サンゴのメモ帳(廃墟) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-03-25

[]UV写真 00:33 UV写真を含むブックマーク UV写真のブックマークコメント


ペンタックスのデジタル一眼→最初のレンズが短焦点マクロと、カメラ初心者にあるまじきルートを邁進しているワタクシですが、次に狙っているのはさらにマニアなUV(紫外線)写真撮影だったりします。


あ、服が透けてイヤーンな感じになるのは赤外線写真ですので念のため。


やっぱり仕事に絡んでくるんですけどね。UVっつーのは、我々ヒトには見えないけれど、昆虫にはばっちり見える光線でありまして、昆虫の眼を通して世界を見るとたとえばモンシロチョウはオスとメスでぜんぜん違う色に見えたり、花は中心部分に特有の色がついてて、それによって蜜のありかが一目瞭然だったりするんです。


まあ、一言で言えば昆虫は我々とぜんぜん違う世界を見ているよー、ということ。


で、僕の仕事はハナカマキリの擬態の研究なわけですが。このハナカマキリが「花に似ている」という判断は、基本的に我々ヒトの眼から見た範囲のものなわけです。じゃあ、昆虫が見ても、やっぱり彼らは花のように見えるのかどうか。そういうところにキチンと切り込んでいかないと、擬態の研究としては全くもってマズい、とまあそういう話です。


伝え聞く話(ソースは写真家の海野さんの本とか、そういうの)によれば、ハナカマキリはやっぱり昆虫の眼にも花に似て見えるらしく、それというのはハナカマキリの体のUV吸収率が高い(花の中心の蜜のあるところも、同じように高い)ことに由来するらしいのですが、それ以上に踏み込んだ研究というのはまだありませんで。


個人的にはハナカマキリの白い部分→高UV吸収、ピンク(赤)の部分→低UV吸収となっていて、じつはあの「白とピンク」というカラーリングはぜんぜん違う役割(前者は昆虫引き寄せ用、後者は鳥の眼からのカモフラージュ用)を持っているじゃないかなぁ、と予想しているんですが、ね。んなもん、UV写真を実際に撮ってみればすぐ分かるんで、そういう流れで興味を持っているわけです。


前置き長っ。


で、ですね。意外と敷居が高いんですよ、このUV写真の撮影というのが。


要る物としては、1) UVを通して可視光線を通さないフィルターと、2) UVを感知できるデジカメと、3) UVをよく通すレンズ、の3つがあるんですが、1と2はまあ普通に手に入るレベルの代物なので良いんです。最大の問題は3の「UVをよく通すレンズ」。普通のガラスはUVをほとんど通さないんで、UV撮影に特化したものは晶や蛍石といった鉱物のレンズを使っており、その特殊性ゆえにバカ高い(〜数十万円)か激レア(数十年前に販売されていたようなものがほとんど)のどちらかなんですよね。ホント困ります。


あたりの品々に関しまして、「カメラ好きだったジッチャンの遺品にそんなのあった!」等々、お心当たりのある方はご一報願いまーす。いないと思うけど。


PS ウルトラ〜の300mmがヤフオクに出ているようですが。これはちょっと違うんで要らんけど……高いなぁ。

http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w22758783