CARDRIVEGOGO アーカイブ・ブログ

はてなダイアリーで書き殴っていた自動車に関する放言記事を1つのブログにまとめました。

三宅坂のアテンザ・・・

  土曜日の夜、都内の田町近辺での会合に出席している彼女を夜中に迎えに行きました。普段は新宿駅だったりするのですが、休日で都心の道路も空いているので、大学近辺まで行く事にしました。甲州街道を四谷で右折し三宅坂を通り1号線に出るルートは都内でもとびきりのセレブな区間で、勝手知ったるタクシーやハイヤーがもの凄いスピードで駆け抜けていくだけで、一般車はほとんど見かけませんでした。

  片側3〜4車線が平気で五叉路なんかになっていて、田舎モンの私にはどこを走ってよいものかまったく自信がありません。徳川家康が江戸の道路をことごとく曲線を描くように走らせたことが原因だと思いますが、道なりに走っているはずなのに方向が目まぐるしく変わっていきます。もはやナビなしにはとてもルートが分からず、車線も不安なのでとりあえず前を走るタクシーに必死で付いていきます。タクシーのスピードが速過ぎるせいで、ナビのタイミングがおかしくなってきます。

  突然音声が切り替わり、「この信号を左折です!」っていきなり言われて、左折までの距離表示がなんと30m! しかも下り坂の途中なので、フルブレーキだとFFのケツが緩くなります。とりあえず安全を確認した上で「ウルトラターン」を敢行・・・。下り坂の強烈なフロントグリップを前輪に載せたまま左ターンもさすがにスライドを抑えることができず、過剰なタイヤ入力がハンドルとブレーキペダルに気持ち悪い振動として伝わります。どんなタイヤとブレーキを使っても下り坂のFFには限界がありますね・・・。  

  三宅坂なんてどこまで続くかわからないような、下りが延々と続き出口はカーブの先で全く見えないのですが、タクシー各車は信じられないスピードで下っていきます。右コーナーの先に赤信号待ちがいるのではとか思わないのでしょうか・・・。タクシーを追いながら、下り坂でアクセル外してもスピードがどんどん上がっていきます。前方のクルマはだれもブレーキなんぞ踏みません。ここで踏んだら後ろのタクシーに大迷惑だろうなと思い、恐怖心を堪えつつブレーキを我慢・・・踏んだら負けゲームか!?。ここのタクシーの運ちゃんは頭のネジが何本か外れてるよ〜。