とにかくママがリラックスできることを大切に

  わたしが、妊娠中にとても役立ったものといえば、抱き枕でした。
妊婦さんにとっては、体型の変化に合わせて毎日の生活をいかに心地よくリラックスしながら過ごすかは、とても重要です。リラックスできないことで、赤ちゃんの健康に影響することもあります。
まず、つわりの時期です。妊娠がわかって喜んでいる頃、しばらくしてつわりが始まり、なんとも言えない気持ち悪さとの闘いがはじまります。これは、ママの体内に異物が入ってきた、と体が異変を感じて起こるものだそうです。
ちょっとした匂いに反応してしまうこともあり辛い時期ですが、わたしは、「今は、まだお腹も大きくなくて実感がないから、つい動いてしまい、体を無理させてしまわないためのセーブスイッチ」と考えていました。
そんなときに、抱き枕を購入しました。ごく普通のお手軽な価格のものでしたが、柔らかい素材と、洗えるカバーつきのものを選びました。やさしいピンクの色のものにしました。淡いピンクは女性ホルモンの分泌を促ししてくれるそうなので、妊娠中にはぴったりかなと思いました。2つ準備しておき、ひとつは、ベッドに、そしてもうひとつはリビングのソファーにおいておきました。
つわりのとき、わたしはペタッと横になるとよけいに胃のほうが気持ち悪く、違和感があったので、ソファーにもたれるほうが楽になれました。そのときに、抱き枕を抱えるように、そして足で挟み楽な姿勢を取りやすいようにしていました。
何もなしに寝転ぶよりも、抱き枕をギュッと抱いて、力をある程度まくらに委ねるようにするほうが、気持ち悪さも解消されて助かりました。
また、お腹が大きくなりだすと、ますます普通に座りづらくなり、横にもなりづらくなってきます。ソファーにすわるだけでも、お腹が圧迫されるように感じます。それで、その時も抱き枕を腰のところへ挟んでおいたり、足を抱き枕に絡めておくだけでずいぶんと楽になれました。
妊娠中は、足がむくむことも多くなります。抱き枕を折り畳むようにして、足を高くするようにして休むこともできます。抱き枕を使うと、自分が楽な姿勢を見つけてリラックスできるように時間を過ごすこともできますし、なにより、一人でいる間も、何かに寄りかかれるというか、全身の力を吸収してくれる、受け止めてくれる感覚に精神的にもリラックスすることができました。
これは、出産後に授乳が始まってからも役に立ちました。抱き枕の両端を紐でしっかり結んでおくと、ちょっとしたドーナツ座布団のようにもなりますから、そこに座りながら姿勢を安定させ、壁に持たれながら授乳することもできます。
10ヶ月プラス授乳期間は大きな変化の連続ですが、人生のなかでも数回しかない貴重な時間でもありますから、抱き枕に頼りながらリラックスし、よい思い出となるように過ごしました。持ち運べる無線LAN(WIFI)の選び方・持ち運びwifiルーター