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2009-01-09 うにゃー

[][]空からおにゃのこ降ってくる小説 空からおにゃのこ降ってくる小説を含むブックマーク 空からおにゃのこ降ってくる小説のブックマークコメント

はてな質問にあった創作系質問に投降してしまったので一部修正してこちらにも貼ります。

 

降臨賞】空から女の子が降ってくるオリジナルの創作小説漫画を募集します。

http://q.hatena.ne.jp/1231366704

 

 

 † 天国から彼方まで †

 

 

人間はしらない秘密だけれど、天国はさかさまになっている。

宇宙が地底で、風(大気)が地面。そして頭上には緑と青色の空(大地)が広がる。天国の住人は天使と呼ばれている。とはいえ、地上に生きている人を人間と呼ぶのと同じように、それはことさら特別な意味を持たない――。

 

「あのこ、いまこっちを見たんじゃないか?」

風の丘で寝っころがっていた天使の康介に、そのとなりで地体望遠鏡(つまり、地球という空のなかで生活している生き物たちを観察する望遠鏡)をのぞいていたおなじく天使の弓彦が声をかけた。

「それは不味いだろ。むこう(地上)からこちらが見えるってことは」

「あのこ、もう長くないな……」

弓彦が望遠鏡から目をはなさずに深刻な声でつぶやいた。

地上を見るために天使が地体望遠鏡を必要とするように、地上のにんげんからも普通ならば天国とはけして見ることができない世界だ。その本来なら視ることの出来ない“こちらがわ”を彼女は見あげているというなら、それは死の境界に近づいているという不吉な兆候のあらわれだといえる。

「なあ、康介。なんとかならないのか。あのこ、これからデートなんだよ。なのに死ぬのか?」

弓彦は珍しく動揺していた。空(地上)の人間の寿命が尽きるなんてことは日常茶飯事なことだというのに、この頃の弓彦はどこかおかしい。

「ぼくたちは空(地上)に干渉なんてできない。当たり前だろ。どうしたんだ、弓彦」

「そんなことはわかってる。わかってるから訊いてんじゃないかよ。あのこは、これから彼に告白するんだ。そういう予定なんだよ。なのに、その日に死んじまうなんてそんなの、そんなのねえだろ」

康介が望遠鏡をのぞくと、空(地上)のなかでは、女の子がひとり、こちらを見あげておどろいたような顔をしていた。彼女は、ぼくたちを見ている。

だが、その顔からは徐々におどろきが消えて、素敵な宝物でも見つけたような笑顔になった。まるで、これから素敵なことが起こる吉兆を見つけたように。

弓彦は堅く目をつむりかおをそむけた。笑顔のこの背後から飲酒運転でふらつきながら一台の車が突っ込んでくる。

ひとは、魂になるとこちらにやってくるそうだ――。

 

空から女の子が降ってきた。

 

 

これってどう見てもプロローグだろ、常識的に考えて…。

話を広げすぎてしまうって俺の悪いクセだと思う。

 

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