四時ごろ、キュイン、キュイン、という心臓をつんざくような激しく甲高いアラート音で目覚める。一気に東日本大震災の時の記憶がよみがえり、脈拍が一気に上がるのを感じた。慌ててテレビを付けてNHKにチャンネルを合わせると、福島沖で地震があったという。震度は最大4だからたいしたことはないが、揺れた地域が東日本ほぼ全域に及んでいる。津波の心配もあるらしい。現在の状況で福島第一が津波に被災したらいったいどうなるのか。心配になったが、どうにもできない。祈るような、しかし一方で諦めるような、それでいて諦めきれないような、そして怒りや恐れといった気持ちも同時に感じるという複雑な心境のまま、再度布団に入ったものの、さっぱり眠れない。小一時間ほどツイッターとテレビで情報を収集しつづけた。どうやら津波は大丈夫だったようだ。二度寝。
七時起床。酷暑の朝。ドウブツたちと植物の世話をしてから、、ガラス窓を掃除し、ベランダの窓に農作業用の日よけネットを取り付けた。「団地ともお」を観てから家のなかを念入りに掃除。これで午前中が終わってしまう。
そうめんで昼食。「団地ともお」の後半にそうめんづくりの名人が登場したから。
午後イチはアイロンがけ。シャツ2枚、パンツ1本が痛みすぎてもう着れなさそうなので思いきって処分した。
十五時から二時間ほど仕事。
十七時、東京MX「情報リテラシー」。東京新聞の論説委員だったか、の主張する「集団的自衛権は実はすでにとっくの昔からはじまっていた」論に納得。日本に米軍基地があるというのは、まさに集団的自衛権ではないか。なるほど。もう少し話を聞きたかった。
十八時過ぎ、義父母宅へ。ウチであまっていた園芸用の土を渡す。
夕食は牛モモ肉のステーキと義母からいただいたワカメのサラダ。モモ肉、今日のは筋張っていてハズレっぽかったなあ…。
トマス・ピンチョン/志村正雄訳『競売ナンバー49の叫び』
なんだか、スパイ小説的な要素も。
芸術論的な要素と、推理小説的な要素と。
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競売ナンバー49の叫び (Thomas Pynchon Complete Collection)
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