わたしが猫に蹴っとばされる理由 〜雑食系中年男子の加齢なる読書日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-04-30

[]うろうろと

 五時三十分、例によって猫に起こされる。二時半、三時半、五時半。三度ほど眠りを中断したことになる。こんな生活に慣れてしまったからだろうか、ぶっつづけで三時間以上眠れなくなってしまった。

 六時、キチンと起床。曇天。いたずら書きをしたくなるくらい平坦な灰色の空。だが雲の切れ間はあるようで、時折気まぐれに陽が差しては途切れる。シジュウカラの鳴き声が遠くから響いてくる。よく聞くと幾重にも重なっている。鳴き交わしているらしい。

 身支度、ドウブツの世話、掃除。十時過ぎ、外出。スタバマフィンを食べてから新宿ピカデリーへ。映画「SPEC 天」を観る。詳細別項。人はかなり少なくなっていた。「テルマエ・ロマエ」が、とんでもない賑わい方。原作人気なのか、阿部ちゃん人気なのか、話題性なのか。「宇宙兄弟」も似たような状況になるのだろう。

 小田急百貨店地下の「永坂更科」(立ち食いじゃないほう。あそこは立ち食いも高いけど)でもりそば。そばの実の中心しか使わない更科は上品すぎて物足りないので、普通のそば粉を使った太めの手打ちにした。つゆは辛口。新そばだったらなあ、と心の底から思った。

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 その後、汐留にあるパナソニックのミュージアムで大好きなルオーを観ようと思っていたのだが急遽中止し、池袋へ。リブロブックスの「装丁ジャンケンフェア」を観る。大半の本が売れてしまったようで、ほとんど残っていなかった…。偶然発見した、保坂和志の新作『カフカ式練習帳』を購入。

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 高円寺へ。猫雑貨店「猫の額」の一角で行われているカミサンの個展「花畑麦畑」の様子を見に行った。ぼくが着く直前までタイヘンな混雑だったらしい。おかげさまで大盛況。ありがとうございます。限定グッズは数に限りがあるのでお早めに。

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 夕食はルミネの「RF1」で買ったお総菜セット、「コメコメムーチョ」で買った春野菜のパエリア。普段夕食にお米は食べないのだが、今日は気が向いたので特別に。どちらも美味。

[]「SPEC 天」

 なぜか(理由は明かされるけどここでは書かない)復活したニノマエが率いるSPECホルダーたちと、当麻・瀬踏たちの死闘。元たまの石川浩司さんがSPECホルダー役で出ていたので驚いた。小道具に「ジョジョの奇妙な冒険」の単行本を使っていたのには笑った。いっそのこと、誰かに「オラオラオラオラオラ」って言わせればいいのに。

 続編に期待。お願いだから予算どうにかしてください。

SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 DVD-BOX

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[][]保坂和志カフカ式練習帳』

文藝」だったかな、に連載されていた、断片的な小説、というか、小説になりきれなかった断片集。膨大な数に上る。一つ一つは発展の可能性があるものの途中で放棄された断片でしかないのだが、それが一冊の集合体になると、不思議なことに、完成された小説になってしまう。まるで無関係だった断片たちが、読み手の意志によって、あるいは無意識によって、ムスビつながれ、あるいは断片と断片の間の空白を埋められ、小説世界を構築しはじめる。小説の新たな可能性が感じられる一冊。スゴイです。

カフカ式練習帳

カフカ式練習帳

保坂和志の作品はこちら。

[]『古井由吉自撰作品1』より「行隠れ」

 姉の葬儀。自殺者の葬儀を描くという、きっつい内容。読んでいてつらくなったり、少しだけ救われたり。

古井由吉の作品はこちら。