ヘンテコな ため息でなんか 終わらせない!

2017*08*19*(土)

『きみ、また 25歳くらいのときのところに
もどっちゃったんだね?

そうゆうこと なんだろう?』

ううん、残念だけど
ちょっと ちがうの。そうじゃない。

きみが 維持するべきことを
維持しなかった…出来なかったってことなんだよ、たぶんね。

残念だけど。そうゆうことみたいなんだ。

でも、あのとき。
あなたが、記憶をなくしてる わたしを 無かったことにしたり 変な 笑い話かなんか みたいに して済ましたりしなければ。

話は こんなにも ややこしくなったり しなかったろう。

きみ、自分が 弱虫でずるかったってこと わかったほうが いい。

大好きだ、大事だって 本当に そうゆうふうに わたしのことを 思っていた つもりで いたかもしれない。

でもね。
ちょっとでいいから ちゃんと 振り返って 見てみてごらんよ。

あの時も
この時も わたしは ひとりで

あるいは、熱を出し、耳や歯を痛がり、
いじめられて 足のツメまで噛んで血のにじんでる
子ども を 背負いながら
崖っぷち を よじ登ってる。

きみは、パソコンの前で
自分の文章 書いたり、アニメやニュースや いろんな動画見て笑ってたり 戦艦ごっこしてたりしてたんだ。

コワゴワ パソコンや携帯を使えるようになって わたしはびっくりしたよ。

お薬の効用や後遺症を引摺りながら 街じゅうの 本屋に図書館。吐気と戦いながら 片っ端から 探して歩いた 知りたかったこと、

もう 一瞬の間に
目の前に集められて ずらっと並ぶ。

不安でたまらなかった わたしの 時間…。
子どもたちに いろんなことを
約束できず 待たせた 時間。

きみが、もし あのとき
助けてくれてさえ いたら……。

って、思う。
でも過去は かえられない。

自分の ものでは ないものなんだって、
そうなんだってこと 自分でも うすうす 知りながら。

知っていながら 内心こわごわ
手を 離さないで 隠して 一生懸命 自分のものだって思いたくって 握っていようとしてた…そうじゃないのかい?

ナニモシナイデモ ジャマシテモ
役ニタタナクテモ 好キデイテヨ

ああ、それも わからないじゃあないけれど。

SOS が 鳴り響いているのにさ
なんにもしないで なんて
あんまりじゃないか。
甘すぎる。

ものも、ひとも、能力も

そんなじゃ
本当には 大事になんか 出来ないもンなんだよ。

わたしを 本当に 手に入れる、機会は チャンスは いっぱい あった。

豊かな時も 貧しいときも
健やかなときも 病んでるときも
チャンスは いつでも
きみの そばに 転がっていた。

だけれど きみ 残念だけど
ぜーんぶ 潰していってしまったんだよ。


主(しゅ) は 与え、
主 は とられるって

聖書にも 書いてある。

痛いけれどね

ごまかさないで 傷んだほうが
いいんだよ。