2011-10-06 壁と卵

- 作者: 宇野常寛
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/07/28
- メディア: 単行本
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この本では村上春樹のイスラエルでの講演にいちゃもんをつけている。しかし、講演に登場する「壁と卵」ということばの解釈がズレている。
彼の地で「壁」と言えばイスラエル軍が建設したアパルトヘイトウォールのことであり、「卵」といえばパレスチナ人によるイスラエル軍への投石(インティファーダ)ないし自爆攻撃の比喩でしょう。
※このあたりのサイトを参照のこと。
http://isshu-sekai.com/2009/01/159th.html
http://kattak.exblog.jp/9128734/
大学んときお世話になった先生が言ってたけど、イスラエルってバスのなかにかばんの忘れ物があったら爆弾テロかと疑われる(爆弾処理班が出動する)ような土地らしいよ?
そこで「壁と卵」とかいって俺は卵のほうに付くぜ、っていうことがどんだけ危険なことかわかっていてハルキは言ってるのに、この解釈はないよ。と思った。
いや、仮面ライダー論はおもしろかったんだけど、本の冒頭でギョっとしたので(すでに多数の指摘があろうかと思うのだが)パッチをあてるつもりで書いておくことにした。


