エヴォリミット コンプリ

昨夜半徹してクリアしました。
おかげでちと眠いです(笑
それはさておき、まずはネタバレにならない程度に感想。
面白いかつまらないかで言えば、間違いなく面白かったです。
開始直後のバトルシーン、その詳細を明かさぬまま場面が変わり、本編突入。
小さなイベントを用意してユーザを飽きさせない作りも見事でしたし。
何より、キャラ自体に魅力があった、どいつもこいつも良い奴だったってのと、そのキャラ同士のやりとりはかなり楽しめました。
ただ、このメーカさんのこれまでの作品。
あやかしびとと、弾丸執事に比べてしまうと、正直劣るかな、と。
点数をつけるなら、上記二つが85点前後。
今回のが70点って所でしょうか。
まぁ、それでもその辺のゲームよりはよっぽど高得点、この前やった戦女神と比べても遜色ない出来だとは思いますけどね(笑
単純な日常、後はメインルート以外のサブルートに関しては、全作2つと比べても遜色がない、むしろ日常の会話等は個人的にこっちの方が好きでした。
でも、メインルートが^^;
あやかしも弾丸も、メインルートがかなり熱かったのに比べ、エヴォは盛り上がれませんでした^^;
雰囲気的には弾丸よりもあやかしに近い感じだったので、メインルートの山場もあやかし並みに熱いと期待してたのが肩透かしを食らった感じで。
正直、残念でしたし。
では、改行してネタバレを(笑






























































ある意味、このゲームは軸となる設定の時点で失敗してしまったのではないかな、と思いました^^;
階段を昇る事で、限界を超えて強くなれる事。
シャノン(ラスボス)のキャラが・・・微妙だった事^^;
あと、シャノン自体はメインルートまで殆ど表に出てこなかったこと。
あやかしびとのラスボス、九鬼はある意味理想的なラスボスだったと思うのですよ。
そうなってしまった理由もあり、その理由自体も共感できるものであり。
だからこそ、双七が九鬼と戦う事に苦しんだり、殺した後に悲しんだり。
仲間たちを守るため、人間である事を捨てたり。(正確には半妖?ですけど(笑))
共感できるからこそ、盛り上がりを見せる物語に対して、こちらも盛り上がることが出来る。
けど、エヴォリミットは・・・
自分が強くなるため、ライバルになりえる人間を育てるために騒ぎを起こしただけのシャノン。
シャノンを倒さなければ仲間達が殺される、みたいなテキストは入りましたけど、それまでシャノンは殆ど何もしてない(洗脳したりとかの地味な事はしてましたけど(笑))状態なので、ぶっちゃけ実感がわかない^^;
シャノンにも共感できませんし、仲間の危機といわれてもピンとこない^^;
主人公&雫、あやかしびとの双七と同じように、ラスボス倒すために人間辞めますけど。
見た目変わりませんし、おまけに塵になっても再生してしまうので、ラストバトルに悲壮感もなければ緊迫感もない^^;
ラストバトルにはかなり期待してただけに、拍子抜けでした^^;
あと・・・環太郎。
予想通り主人公と殺し合いをして、主人公に殺されるのですけど。
ぶっちゃけ無駄死に(笑
悲しみを感じる事が出来ない主人公は、いつか悲しめない事に耐えられなくなる、ってテキストがたびたび出てましたけど。
その設定自体も脅し文句としてしか使用されておらず、設定だけで終わってましたし^^;
まぁ、脅し文句となった事自体に意味があるのかもしれませんけど。
あと、きょにぅ市長(笑
雫ルートでは良いとこありませんでした^^;
コウと戦って、母親を傷つけられて。
キレて進化の階段を昇って、コウを圧倒したところまでは良かったんですけど。
圧倒されたことによって進化の階段を昇ったコウにボロ負けしましたし^^;
ぶっちゃけ、メインルートは・・・コウを説得するために大人三人が命を落としたところで終わりかな、と^^;
もしくは、主人公&雫にコウが合流して、その時点でシャノンを倒していた方が良かったんじゃないのかな、と^^;
そんな感じです。
ちなみに、色々と書いては居ますけど、このゲームがオススメかオススメじゃないかといえば、間違いなくどっちかです(マテ
いや、オススメです。
あやかし&弾丸プレイして、メインルートの盛り上がりに惚れ込んだ人には物足りないかもしれませんが、その2作を未プレイならばこの展開でも結構盛り上がれると思いますし。
何より、キャラ&キャラとのやり取り、日常会話なんかはかなり楽しめますし。
下手な新作買うよりよっぽど楽しめると思います。
いじょw