いつか作務衣をつくりたい・・・

森南海子さんの「布への祈り」(三五館)を読みました。作務衣ジャケット
のいろいろなバリエーションが載っていたので是非私も作りたいと思ったのです。ジャケットの魅力もさることながら、森さんのこれまでの歩みをはじめて知り、そのぶれない姿勢に圧倒される思いがしました。そう、わたしが好きな人たちはそういえば皆ぶれない生きかたをしています。ターシャ チューダーさん、ベニシアさん、松浦弥太郎さん、ほかにも沢山の人たち。そういう人たちは人に対してもものに対しても丁寧に尊敬を持って接しているように思います。

いつか作務衣ジャケットは必ず作ろうと思いますが、森さんの本にはからだが不自由だったり年を重ねて体系が変化したりした人が動いたり脱ぎ着のしいやすい工夫が載せられています。母にその中の一つでも作れたら良かったなぁと思います。布への深い愛と慈しみがこの「祈り」という言葉に集約されているように感じました。