2011-11-28
■[日記]磁力
ぼんやりとしていたら起きていたことに気づいた。要するに布団の中でまどろんでいたということなのだが、このまどろみの時間が長く感じられるのは、布団の柔らかで暖かな感触が心地よいからなのか。その裏側には、一日ごとに冬に枯れながら近づき、一日ごとに気温が遮断されるかのように冷えている、冬への端境という中途半端な季節があるからなのだろう。寒さは眠りを突き放そうとするが、布団はひたすら囲い込もうとする。眠れ、眠れ、と呼びかけられているような気がするが、実はその呼びかけをしているのは、自身が発した体温にほかならない。自分で自分を捉え、引きずり込み、落とそうとしている。これはもう、起きるしかない。さみいさみいとつぶやきながら、ざぶざぶと顔を洗うしかない。六時起床。
麦次郎、皮下輸液160cc。調子はよさそうだ。
花子、最近トイレが近くなっている。慢性腎不全が進行しているのかもしれない。緩やかな進行ではあるのだろうが、心配なのでカミサンの個展が終了次第、病院に連れて行こうと思う。
午前中は某家電メーカーのカタログだの、某アミューズメント企業の企画だのをこなす。
午後、キヤノンが来訪。コピー/FAX/プリンタ複合機の商談。サンプルの仕上がりは大満足、気になっていたのは見積だが、6年リース契約、11月中の契約という条件付きでなら、今の契約より月々のリース料は安くなる。保守料金も相変わらず従量課金ではあるものの、およそ40%ほど安くなっている。設置もギリギリ可能らしい。反対する要素がまったく見つからなかったので問題なしと判断。導入を決めた。それにしても、そこそこのクラスのクルマが1台買える額なんだよなあ。
キヤノンが帰宅後、身支度して外出。後楽園にて新規案件の打ち合わせ。なんだか笑ってばかりだった。ご担当者がよく笑う方だからだろうか。
播磨坂の桜並木はほとんどが黄色く染まり、はらはらと静かにその黄葉を散らしていた。路肩に溜まった枯れ葉には、京都のもみじでもかくや、というくらい真っ赤な葉が時折混じっている。
十九時過ぎ、帰宅。事務処理。
夜、録画しながら、食事しながら「クイズタレント名鑑」(だっけ)を観た。クイズの切り口がすばらしい。また、ガヤのレベルが半端なく高い。
■[読書日記]田中慎弥「燃える家」(14)
思い切った、でも謎な告白。そして計画の実行。むなしさの連続。虚勢を張ったほうがいいのか、逃げ帰ったほうがいいのか。悩む主人公の心理的ふらつきの描き方がうまいと思った。
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■[今日のカイモノ]東リのタイルカーペット
複合機の下だけ引いている。本体をリプレースするのだから、いっそのことカーペットも、と思った。それだけ。
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