ライトノベル 「カラミティナイト オルタナティブ」


以前、この日記挑戦を受けてみようかと書いたので、挑戦を受けました(笑)


高瀬彼方先生の作品はこれが初めてです。
オルタナティブというタイトルがあるように、元々「カラミティナイト」という作品が元になってますが、未読なので予備知識なく手に取りました。
まず、全体的なつくりですが「少女向け」なんて思えたりしましたね。
ちょっと百合っぽい展開ですか・・・?
私は元々少女向けはそれほど抵抗はないですので大丈夫ですが、GA文庫では珍しい傾向の作品ではないでしょうか?
ここら辺もあのK村さんの仕掛けがあるのか?


内容としては比較的面白い作品つくりがされていると思います。
作中作品の展開とその扱い。
ちょっと鬱になりそうな展開からバトルモードへ。
ありきたりのようですが、そこは高瀬彼方先生の実力が垣間見えるのでしょうか、中だるみになりそうな部分は、スマートにまとめていると思います。


ただ、前置きが長いのかな?
最後は唐突に「続く」という感じでしたね。
これがプラスになるかマイナスになるかは、GA文庫高瀬彼方先生次第ですね。
上下巻や続刊構成にした場合、続きを早く出さないとこの業界すぐに他の作品に上書きされちゃいますからね。


つかみとしては、一定以上の作品ではあると思います。
やはり続刊ペースとその内容次第で、大きく評価が分かれる作品となりそう。


評価:★★★