、存分にエンスーの気持ちに答えられるモデルが作れるわけで・・・。ユーザー側も背景を汲んで、腹をくくって、そのクルマと真剣に向き合い、その価値を見定める必要があるのかなーという気がします。300万円のプ◯ウスに乗るくらいならクルマなんて要らない!!っていう人もいるでしょう(そういう人増えてる!?)。クルマに限らず身の回りの持ち物にこだわることって、実は人生をどう生きるかに結構密接に関わっていることに人々が気がつき始めた!?ってのもあると思います。

  ネット社会で気軽に大勢の人とコミュニケーションが取れる一方で、オシャレをして出かけるリアルなライフタイムの「質」が人生の価値に大きな影響を与えてるように感じるんですよねー。極端な話をすれば、昔みたいに汚い格好してリュック背負って旅に出るという行為が、グーグルアースインスタグラムの登場で変質してしまった。時間をお金をかけてそこにたどり着いても、そこにあるのは「画面」の景色でしかなく、場合によっては天候に恵まれていないかもしれません。もう『何かを見に行く』のが旅ではなく、出発してから帰ってくるまでのプロセスが『人生の一部』として価値があるか!?に重点が置かれるようになってきたのかなー。

  つまりプロセスの中で自分がどういう「服」を着て、どういう「靴」を履いていたのか?(そしてどんだ人と出会ったのか?) あるいはどんなクルマに乗って出かけたのか、どんなラグジュアリーな乗り物や宿泊の空間を楽しんだのか、・・・そういった過程そのものが消費の対象になっていると思います。JRの豪華列車が人気があるように、スペシャルなクルマの需要が穏やかながらもそこそこ伸びる世の中になるんじゃないか!?レンタカーにもその波が押し寄せてくるのでは!?という気がしています(オリックスはNSXのレンタカーを開始)。

  さて発売がスタートしたシビックtypeR、ジュリア(全グレード)、カマロ(全グレード)は年間1000台の壁を超えることができるのか?最寄りのアルファロメオ・ディーラーに問い合わせたら、とりあえず3台を(買取で)入れて1台だけ注文もらったけど、あと2台残っていてこれなら1ヶ月以内に即納できます!!とのことでした。・・・やっぱり現実は厳しいのかな!?アルファロメオ全体では年間1000台はクリアできていますが・・・。



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2017-09-01

ホンダが考える新しいシビックtypeRの意義。




アテンザ、レガシィB4、カムリHV・・・どーもセダンってのは中国風4ドア3BOXに収束してしまいますね。内装もなんだか現地生産による量産化を考えた材質に抑えられているし。もっと手練手管なハンドメイドを感じさせる要素が日本のハイソカーにはあったはずなのになー。そんな心の隙間をふと埋めてくれる存在が意外なところから・・・出てきたよー。

ホンダ・シビックtypeR。伝統的に単なるストリートで攻めるマシンだと思われがちですが、450万円でカタログモデルとしての販売に踏み切ったホンダの狙いは、どうやら新しい「伝統」を作ることにあるようです。ヴェゼルやジェイドを発売したあたりから、ホンダ車のコクピットの質感が高まりました。もちろん量販車ですから、樹脂形成したステアリング、レバー、スイッチ類にデジタルメーターなんですけども、300万円かそれ以上の価格帯のメルセデス(A/B/Cクラス)、マツダ(アテンザ、CX5)、スバル(レガシィ、レヴォーグ、WRX)と比べても全く見劣りしない、剛性感を備えた手触りの良さがとても好印象でした。

その質感は当然にミドルクラスの中核を担うシビックにも受け継がれていて、その豪華版となるtypeRでは、さらに本物志向のMTシフトレバーや、派手な色使いで手縫いでオートクチュールな装いもあるスウェード生地のシートを採用。「上級モデルはとにかく本革を張っとけ」みたいなマツダの『Lパケ』、スバルの『リミティッド』『tS』『STI』とはちょいと違いますねー。『キャンバス地か?本革か?』の2択で多くの上級量販モデルが作られていますが、そこに敢えてスウェード地を選んだ理由ってなんだろう?NSXのシートの余りを使ったのかな!?

ちょっと考え過ぎかもしれないですが、少なくとも40万台作ってさっさと売りつくすという、『総合メーカーのセオリー』はトヨタだろうがホンダだろうがスバル、マツダ、三菱に至るまで、グローバル車を作るメーカーにはどうやら相当に浸透しているようです。「1モデルで年産40万台」。想像力が欠如していて!?目先のことしか考えない!?コンサルタントが生み出す安っぽいセオリーは、一時的に株価を安定させる効果くらいはあるかもしれないですが、2000年頃にそれに従ってM&Aに奔走したブランドの多くが、あっさりと目算が外れて破綻していきました。どこかの国のメーカーがトヨタと同じターゲットのクルマを40万台作ったところでそれは無意味だろーし。

「そんなの常識だろ!!」とか言ってる頭の固いクズが仕切っているブランドはさっさと消えていくんじゃないでしょうか。もはやテキトーに「ハイソカーです!!」とターゲットを絞ったところでうまくいく見込みはほとんどない時代です。そんな厳しい時代に見事に伸びたのは鬼才・和田智氏のデザインで新しい高級車像を作り上げたアウディ。そもそもこのブランドにとって40万台は全く意味を持たない数字です。それでも世界最大となったVWグループの利益をこのアウディだけでほぼ全量稼ぎ出しています。・・・ちなみにレクサスはトヨタの利益にあまり貢献していないですし、インフィニティはまだまだ日産のお荷物に過ぎません。アキュラは・・・。

アウディだけがなぜ特別だったのか!?それは当たり前のことだけども、他のブランドが『アウディではなかった』から。アウディ自体は歴史が伴ったブランドですが、VWグループのプレミアム戦略ブランドとしての『21世紀アウディ』の躍進は、とにかくあらゆる市場のクルマ好きにとっても「まぶしく」見えた磨き抜かれたモデル群の賜物です。1998年の初代TTのデビュー以来、もうかれこれ20年が経過して、アウディが世に出したアイディアはすっかり他のメーカーに研究されそのエッセンスは「養分」となりました。そんな沈殿したアイディアの塊を土台にして作られているようにしか見えないのが、アテンザ、レガシィB4、カムリHV。もうすっかり退屈なセダンになってしまいました、

・・・でそろそろ「新しい形」が現れてもいい頃だなと思います。倦怠感が漂うセダン(クオリティカー)市場。それを打破するのが『スウェード地』!?なのはどうかはわかりませんけども、少なくとも20年前のアウディのようなセンセーショナルを意識したホンダの心意気は伝わります。ただしエンジンはもう少し頑張って欲しかったなー。K20Cは確かにスバルのEJ20(WRX-STI)を軽く蹴散らす官能ユニットなんですけども、出力のピークを7000rpmまで上げればもっとキャラが立ったはず(現状は6500rpm)。カーメディアでよく比較されるゴルフRが5100rpm、WRX-S4とレヴォーグ2.0のFA20DITが5400rpm,EJ20が6400rpmという状況を考えれば、もっと突き放して欲しかった。

日本のカーメディアはいざ知らず、イギリス(TOPGEAR、AUTOEXPRESS)、ドイツ(AUTOBILD)、アメリカ(MOTORTREND)がこぞってクラス最強のエンスーマシンだと絶賛させた!!という意味では、日本のスポーツカーの歴史においてもあまり例がないです。マツダロードスター、RX7、フェアレディZなど海外で大成功を収めたスポーツモデルは他にもありますけども、「世界最強」の称号を得たクルマは歴代ランエボとWRX-STIくらいのものでは!? 初代/二代目のNSXやレクサスLFAは、スーパーカーへのコンプレックスとしか受け止められてないし、スカGやGT-Rは、ZやRX7と同じでポルシェの壁を完全に超えたとは言い難いです・・・。

別に普段乗るクルマが「世界最強」かどうか?なんてそれほど大した問題ではないのですけども、つまらないクルマだけはちょっと勘弁してほしい!!はっきり言って「アウディ以来」という手垢のついたコンセプトに飽き飽きしてます。10年落ちのアウディA4を50万円くらいで買ってくればいいんじゃない。わざわざ300~600万円も払いたくない。買ってもいいなと思うのな450万円のシビックtypeRだけかも。


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2017-08-15

大混乱の時代だから、『直感』で選べばいいんじゃねーの!?

  EU諸国では相次いでガソリンエンジンの新規開発を躊躇させるような、『締め出し法案』が次々と通過しています。それにしても地元欧州メーカーがあまりにも不甲斐なさすぎる・・・独ボッシュと組んだメーカーのディーゼルに次々と疑惑で炎上しています。主力のディーゼルがダメで、ガソリンターボも三菱、IHI、ハネウェル、ボルグワーナーなどEU圏外のサプライヤーによってターボチャージャーのシェアを完全に抑えられてしまっていては、欧州経済にとって内燃機関を締め出すことは極めて重要な『政治的』判断なのかもしれないですけど・・・EVなら勝てるっていう保証は!?

  日本のデンソーと組んでいるボルボと、欧州トヨタにもディーゼルを供給しているBMWは、なぜか疑惑を免れているのもちょっと不自然に映ります。なぜかメディアってトヨタの都合のいい方に動くんですよね。世間ではVWとカーメディアの癒着がどーのこーの言われてますけども、もっともカーメディアが神経を張り巡らしてレビューを書いているのはトヨタ車な気がします。

  この前に別のブログで、日本市場で売られている中型車で一番出来が悪いのはBMW!!みたいなことを書いたんですけども、そのBMWよりダメな中型車を作るとしたらトヨタしかないですね。このメーカーはとにかく営業力が凄まじいので、平気で10年くらいFMCしないでフェイスリフトだけで済ましていたりします。自動車メーカーってどこもそうだけど、FMCしないままに放って置かれるクルマほど、小変更が絶え間なく続いていたりするんですよね。強度が必要ではない樹脂パーツがペラペラのBMWで使ってそうな素材に置き換わっていたり。

  何の告知もなく、エンジンからシリンダーオンデマンドや、アイドリングストップが外されていたからって、単純に走っているだけなら満足度は損なわれないですよね。むしろ気筒休止の変な挙動なんてないほうがいいって人もいるくらい。逆にやって欲しくない変更は、ステアリング素材や、ペダル&シフトレバー素材の改悪。なんか妙に光沢がなくなっているだけで、クルマ
の価値がだいぶ毀損させられた気がします。日本市場に展開されている全モデルのうちからそのような変更がされた全てのモデルをフェアに指摘出来ないないので、いちいち個々の車名を挙げることは避けますが、そういう悩みから解放されたいならば、ユーザー目線での『満足度の向上』に力を入れているブランドを指名買いすればいいんじゃないの!?

  まずは何と言っても、3年くらい前から絶好調が継続している『メルセデス』。AクラスとかCLAクラスとか手頃な価格で出ていて、『これはベンツではない』とか散々に言われてますけど、まあ買ってみたくなってしまう人の気持ちもわからなくないです。CLAなんて、エクステリアは立派なDセグセダンですけども、乗り込んでしまえば、スモールカーそのままですわ。あれに大人4人がフル乗車するのはちょっとね。操縦感覚もほぼスモールカーなんで、まあ価格なりなんですけど、見当違いな期待さえしていなければ、裏切られた〜ってのは少ないブランドだと思いますよ。むしろ『本物』って言われている上級モデルよりも売れ筋のCLA250くらいがいいのかもしれません。2Lターボでもいい感じに走りますし、400万円台でゲットできればいい買い物では!?



  日本メーカーではやっぱり『マツダ』ですね。あのインテリアを見ると、なるほど!!って合点するんです。クルマが好きな開発者が心からシックリ来るようにデザインしてるよなー。どちらかというとエクステリアが注目されがちですが、マツダは実はインテリアがすごい!!あまり価格が高くないから満足できるって部分もあるんですけど、レクサス、トヨタ、日産、ホンダにありがちなオッサン臭さがうまく処理されていて、世代を感じさせないコンテンポラリーでハイセンスな世界観・・・これこそシトロエンDS→メルセデスへと広がっている新しいクルマの付加価値創造への取り組みにおいて、日本メーカーではもっとも中心に近いところに入り込んでいる!?



  さらっと名前を出しましたけど、『メルセデス』や『マツダ』に指針を示したのは、間違いなく『シトロエン』から分離した『DS』ブランドだと思います。上質なスモールカーはこうやって作るんだ!!という創造性を存分に示したDS3/4/5は、あまりに新しすぎてあまり受け入れられなかったですけど、もしトヨタが新型アクアとして『DS3』を、新型プリウスとして『DS4』を、新型ヴォクシーとして『DS5』をモチーフとしてうまくデザインされたモデルを発売したならば・・・どれだけ売れるんだろう!? 『DS』ブランドにもまた目が覚めるようなモデルを発売して欲しいなー。実際にPSADSを突破口にしてプジョーもシトロエンも日本では非常に上り調子です。

  他のブランドは『ダメ』って読めるかもしれないですけど、そんな意図はないですよー。ただメルセデス、マツダ、DSと『ボルボ』などは、インテリアで勝負しよう!!という姿勢が見えるってだけの話です。他のブランドも色々面白いことを仕掛けているけど、この4ブランドに関しては、ブランド全体で『世界観を作る』っていう途方も無いことを追っかけちゃってんのかなー。あとMINIなんかもその類いになるのかな!?まあライフスタイルの数だけクルマのブランドがあっていいと思う!!もっともっとディープな競争を繰り広げてくれないと、選ぶ側も全然テンション上がらないですから。


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↓15000km走行で380万円のCLA250です。当たりがついていい頃合いだと思う。

2017-08-10

市販現行モデルで最高のスポーツカーとは・・・

  マセラティ・グランツーリズモという、欧州の古典的なグランドツアラーをそのまま正常進化させたようなクルマにいよいよ終焉の時が迫っているようです。マセラティなんてなかなか縁のないブランドなんですけども、このクルマが新車で買えなくなるのはちょっと寂しいですねー。スーパーカーのレビューを任されるくらいの、超一流モータージャーナリスト(西川淳、渡辺敏史の硬派でストイックな印象の2人しか思い浮かばないけど)からは、フェラーリエンジンによる、より気楽に広範に乗れるグランドツアラーであり、女性でも気楽に所有できるライトなエンスーカーとか言われてきました。

  搭載するフェラーリV8自然吸気がいよいよラストになるというので、日本のクルマ好きからは、予想を超えたかなりの『指名買い』が入っているのだとか。まあ大半は投機目的での購入なのかもしれないですけど、日本の金持ちはやっぱり損しないクルマをわかってんなー。まだまだコルベットウラカン(V10&AWDだけど)あるし、7100rpmという情けない数値はともかくレクサスRC-Fも健在で、それに加えてメガトンヘビー級のLCとかいう新手も出てきた(重いヤツはターボにしとけよ)。ポルシェにもまだまだ911GT3が残っているし、大人気だった911Rの第二弾がまたあるんじゃないか!?それでもフェラーリ製の自然吸気は特別な重みがありますねー。あの中二病みたいな音(いい意味で)。

  長らく『自然吸気』の精神的な支柱として君臨したメーカーは、何と言ってもホンダだったのですが、どうやら新たに登場するRWDのスポーツカー(S2000後継モデル)にも、シビックtypeR用の2Lターボが搭載される運びになるらしいです。北米アコードでは、今も健在な直4の2.4LとV6の3.5Lがそれぞれ自然吸気で存在していて、これを載せてくれると思うけども・・・日本で売るのか!?

  ホンダがRWDのスポーツカーをシリーズ化してくれるのは、大変に結構なことだと思うけど、その先に何を見ているのか?どうもホンダのスポーツカーは1世代で姿を消すことが多いですし。趣味性の高い『企画ありき』のスポーツカーが何世代も続く方がイカれているのかもしれないですけど、カーライフってそんなメーカーの『気まぐれサラダ』みたいな刹那な存在に委ねてよいものか・・・。

  S2000の後継モデルは、シビックtypeRのようにターボユニットでGTカー路線を目指すのか? S660のように自然吸気でピュアスポーツカーを目指すのか? スーパーカー(NSX)、スポーティ&グランドセダン(レジェンド)、GTハッチバックスポーツ(シビックtypeR)、ピュアスポーツ(S660)と全方向に広がるホンダスポーツは、例えばロータス、ポルシェ、アルファロメオ、マツダなどと比べて、このメーカー(ブランド)はスポーツカーの各ジャンルにおいて一体どんな強みがあるのか!?がやや伝わりにくい状況になっている気がします。どのモデルもちょっと『半信半疑』。

  『そんな優柔不断な奴はスポーツカーなどに手を出すな!!』と言ったところでしょうけど・・・作り手が金持ち相手がスポーツカーの基本!!だと考えているなら、とりあえず興味ないなー。スポーツカーを周囲に自慢する趣味はないので・・・。そもそも『ポリシーがない』『哲学の欠如』が疑われるメーカーのスポーツカーじゃお金を出す気にもならない。だって次のモデルは無くて、下手するとクルマの歴史からも消え去る運命なんじゃないの!?(アウディTT、プジョーRCZ、ホンダCRZ、BMWi8、BMW・Z4などと一緒に歴史から抹殺される)

  今ホンダが生産している、NSX、S660、シビックtypeRの3台のスポーツモデルですが、いずれかが生産中止になったとして、果たしてどれだけのクルマ好きがそれを心から悲しむというのだろうか!? 完全に憶測で恐縮ですけども、どう考えても、初代NSXやS2000の生産終了の時のような、世界を覆うような喪失感(ロス)とその後のプレミア的な中古価格が生まれることはないんじゃないの!?もちろん技術やらスペックやらも大事ですけども、結局は趣味性の高いクルマの価値とは、ファンにどれだけ喪失感を与えるか!?で測れるんじゃないかと・・・。ホンダにとっては屈辱的かもしれないけど、今のNSX、S660、シビックtypeRでは・・・いずれもトヨタ86に遠く及ばないと思う。やはり自然吸気は崇高な存在。・・・とりあえずS2000後継モデルには期待しますよ。300psの3.5LのV6自然吸気を!!




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