東武浅草駅のドア締め切り扱い

以前こんな旅をした

関東はみ出し電車の旅w

以前見に行ったときにいつか残りも訪れて見ようと思ったので、東武浅草駅に行ってきました。
しかし、東武浅草駅は朝ラッシュ時の8両編成しかドアの締め切りをやらないので、今回は見れませんでした。
ということで、今回は浅草駅を撮影してます。
まず、浅草駅の構内図

浅草駅は先端が急カーブになっています。
と言うのも、駅を出るとすぐに隅田川があり、ここを渡るために川に垂直に鉄橋を架けています。
そのあとにすぐに急カーブを描くように浅草駅を作ってしまったのです。
開業は1931年のことで、この頃は車体も20mなんて大型車両は存在しない時代で、編成長もそれほど長くないので、先端部カーブプラットホームも開業時はなかったと推測されます。
それが、北千住以降の東武沿線の急激な発展で、いつのまにか20m車両10両編成の電車がビシバシ行き交う路線となった東武伊勢崎線の中で、延長に延長を重ねて現在の格好になったようです。
しかし、限界があり6両編成の車両が入るのが限界。
1番線のみ8両編成が入れますが、一番内側の急カーブのホームのため、隅田川側の2両はホームとの隙間が大人2人分くらい開いてしまいます。
よって、浅草駅でドアの締め切りを行うのは、構内図の8両編成が1番線に停車した際の赤い部分の2両ということになります。
浅草駅のドア締め切りはホーム長さではなく、これが原因なんですね。
ただし、先も書いたとおり浅草駅に来る8両編成の電車は朝のラッシュ時なので、私が行った時間帯は見れませんでした。
ということで、浅草駅のカーブがどんな具合で、どのくらいの隙間があるのか写真でご覧ください。


3番線のスペーシアの前から2両目。
かなりの隙間があることに気がつきます。
スペーシアは特急用車両と言う事が幸いしてます。
特急用車両なので中間にドアがなく、ホームとの隙間が一番少なくなる車端のみにしかドアがありませんので、そのため何とか乗降が出来ます。
しかし、この隙間で通勤用車両だったら致命的ですね。



さらに一番先頭の車両では隙間がさらにひろがりますので、写真のように渡し板を設けています。



最後にホームの先端具合とカーブの具合をご覧ください。
左の電車は二番線に停車中の通勤車両10000系。
この2番線のホーム先端は一番緩やかで、通勤電車のホームとの隙間もなんとか低減してます。
写真4の電車がない線路が1番線です。
こちらはカーブからの急激分岐により、写真に乗っている部分が浅草駅で一番きついカーブになってます。
ホーム該当部分に柵がしてありますが、この部分に8両編成の電車が来たときは2両が停車します。
その部分がドア締め切りとなります。


今回は東武浅草駅でしたが、あとドア締め切りと言えばJR東日本田浦駅江ノ電腰越駅』などがあります。
機会があったら訪れて見たいと思います。