わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

より強い雨音が

 昨夜は鼻詰まりと後鼻漏で眠れず。点鼻薬でなんとか持ち堪えることができた。

 五時四十分起床。激しい雨。時折、より強い雨音が数秒間だけ聞こえてくる。ムラのある雨雲なのだろうか。

 仕事。某生命保険会社の案件を黙々と。電話やメールも少なく、比較的集中して作業できる一日だった。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は夢に記憶は歳月は彫るか(69)」(「群像」2024年5月号掲載)。デレク・ベイリーのフリー・インプロビゼーションの話が、いつの間にか猫のチャーちゃんの話になっていた。

 

 

 

 

Pieces for Guitar

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足して変な

 五時四十分起床。気温が上がるとの予報だったが曇天で、朝の空の表情からは暑くなると到底思えず。明日は雨だという。今日のうちに崩れるのかもしれない。

 今日は完全オフに。妻は個展会場の高円寺「猫の額」へ。ぼくは留守番。昨日の鶏肉カシューナッツ炒めにキャベツやもやしを足して変な野菜炒めをつくり、インスタントラーメンの上にのせて食べた。

 午後は西荻界隈を6km近く歩く。ついでに、6月に閉店となる桃井のユニクロで下着、西荻西友で猫砂、コープでトマトなど。

 夕方からは夕食の準備。牛スジが手に入ったので、圧力鍋をつかって牛すじカレーをつくった。

 

 福尾匠「言葉と物(8) ポジショントーク原論、あるいは「アテンション」時代の理論」(「群像」2024年6月号掲載)。理論が軽視される時代、重視されるのは「ポジション」と「アテンション(注意)」だという考えを、哲学の側から展開している。確かに理論が不要となるような状況には、特に仕事においては頻繁に出くわすし、より実践的な面からの「注意」のほうにより多くのエネルギーが注がれるようにはなっていると思う。

 

眼がスクリーンになるとき

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焼けたかもしれない

 五時四十分起床。爽やかな朝。動物たち、朝から機嫌がいい。

 妻、個展二日目。ぼくは自宅で午前中だけ仕事。某保険会社の案件。

 午後はランニングへ。新緑が心地よい。あちこちで咲く薔薇の花もこの季節のランの楽しみのひとつ。肉離れ、かなり回復できているようで、スピードさえださなければ10km以上走れるようになった。天気がいいので少し肌が焼けたかもしれない。

 

 帰宅後、シャワーを浴びていたら急に鶏肉カシューナッツ炒めが食べたくなり、すく近所のコープへ。あれこれ材料を買い込み、帰宅後すぐにつくった。まあまあのできばえ。

 

 阿部公彦「父たちのこと(2)「逃亡」のこと」(「群像」2024年6月号掲載)。第二次世界大戦に海軍の経理関連の青年将校として従軍し、軍艦に乗っていたが敵機の襲撃に遭った祖父の手記が、著者の考察とともに淡々とつづられている。一歩引いた冷静な描写が逆に恐ろしい。当時の軍国主義のくだらなさも感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはそれで退屈

 五時四十分起床。爽やかな初夏、という印象。こんな日々がずっとつづけばいいのに、と思う反面、それはそれで退屈、と本気で考える自分もいる。

 仕事。某建設会社の案件が一時的ではあるが落ち着いたので、生命保険会社の案件を一気に進めようとしたものの、なかなか前進できずにいる。進め方が見えてきたのだが、作業量が少々多い。とはいえ締め切りまでの時間はあるので、なんとかなりそう。

 妻、個展の一日目。出足はよかったようだ。

namake.catkick.com

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は夢に記憶は歳月は彫るか(69)」(「群像」2024年5月号掲載)。フリージャズ、フリーインプロビゼーションの魅力についての語りが延々とつづいている。保坂さんがファンらしいデレク・ベイリーは、デイヴィッド・シルヴィアンのソロに参加していたので知っているが、真剣に聴いたことはない。ただ、シルヴィアンの音世界と妙なくらいマッチしていて、逸脱しつつ戻ってくる感覚や、双方が交わらぬまま突っ走っていく様子などがスリリングで面白いとは感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

今日の事件簿

  • 新たにゴミ箱が必要だ事件
  • 顎の関節が怪しい事件
  • 次から次へと事件
  • プロですからね事件
  • 休眠口座の再利用の手続で1時間事件
  • ディレクションの本がディレクションの本の場所にない事件
  • ヤンニョムチキンやウーバーイーツではなくテイクアウトで事件

 

また、いつの間にやら

 四時、鼻詰まりで目が覚めてしまう。点鼻薬を使ったらすぐにスッと通った。効きすぎて怖いな、と思ったのも束の間、すぐ二度寝に落ちたようだ。五時四十分起床。

 朝から雨がぱらついていたが、いつの間にか止んでいた。特に空模様を気にすることなく、書斎で黙々と仕事。

 夕方、整骨院へ。帰宅とほぼ同時に激しい雨となり、ずぶ濡れに。靴の中が水でたぷたぷとする感覚、久々に味わった。

 戻ってからは仕事再開。また、いつの間にやら雨は止んでいた。

 

 松浦寿輝「B(7)」(「群像」2024年5月号掲載)。松浦版「城」なのかな、と思えてきた…。