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2010-01-30

2009年年間のラノベの売り上げまとめ

お待たせしました(と書いて待ってる人がいるのだろうか?)やっとデータがまとまりましたので、ここでUPしたいと思います。

2009年のオリコンランキングTOP30にランクインしたラノベ作品の売り上げ等のまとめです。

基本データ

集計期間:2009年1月12日付〜2010年1月4日付

集計週:52週間

ランキング登場作品数:延べ1560作品

実際に登場した文庫作品数:553作品

うちラノベ作品:241作品

このようになりました。

文庫本は553作品登場しましたが、そのうちラノベは241作品です。

割合にすると44%がラノベ作品ということになります。

しかし、これを部数にすると文庫本全体で29,361,232部でラノベは6,151,435となり、割合にすると21%まで落ち込みます。

ラノベは作品数が多いのに部数では低くなるということです。

つまりは

数多くの作品が登場するが、作品自体の部数は多くない

ランキングの入れ替わりが激しい

鮮度抜群の野菜みたいな売れ方ですねww

実際に年間でラノベはどのくらい文庫本に対して売れたのか、このグラフを参考にしてください

f:id:ceeda:20100125124249j:image

こうして見ると、本当に文庫本全体ではまだまだ少数なんですね。


2009年年間ランキング、ラノベに関する記録

2009年でランキング1位をとった作品

全部で11作品となりました。

彩雲国物語 黄粱の夢

彩雲国物語 暗き黄昏の宮

とある魔術の禁書目録 18

とある魔術の禁書目録 19

ゼロの使い魔 16 ド・オルニエールの安穏(ティータイム)

灼眼のシャナ 18

鋼殻のレギオス 12 ブラック・アラベスク

ゼロの使い魔 17 黎明の修道女

生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録 7

乃木坂春香の秘密 10

ソードアート・オンライン 3 フェアリィ・ダンス

うち、『彩雲国物語 暗き黄昏の宮』『とある魔術の禁書目録19』は2週連続第1位を獲得するという快挙を成し遂げています。


1週間で一番多く部数を稼いだ作品

『彩雲国物語 黄粱の夢』が5月11日付で記録した100,252部です。

一般文庫本でも1週間で10万部超えることは稀ですので、すご記録です。

ラノベで1週間だけで10万部を超えた作品は、現在のところ『彩雲国物語 黄粱の夢』のみです。


1週間で一番少ない部数だった作品

いちばんうしろの大魔王 ACT6』が6月8日付で記録した7,222部が一番少ない週間売り上げ部数です。


1週間で一番ラノベ作品が多くランクインした週

10月19日付週12作品ランクインで一番多い週となってます。

キノの旅 13−the Beautiful World−

グイン・サーガ129 運命の子

アクセル・ワールド 3 −夕闇の略奪者−

ロウきゅーぶ! 3

ヘヴィーオブジェクト

小春原日和の育成日記

スイート☆ライン 2 オーディション準備編

ほうかご百物語 6

さよならピアノソナタ encore pieces

ねこシス

世界の中心、針山さん 3

“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店 6

以上が12冊の内訳ですが、うち11冊が電撃文庫です。

やっぱり、電撃はすげぇな。


1週間で一番ラノベ作品が少なかった週

1月26日付、2月9日付が2冊しかランクインしてません。


ランクインを維持した最高記録

彩雲国物語 黄粱の夢

キノの旅 13−the Beautiful World−

彩雲国物語 暗き黄昏の宮

上記3作品が4週連続ランクインを維持しており、これが最高記録となります。

やはり、1週間のみという作品が圧倒的に多かったです。


ラノベ作品のランクイン以外の記録

作家別ランクイン売りあげ

作家別ランクイン作品の売り上げTOP10です。

10位⇒6位

10位 高橋弥七郎/180325部

9位 時雨沢恵一/204930部

8位 川原礫/212505部

7位 ヤマグチノボル/227285部

6位 支倉凍砂/255780部

時雨沢先生とヤマグチ先生は意外だった。

もう少し上にいるかと思ったのですが。

そして川原先生が入ってきましたよ。

これは逆に意外です。

デビュー直後でここまで名前が出てくる作家さんも珍しいですね。

そこまですごいということです。

第5位

雨木シュウスケ/272052部

レギオス効果いまだ健在といったところですかね。

第4位

葵せきな/294487部

マテゴ時代には想像すらできなかった大躍進ぶりです。

2009年の台風の目となった作家さんでしょう。

第3位

雪乃紗衣/303364部

まぁ、この方はいつもすごいですから・・・。

第2位

鎌池和馬/350197部

禁書目録長いうえに、これだけやっても勢いが衰えないのがすごいです。

いつ休んでいるのか気になるくらい、刊行ペースも速いですね。

第1位

栗本薫/361623部

改めて偉大な方だったと感じます。

ご冥福をお祈りいたします。


さて、作家別の売り上げはこうなりましたが、ランクインさせた作品数ではどうなのかもまとめました。

とりあえず、ラノベは私個人的には平均3カ月ペースで、年4冊が一般的かなと思いました。

ですので、年5冊以上の作品をランクインさせた作家さんのみ対象にしたところ、ちょうど10人でした。

ということで、作家別ランクイン作品数のTOP10です。

何とも意外な結果になりました。

10位⇒4位

9位(5冊で2人)葵せきな今野緒雪

4位(6冊で5人)栗本薫雨木シュウスケ川原礫入間人間榊一郎

栗本先生は逝去後に出版された作品が4冊あります。

川原礫先生はこちらでも名前が出てきましたね。

本当にすごい方です。将来が楽しみですね。

そして入間人間先生。

この方も電撃では休む間もなくたくさん出してましたね。

さらには、出ました大御所榊一郎先生。

なんだかんだ言っても、ちゃんと出てくるあたりは、その存在感はすごいです。


ではBEST3ですが、第3位は存在せず8冊で2人です。

第2位

鏡貴也築地俊彦 8冊

お二人とも、先ほどの売り上げでは出てきませんでしたが、作品数では圧倒的です。

鏡先生は富士見で並行2シリーズをやっています。

築地先生は『ハヤテのごとく!』の複数作家先生の作品がありますが、けんぷファーが結構ハイペースに加え、まぶらほも順調でした。

私が知る限り、この2名は2009年に出したラノベは全部ランクインしてます。

これだけたくさん仕事しても、すべてランクインさせる実力は見事です。


では第1位。

第1位

崎谷はるひ 10冊

BL主体の作家、崎谷先生が10冊という2ケタの作品数で、2009年一番多くの作品をランクインさせた作家さんとなりました。

しかも、10冊は文庫本全体でも2番目に多いランクイン作品数となります。*1

赤川次郎、西村京太郎、内田康夫、東野圭吾村上春樹などを抜いて2番目です。

ある意味すごいです。


BL作品って、人気シリーズとか、人気作家の作品ってと売れるんですよね。

一定の数がでるし、それなりにランクインしてくる作品が多いです。

内容次第では面白いものもあります。

私は2009年はBL作品は10冊読めませんでしたが*2・・・


ということで作家編はここまで


レーベルに関する記録

ラノベレーベル別で記録をまとめました。

ラノベレーベル別ランクイン作品数

f:id:ceeda:20100129193845j:image

電撃文庫が圧倒的でした。

2番手は富士見ファンタジア文庫でしたが、2倍以上の差をつけています。

3番手がMF文庫Jで4番手はファミ通文庫が入ってきました。

下半期のバカテス、文学少女の追い上げですかね。

そのあとに、コバルト、ビーンズと女性向けレーベルが続き、老舗のスニーカーがやっと登場。

スニーカー最近どうしたんでしょう・・・。

2009年はハルヒのアニメがあった割には本当にパッとしなかったような気もします。

まぁそれでもGAやスーパーダッシュよりは作品数が多くランクインしてますが。

スニーカーの後にはBL系のビーンズが入っています。

角川御三家並びましたねww

その次もBL系のルチル。

以下、GA、スーパーダッシュと続いていきます。

BL系が奮闘していると思いますよ。


ではこれをレーベル別売り上げにしてみましょう。

f:id:ceeda:20100129193836j:image

電撃の更なる圧勝です。

グラフをはみ出しちゃいましたよww

約240万部を売り上げています。

2位以下のレーベルはどこも100万部に到達しませんでした。

そして、相変わらずMF文庫Jが部数にすると伸びません。

かろうじてファミ通、コバルトより多いですが、ビーンズには抜かれています。

作品数の多さからすると、やはり平均売り上げが少ないのでしょう。


それでは、2009年年間のラノベ241作品のランキングです。

まずは241位⇒171位です。

f:id:ceeda:20100129202151j:image

続けて170位⇒101位です。

f:id:ceeda:20100129202149j:image


100位⇒51位です。

f:id:ceeda:20100129215931j:image


50位⇒31位です。

f:id:ceeda:20100129215912j:image


続けて30位⇒21位です。

30位(141) 運命の子―グイン・サーガ〈129〉 (ハヤカワ文庫JA) 54864部

29位(135) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫) 56714部

28位(133) とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 (電撃文庫) 58132部

27位(130) 学園キノ〈3〉 (電撃文庫) 59962部

26位(129) ヤーンの選択―グイン・サーガ〈125〉 (ハヤカワ文庫JA) 60324部

25位(126) 謎の聖都―グイン・サーガ〈128〉 (ハヤカワ文庫JA) 63371部

24位(122) 生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6 (富士見ファンタジア文庫) 64215部

23位(119) バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫) 65547部

22位(118) 鋼殻のレギオス14 スカーレット・オラトリオ (富士見ファンタジア文庫) 65823部

21位(117) 遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉 (ハヤカワ文庫JA) 65982部


それでは20位⇒11位です。

第20位(114)67375部

第19位(113)67562部

狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫)

狼と香辛料〈11〉Side Colors2 (電撃文庫)

第18位(112)68576部

生徒会の月末  碧陽学園生徒会黙示録2 (富士見ファンタジア文庫)

生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2 (富士見ファンタジア文庫)

第17位(110)68818部

狼と香辛料〈10〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈10〉 (電撃文庫)

第16位(109)69420部

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫)

第15位(107)70194部

黒衣の女王 グイン・サーガ126 (ハヤカワ文庫JA)

黒衣の女王 グイン・サーガ126 (ハヤカワ文庫JA)

第14位(104)71701部

狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)

第13位(94)78175部

生徒会の七光  碧陽学園生徒会議事録7 (富士見ファンタジア文庫)

生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録7 (富士見ファンタジア文庫)

第12位(91)78878部

第11位(85)81937部


いよいよTOP10の発表です。

第10位(文庫本総合74位)

灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫)

90035部

第9位(文庫本総合73位)

灼眼のシャナ〈19〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈19〉 (電撃文庫)

90290部

第8位(文庫本総合63位)

96547部

第7位(文庫本総合57位)

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)

103482部

第6位(文庫本総合53位)

108808部

第5位(文庫本総合52位)

109995部

第4位(文庫本総合50位)

114519部

第3位(文庫本総合49位)

とらドラ10! (電撃文庫)

とらドラ10! (電撃文庫)

121800部

第2位(文庫本総合41位)

147911部

第1位(文庫本総合37位)

彩雲国物語  黄粱の夢 (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語 黄粱の夢 (角川ビーンズ文庫)

155453部

以上のようになりました。


彩雲国が1,2フィニッシュですね。

この作品、発売直後の売れ方が尋常じゃないですからね。

しばらくはこの人気続くことと思います。

禁書目録が3冊平均して10万部超えの売り上げ。

17巻以降毎回この部数ですから、電撃文庫もジャンジャンいろいろなことをしかけてくると思います。

今もレールガン放送中だし、これだけ売れていれば、2期アニメ期待できそうですね。

アニメの2期やれば、原作も相乗効果で売れるでしょうから、禁書目録もこの売り上げはしばらく続くでしょう。

シャナも相変わらず売れていますが、最近ペースダウンですね。

4月に20巻が出るらしいですが、そんなに行ったんですね。

出れば、またランキングに入りするくらいは売れるのでしょう。


全体的に見てTOP10上位陣は、すでに固定ファンが獲得できているのではないかと思いますし、終わった『とらドラ!』を除き、ある程度の長期間続けられる物語構成ともたら得ることができます。

特に禁書目録はまだまだやれそうな気もします。

当面は彩雲国と禁書目録に時雨沢恵一先生とゼロの使い魔あたりが強そうですが、ここに食い込んでくる作品はあるのでしょうか?


目立った所では葵せきな先生の生徒会シリーズが、たくさんはいりこんでいます。

勢いを感じた2009年ですが、はたしてピークは2009年で終わりなのか?

それ以上の勢いを感じたのがバカテス。

特に下半期あたりから勢いが付いてきました。

2010年は本格的にバカテスがやってくるかもしれません。

他には伏見つかさ先生の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない

なんといっても作品以外での企画や、伏見つかさ先生の毎回新しいことに取り組もうとする意欲が、読者の支持を受けていると思います。

今後もまだまだ伸びそうな気配ですし、2010年はコミックも原作2巻の内容に突入、ドラマCD発売など盛りだくさん。

あとはアニメ化くらいですが、アニメ化がきたら一気に来るかもしれません。

元から支持するファンが多いだけに、今後の展開次第では2010年もまだまだ期待大です。


作品としてはまだまだですが、作家としては川原礫先生。

デビューして間もないのに、立て続けにランクイン作品を連発。

すでにある程度の先生の固定ファンを確保したと思います。


このあたりの作家先生が上位陣に食い込んでくる可能性が2010年はありそうです。


相変わらずの彩雲国人気ですが、これらの作品を打ち崩せるくらいの売れ行きを示す作品は出てくるのでしょうか?

2010年のラノベはどうなるでしょうね。


次は2010年第1四半期ラノベのまとめです。

4月中旬ころでしょうね。

*1:一番多かったのは、もちろん佐伯泰英先生。私も大好きです

*2:2009年の実績は6冊

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