わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

にゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんの日

 二時半ごろだったと思う。花子に大騒ぎされて目が覚めた。喉が渇いただのシッコが出るだの腹が減っただの退屈だだのとあれこれ要求を突きつけられるのだが、その都度対応するには少々時間が深すぎて、何度も眠気に負けそうになった。朝目覚めてから気づいたのだが、起こした時間というのは、まさに平成22年2月22日午前2時22分ではなかったか。そうだった、ということにしておきたい。六時起床。

 打ち合わせの予定がないので、書斎に引き籠もって仕事。アイデア出し。自分に語りかけ、自分と相談し、自分といっしょに考え、自分だけの答えが出るのを待つ作業。要するに、自分が二人、多いときには三人以上、いるような感覚。
 ツナとマヨネーズのパスタで昼食。「笑っていいとも」で泉谷しげるが大暴れしていたのを見て大笑いする。
愛と憎しみのバラッド

愛と憎しみのバラッド

春夏秋冬

春夏秋冬

 午後も引き籠もり。
 十八時半ごろ、カミサンといっしょにカイモノを兼ねて善福寺川沿いを散歩。まるっちい顔をした外猫に、ゴハンをくれる人に間違えられた。コサギチュウサギがやたらと目に付いた。ゴイサギも見つけた。川面すれすれを羽ばたきながら上流へ向かっていった。善福寺池に近いほうにはヨシのような草が群生しているところがチラホラとある。そこで眠るのだろうか。
新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

 

伊藤たかみ「秋田さんの卵」(前篇)

 法改正によりまもなく廃業しなければならない付添婦の熟女・秋田さんについて、そしてそれ以外のことも、あれこれ話ながらグダグダと入院生活を送る、比較的症状の軽い男たち。しかし病院という場所にいるからには、時折偶発的に他者の死に首筋をぬっと撫でられたりもする……。
 保坂和志っぽいなあ、と思いながら読みすすめている。

群像 2010年 03月号 [雑誌]

群像 2010年 03月号 [雑誌]

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