2010-01-31
■[SF][感想]『アンドロメダ病原体』

![]() | アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208)) |
面白かった。『ジュラシック・パーク』で有名なマイケル・クライトンの出世作。宇宙からもたらされた謎の病原体による感染拡大、その謎に挑む科学者の戦い。ある意味、映画『アウトブレイク』とか、ゲームの『バイオハザード』なんかの原点とも呼べる作品。
流石にちょっと古い感じはしたが、病原体の謎に徐々に迫っていく展開は熱い。ただ、ラストと、病原体自体の根本的な謎(存在)については仮説止まりで、もっと突っ込んで欲しかったし、そういう意味でラストがややあっさりしすぎなのが残念。
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冷戦下の熱核兵器は物質→エネルギー変換を
利用した兵器じゃないですか、対して
アンドロメダはエネルギー→物質変換を行う
生命体とおぼしきもの。外宇宙?からやってきた脅威。
その脅威に対して、結局のところ科学管僚もなすすべもない。
多分、当時の冷たい戦争を寓喩したものだと思うのですが。