頭の中身は整理しない方がいい時もある?

体系的、論理的に考えるだけだと、突破口が生まれてこない感覚がある。予感として、このまま考えていても埒があかないなあ、というのが肌感覚としてついて回っている時に、さてどうするかと悩んでしまうのだ。
また、考えようとして考えている時よりも、他人と会話していたりして、突然思いついたりする事の方が多いような気がする。
そう考えると、頭の中身は整理しないほうがいい、、、時もあるんじゃないかなと。特に、社会人は、学生の頃みたいには、じっくり考える時間をもらえないことが多いので、発想の瞬発力ってのが求められるシチュエーションが多いと思う。というか、ほとんどだったりする(自分だけ?)
そんな時は、頭の中身をがらがらポンってして、出てくる答えが重要。ちょうど、中が見えない壷のなかに手をつっこんで、何か分からないまま取り出すイメージ。でも、取り出したものがハズレばかりではしょうがなくて、その辺が難しい。壷の中身ってのが、ラーメンのダシをとるのに似ているかも? 素材のバランスがちょっとでも崩れるとダメになるし、たまにかき混ぜてみたり、灰汁をすくったりしてメンテしながらみたいな。
で、そのバランスを崩さないようにするためには、やはりある程度は中身の整理が必要だったりもするわけで。それってのが、ベースとなる豚骨=基礎的な教養と知識があって、そのダシがよくスープに出ている=知識と情報を理解し、自分の骨肉となっているってことなのかなあと思う。。。