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ほとんど積読(たまに読む)日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-07-03

6月に読んだ本。

6月読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:6351ページ

なずななずな
読了日:06月04日 著者:堀江 敏幸
人生はうしろ向きに (集英社新書)人生はうしろ向きに (集英社新書)
読了日:06月05日 著者:南條 竹則
はいつくばって慈悲を乞え (ハヤカワ・ミステリ文庫)はいつくばって慈悲を乞え (ハヤカワ・ミステリ文庫)
血で血を洗う殺戮のシーンがこれでもかと出てきて、目を覆いたくなるのだが、不思議と目をそらすことができなかった。登場人物のほとんど、ビリーディスコヒロインのロクシーも、悪の権化であるパイパーさえもが、悲惨な幼児期を過ごしており、精神の荒廃した様が辛かった。あと、刑務所女房役って恐ろしい・・殺人よりこっちの方が怖かったくらい。ディスコはいちばん同情を覚えてしまった。
読了日:06月07日 著者:ロジャー スミス
罪火大戦ジャン・ゴーレ 1 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)罪火大戦ジャン・ゴーレ 1 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
一言で言えば「えげつなっ!」なんだけど、面白かった(笑)『忘却の船に〜』を上回った感じ(グロ、エロ、めちゃくちゃ度が)一人の肉体に数人の魂が混在していて割り当て時間が来ると発現する、っていう設定がツボでした。だいたいとんでもないタイミングで入れ替わるっていう。・・駄洒落や昔のアニメキャラ、懐かしの名場面などはほとんど分かる(悲しいことに)ので100%楽しめました。
読了日:06月09日 著者:田中 啓文
僕は、そして僕たちはどう生きるか僕は、そして僕たちはどう生きるか
読了日:06月09日 著者:梨木 香歩
赤の他人の瓜二つ赤の他人の瓜二つ
なんて言ったらいいのかよく分からない不思議小説だった。兄妹とチョコレート工場に勤める父の話から、コロンブスやら社宅に住み続ける両親やら、次々に話が飛び、どこにつれていかれるのか分からない心許なさが魅力になっていて・・。数々のエピソードの中でいちばん心に残ったのは、小説家を志す妹が一人で京都の洋食屋に入り、ビーフシチューを食べるシーン。寄る辺なく孤独なのに、ふいに幸福感がこみ上げてくる・・。経験したこともないのに、その情景がくっきりと浮かんできた。
読了日:06月11日 著者:磯崎 憲一郎
ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹 (ハヤカワepi文庫)ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹 (ハヤカワepi文庫)
読了日:06月14日 著者:ジェフリー ユージェニデス
この世の涯てまで、よろしくこの世の涯てまで、よろしく
突然五十年後に甦ったピアニストと、変人揃いの現代の音楽大生たちとの交流を中心として、彼と謎の「怪人」との過去の因縁が徐々に明らかにされていく過程ミステリアスに描いた作品。音楽家というか芸術家気概(と凡人が言うのは軽すぎるような)が物語の根幹をなしていて圧倒された。幽体離脱の仕方も面白かった。現代と過去が交互に描かれるパートではページを繰る手が止まらなかった。ラストは少しあっけないが、あえて余韻を残さない手法なのかなと思ったり・・。今まで読んだどんな小説とも違う感触を覚えて、とても楽しい読書でした。
読了日:06月15日 著者:フレドゥン・キアンプール
真昼の女真昼の女
読了日:06月17日 著者:ユリア・フランク
トモスイトモスイ
表題作の書き出しは川上弘美の「神様」っぽくておお!っとなったけど、最後まで読むとやはり違っていて、独特の感覚面白かった。他の短編は正直、あまり印象に残らなかったなぁ。「ニーム」「唐辛子姉妹」「天の穴」「芳香日記」などが気に入った。あっさり味。
読了日:06月18日 著者:高樹 のぶ子
アンダー・ザ・ドーム 上アンダー・ザ・ドーム 上
読了日:06月21日 著者:スティーヴン・キング
アンダー・ザ・ドーム 下アンダー・ザ・ドーム 下
読了日:06月24日 著者:スティーヴン・キング
短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)
10代、20代の(特に女性)人たちの感性の鋭さにやられた。が、それ以上に穂村さんの解説にも。短歌はこんなに自由に空間時間も切り取れるものなんだ。切り取るだけじゃなく、思いもかけない物同士を結びつけもする、糊みたいな、クリップみたいな・・すごいなぁ。
読了日:06月24日 著者:穂村 弘
幻想郵便局幻想郵便局
読了日:06月24日 著者:堀川 アサコ
盗まれっ子盗まれっ子
面白かった!人間子どもとその子そっくりに擬態したゴブリンが入れ替わり、ゴブリンとなった子は森で仲間と次に人間になれる日までひっそりと生きていく。あり得ない設定なのに、静かに淡々と描かれているせいか、妙にリアリティを感じた。父親との齟齬だとか、異性との付き合いだとか・・。お気に入りは、エニデイ(ホブゴブリンになった方)と仲間の女の子図書館の床下で本を読むところと、余韻の残るラストかなぁ。残酷な話なのに、しみじみとした情緒があり、人生に喜びを齎すものについて深く考えさせられた。
読了日:06月27日 著者:キース ドノヒュー
きみに出会うとききみに出会うとき
読了日:06月28日 著者:レベッカ・ステッド
言壺 (ハヤカワ文庫JA)言壺 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:06月30日 著者:神林長平

読書メーター

 『この世の涯てまで、よろしく』、『盗まれっ子』、『アンダー・ザ・ドーム』など読み応えのある長編を読めてよかった。『なずな』は、とても優しく心地よく、まるで子宮の中に漂っているような感覚を味わわせてもらった。

 『短歌ください』にはやられた。若い人の、言葉を完全に我が物にして侍従のように使いこなす感覚ってすごい。完膚なきまでに叩きのめされた感じ。

mritu47mritu47 2011/07/03 23:00 おうおう、またまた素晴らしいラインアップ。
どれも読みたくなるなぁ〜。

catscradle80catscradle80 2011/07/04 09:22 >りつこさん
コメントありがとうございます。
『この世の涯て〜』『盗まれっ子』はりつこさんも絶対気に入ると思います〜。是非読んで(りつこさんの感想が読みたいので)書いてくださいませ。

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