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cardrivegogoの日記

2017-03-10

アメリカ車を日本で売ったらドイツ車は総崩れになるよー!!

  そもそも「前提」がおかしいですか!?アメ車はもうすでに売っているだろ?どのアメ車ならドイツ車に勝てるって言うのか? まあまあそうなんでしょうけども、多くの人(自称クルマ好き)がそういうリアクションをしちゃう(?)くらいに、日本のユーザーはクルマのことが全くわかってないんじゃねーの!?と言いたいだけです・・・はい。

  確かに日本メーカーはとても優秀です。多くのメーカーのマーケティング部門が使う、自動車ユーザーの分類は大きく分けると、「クルマを単なる移動手段と考えている層」「ハイライフ・シーカー(seeker)」「パフォーマンス・シーカー」の3層になるみたいですが、最初の「単なる移動手段層」に関しては日本メーカーの占有率は圧倒的です。軽自動車も含めてモデル別の月間販売台数で30位以内(目安1000台)に入れるくらいの、定番のクルマになるんですけども、ここに食い込める輸入車があるか?

  実際にはMINI、ゴルフ、Cクラス、3erならチャンスはありますけど、それらのユーザーって「単なる移動手段」とは決して思ってないですから、その一つ上の「ハイライフ・シーカー」になると思います。おそらく輸入車でここに食い込めるだけの技術力を持っているのは、中国韓国台湾だけじゃないですかね。「単なる移動手段層」相手に、フィット、アクア、フリード、シエンタと互角に競争できるクルマを作れるのは中韓台だけだろ・・・って話です。スバルやマツダだって弾き出されつつあるわけですし。

  「ハイライフ・シーカー」とは、他の人とは一味違うライフスタイルを求める人々を指すらしいです。おそらくはレクサスやランドローバーなど「貴族趣味的」なブランドの熱心なファン層を指しているとは思いますが、ここにメルセデス、BMW、VWなどのファンが大挙して紛れ込んでいる。さらにスバルやマツダのファンまで入り込んできてしまった〜。これではもはや「ハイライフ」とはほど遠い気もするんですけどね。ちなみに私がブログでメルセデスA/CLAクラスやBMW3erを叩くのは、このエリアに属する中では最低レベルのクルマだなーと思っているからです。あまりにもユーザーを惹きつける「こだわり」が無さすぎるし・・・。

  (Aクラスや3erへの批判に)反論してくるユーザーのほとんどは「単なる移動手段」相手の比較しかできていないようです。同じクラスの日本車と比べてどーですか?って聞くと全くと言っていいほど美点が出てこないです。どうも日本市場の「ハイライフ・シーカー」ってレベル低いのかも!?と思っちゃうのですよ。とりあえずクソな(ハイライフ・シーカー向けの)クルマに対しては「日本をナメるな!!」って大声でもっと言うべきじゃないですか!?実際にA180やCLA180なんてアメリカの「ハイライフ・シーカー」には相手にもされないから販売すらされてないです。そしてアメリカでVWゴルフは「単なる移動手段」によるクラス最低価格の競争に堂々と参入しています。

  アメリカから「本物」の「ハイライフ・シーカー」向けモデルが導入されたら、結構「勢力図」が変わるんじゃないか!?という気がします。ちなみに日本の「ハイライフ・シーカー」市場では輸入ブランド率は6〜7割に達するようです。確かにこのレベルで月に1000台を確実に売り上げる国産モデルは、クラウン、アルファード、ヴェルファイア、ハリアー、ランクルのトヨタの定番5モデルだけ・・・月に1000台以上売れたらもはやハイライフではない!!という意見もありますけど。

  ここに「豊かさ」の定義を日本に教えたアメリカの「ハイライフ」を投入するんです。惜しまれつつも日本から撤退したフォードが、間際にヒットさせたマスタングのポテンシャル(売れ方)を見るだけでも、つまんねードイツ車のシェアを相当に喰えるんじゃないか?って気がしますよね。キャデラックやリンカーンだけが「ハイライフ・シーカー」向けではないです。アメリカでは2万ドル台でマスタングとカマロが売られてますが、あれだけ存在感あったら十分に「一味違うライフスタイル」になってる。

  やっぱり物質文化に関してはアメリカが上です。例えば日本の賃貸物件見ても、築20~30年以上の古いマンションは6畳くらいの部屋で構成されていますが、築10年程度の物件は15畳前後の広いリビングが当たり前になっています。アメリカでは6畳のワンルームなんて「人間が住む部屋」としてはカウントされず、物置に分類されるのだそうですけど、日本の住環境もたった10年でガラリと変わって、アメリカ的な価値観が当たり前になってきました。もちろん優劣や価値観は個人によって感じ方が違うわけで、個人的にも日本建築の素晴らしさに誇りを持っていますが、事実として日本のライフスタイルがアメリカのそれの前に屈しつつあるわけですよ・・・。

  日本人が憧れるものをアメリカは次々と作る。なぜならまだまだ中国を数段上回るGDPを持ち、世界で「オンリーワン」の圧倒的な購買力を100年以上にわたって維持してきたからです。ホンダのNSXだって、スバルのWRXだって今ではアメリカで開発されています。アメリカ向けの自動車メーカーのサイトを見れば欲しいクルマがいくつも出てきます。「ダッジ・チャージャー」「シェルビーGT350(マスタングのハイパフォーマンスモデル)」「デトロイト・エレクトリック(ロータス車を使ったEV)」「ヘネシー・パフォーマンス・ヴェノムGT」「シビック・クーぺ」「レクサスES」「インフィニティQ60」などなど。

他にもスーパーカーのメーカーがいくつもあるのですが、まだまだ日本の「パフォーマンス・シーカー」向け市場にはなかなか参入してきていません。そしてすでに参入しているモデルは全てアメリカ向けに作られている・・・NSXもWRXもGT-Rも。トランプ大統領の言い分を鼻で笑う輩がたくさんいるようですが、何もわかってないのは、クソみたいなクルマに乗って喜んでいる日本の「ハイライフ・シーカー」の方じゃないですか?


↓日米EVスポーツ対決!!いい勝負じゃないですか!?