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cardrivegogoの日記

2017-05-01

極上ファミリーカー対決  ボルボV60 と シトロエンDS5

  いつも偉そうで恐縮ですが、クルマ選びの痛快さ!!とは「どれだけとんがったマシンを選ぶか?」ではなくて、「どれだけ上質なファミリーカーを選ぶか?」にこそあるんじゃないか!?なんて思っている次第です。前回は「最良のDセグセダン決定戦」でしたが、今回は「最良の上質ファミリーカー決定戦」です。お父さんも家族も大満足で、両親や親戚など誰かを乗せる際も楽しくなる。センスが良い「最強」のクルマを決めたいと思います。

  もうすでに準決勝まで決着がついていて、「ボルボV60D4」と「シトロエンDS5ブルーHDi」が決勝進出を果たしました。準決勝、準々決勝で善戦したモデルを挙げておくと「ホンダ・オデッセイHV」「VWパサート・ヴァリアント・Rライン」「スバルアウトバック」「トヨタ・ハリアーHV」「BMW320i・GT」「三菱アウトランダーPHEV・Sエディション」・・・「ベスト8」はどれもメーカーのこだわりが随所に見られる「超オススメ」なモデルばっかりです。

  あの「プジョー3008ブルーHDi」や「マツダCX5XD・Lパケ」が惜しくもグループリーグ敗退。優勝候補と思われた「ポルシェ・マカン」に至ってはグループリーグ勝ち点1も奪えずに最下位で敗退しました。やはりブランドヒエラルキーの底辺にいるモデルが勝ち抜けるほど甘くはないですね。グループリーグ敗退モデルに共通するのは、やや「余裕」がない佇まいです。家族4人がゆったり乗るイメージが湧いてこない・・・CX5、3008、マカンはやはりカップルがドライブするクルマか。

  「ボルボV60もサイズ的にきつくないか?」・・・これが不思議なことにいい感じなんですよ。ボルボが最初から4人乗車を考えて設計してるというのが大きいですね。CX5、3008、マカンは元々はVWゴルフのようなCセグのスモールカーをベースに、あまり「拡張」を意識しないで、というか大きくなり過ぎないように開発側にイニシアチィブが働いています。それに対してV60は旧型マツダ・アテンザのシャシーをベースにボルボ&フォードが欧州向けに改良したDセグ用のプラットフォームを使っているのが大きいです。現行アテンザはEセグの5erやレクサスGSよりもゆったりしていたりするので、マツダのパッケージングというかFFセダンのパッケージングの良さが生きています。パサート・ヴェリアントも同じですし、FRの3erGTは目一杯ホイールベースを伸ばしてFF勢に対抗していてBMWの必死さが伝わってきます。

  さらにボルボV60の選考理由は、内装の上質感。これぞ上質ファミリーカーのお手本じゃないですか!!ボルボのユーザーが「レクサスの内装はちょっと幼稚なんだよね」と本音を漏らすのもわかります!!ビジネスシーンで使うクルマとプライベートで使うクルマの違いといったらそれまでなんですけども、ボルボは余計な機能を盛り込んで、ライバル車をキャッチアップするというよりは、独自のファミリーカーの世界観に従って、コクピットもリアシート周りも統一感を持ってデザインしてます。先ほどから名指しで恐縮ですが、レクサス、それからBMWアウディは・・・乗るたびに思うのですが、インテリアデザイナーのやる気が伝わってこない。日産、ホンダ、マツダ、スバルジャガーもダメですねー。本気出してないから。・・・もうそこに過剰に意識が行ってしまうと、残る「メルセデス」「ボルボ」「シトロエンDS」が選択肢の全てになるかも。

  まだまだボルボV60はいいところあるんですよ!!走りもまとまっているし、ハンドリングも過不足ない水準。そしてエクステリアですね。特にリアのコンビライトを側面の方向から見たときの、「ボルボですよ!!」と訴えかけてくるような・・・「うねうね」を見る度にいいなと思います。2011年デビューのモデルで、最初は「違和感」があったのですが、5年経ってしっくりしてきました。時間が経つことによって味が出てくるデザイン!!これぞ名車の条件だと思います。モデル末期だけど、新型は微妙な乗り味になりそうだから・・・ボルボ買うなら現行ですね。


  

  シトロエンDS5は、フランス政府の公用車(大統領専用車)にもなっている由緒正しいモデル。いよいよDS7というさらに大きなモデルが登場するのですが、DSブランドが誕生してこれまでずっとフラッグシップを務めてきただけあって、シトロエンの情熱が存分に詰まったクルマになってます。トヨタ・エスティマのようなずんぐりしたボデーで、フランスで人気のお手軽なピープルムーバー(ルノー・カングーみたいなクルマ)だと思われがちですが、一度乗ったらこれがなんとも「後を引く」んですよ・・・欲しくなる。もう何度もこのクルマについては書いてますし、動画を見てもらえば、言わんとしていることはわかっていただけると思います。なんで日本メーカーにはインテリアを演出することができないんだろ。やっぱり日本車のコストかかっているクルマは、高齢者向けに作られているんですよね。

  シトロエンもDSもメイン市場は中国なんですが、日本ブランドよりフランスのブランドが人気になるのがちょっとわかる気がします。ホンダも日産も日本向けモデルを基準にして、中国の所得水準に合わせたそれなりの量販モデルを投入してますけども、デザインの本気度が違う!!シトロエンDSは5以外のモデルも、所有する喜びや、移動時間を楽しむという姿勢が徹底されています。・・・なんか冗長でまとまりがなくて恐縮ですけども、ベスト8のモデルで最古参がこのシトロエンDS5であり、それを超えてさらに進化した世界観を見せよう!!というモデルが出てこないです。もしかしたらシトロエンDS5がたまたま生まれてしまったから、他のメーカーが「これはまずい・・・」と慌ててファミリーカーの質感を(嫌々ながら)上げてきた・・・そんな構図にすら見えるのですが。・・・ということで優勝はDS5です。



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