2011-04-24
読書したい読書したい読書したい
大学生になって2年が経つ.浪人時代から入学式まで全力で思い描いていたはずの華やかな大学生活とはかけ離れたところまで来てしまった.はんなりしたおねいさんとのめくるめくロマンスも,かけがえのない友人との大冒険も無かったし,天から降ってくるはずの単位も無かった.無力感が絶望を呼び,絶望が崩壊感に変わった.行き詰まりを感じた私は医者でも教祖でもなく本に答えを求めた.本は薬も教義も与えてはくれないが,自らを変える契機を与えてくれる.
思えば大学生になってから読書量が大きく減っている.頭の中の資産は底をついた.青春期の終わりで成人期の始まりである今が,本にどっぷりと浸かって心ゆくまで知的彷徨できる最後の機会なのではないか.
そこでペースメーカーのような働きを期待して,どんな本を読んで何を考えたかを記録することにした.また記録するという意思を持って読めば,得られるものはより濃くなるのではないかという淡い期待もあった.濃淡は当然本の良し悪しに直結されるが,読者の考え方や読んだ時期,どのような状況でその本を手に取ったかなどのによるところも大きい.私の精神にどのような背景のもと作用したのか,に焦点を当てたい.