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OTAKU UNITE!
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米アニメファンを描いたドキュメンタリー映画 『OTAKU UNITE!』の字幕も担当しました。
監督からこのブログへの独占メッセージ。

2006-01-19

北米で初めてBLゲーム発売。


ULTIMO SPALPEENさんが1月17日のエントリー「アメリカ市場に恋愛シミュレーションゲームのニーズはあるか?」でPCゲーム販売会社Hirameki Internationalが行った「北米市場での恋愛シミュレーションゲームのニーズを探るアンケート調査」を取り上げていた。

実際「恋愛シミュレーションゲームのニーズ」が北米にあるのか、あるとしてもどのくらいあるのかわからないが、アンケート結果はとっても興味のあるところ。(↑上のリンク先ページでULTIMO SPALPEEN管理人しくへっどさんがアンケートを訳していらっしゃいます。)

今回このブログで要約する記事は、同じく恋愛シミュレーションゲームを販売するJAST USAの北米初となる「ヤオイ(ボーイズラブ)」恋愛シミュレーションゲーム発売について。こちらの会社はHirameki Internationalと違って成人向けゲームを扱っているようだ。

記事要約に行く前に一言。「ヤオイ」と「ボーイズラブ(BL)」の訳は英語の直訳とした。つまりYAOI→「ヤオイ」BOY'S LOVE→「ボーイズラブ」。記事内での「ヤオイ」「BL」の言葉の使い方に問題があるかもしれないが、そこは記事の筆者の責任か、それとも英語圏での使い方は日本とは違うということでどうかひとつ。

ANN ”JAST USA Announces First ”Boy’s Love” PC Dating-Game”(1月16日)の記事より要約。

日本産成人向けPC恋愛シミュレーションゲーム販売会社JAST USAは『冤罪』の発売を発表した。これはヤオイ(別名ボーイズラブ)のファンに向けアメリカで発売される初の恋愛シミュレーションゲームである。

冤罪』の時代設定は革命の数年後、ナポレオン時代のフランス。プレイヤーは無実の殺人の罪をきせられた青年ガイズになって刑務所の中で複数のキャラクターたちと出会い、彼らの助けを借りながら身の潔白を証明する証拠を集める。プレイヤーの取る行動によって様々なエンディングが楽しめるマルチ・エンディング。

コンピューター画面に色付きグラフィックが出るようになって以来、成人向け“恋愛シミュレーションゲーム”は日本でずっと発売され続けてきた。ゲームの中でプレイヤーはたくさんの美少女に囲まれ、口説いたりセックスしたりする。アメリカのファンには「ヘンタイ・ゲーム」として知られている恋愛シミュレーションゲームは日本で人気が高く、PC用ソフトウエアのおよそ25%が性的要素のあるシミュレーションゲームということで、あるソフトはアニメになるほどの人気だった。(「ヘンタイ」はアニメ・コミックス・PCゲームのアニメ絵をもつ性的画像を指す。)

ヤオイは「ボーズラブ」とも訳される日本アニメに関連した人気ジャンル。男性キャラクター同士の関係が物語の中心だ。ヤオイアニメとマンガのライセンスは次第に日本国外へも売られるようになったが、今回の『冤罪』はその最初のヤオイPC恋愛シミュレーションゲームである。言語は英語、ノーカット版。

「日本の恋愛シミュレーションゲーム市場をアメリカに確立しようとがんばってきた」そう語るのはJAST USA創設者のピーター・ペイネ氏。「ゲームに対する認知度は高まっている。僕たちは本当にこのゲームが好きだ。複雑な双方向性のある物語の一部になることで、22分間アニメを見るだけでは決して得られないキャラクターに対する感情的愛着がうまれる」

「ヤオイゲームを発売するのは率直に言って僕たちにとってもチャレンジだ。でも多くのヤオイファンがアニメ・コンで僕たちのところに来てBLゲーム英語版を発売するよう頼んできた。その情熱には驚いたよ。そして日本の発売元ランマール社がアメリカ市場に興味を持ってくれたおかげで、BLゲームのアメリカ発売が現実になったんだ」

JAST USA は世界中のファンに日本製恋愛シミュレーションゲームを届けることを目的に1998年に設立された。成人向けゲームを専門として、今回のヤオイゲームに加えて60を超える従来型「ヘンタイ」ゲーム作品のライセンスを所有している。

JAST USAの扱う全てのPC恋愛シミュレーションゲームは18禁。全てのキャラクターは18歳以上。Windows XPを含むWindows各バージョンに対応している。

お茶妖精お茶妖精 2006/01/19 21:13 「全てのキャラクターは18歳以上」に思わず笑いました。こういうゲームって店頭に置けるんですかね?

ceenaceena 2006/01/20 00:40 >「全てのキャラクターは18歳以上」
当然ですよ!!(笑)

>こういうゲームって店頭に置けるんですかね?
店頭に置く場合はかなーり厳重になると思います。殆ど客の目に入らないような店の一番奥の鍵のかかるケースに置かれ万が一にも間違って店に入ってきた未成年の目に触れないようにした上で、売る時は年齢がわかるID提示を要求って感じでしょうか。

kikori2660kikori2660 2006/01/20 02:24 しかし年齢うんぬんの前に、男×男に対する抵抗感は日本の比じゃないような気がしますが^^;)。

いずみんいずみん 2006/01/20 09:31 ヤタ━━━ヽ(゜∀゜)ノ━━━!!
アメリカにもゆるやかに毒が広がってい(オイw

>「全てのキャラクターは18歳以上」
そういえば昔、登場人物が赤いランドセル背負ってるのに(注:このゲームのキャラクターは6年生って設定だけど大学6年生だから問題ないです)って書いてあるギャルゲーがあったなぁ、と独り言を言ってみる。(←アホ)

>kikori2660様
「げん○けん」によると、ホモが嫌いな女性はいないらしいですよ?(w

funyalifunyali 2006/01/20 15:43 今週号のニューズウィーク日本版で、ちょうど日本の同性愛事情の大きな特集記事がありました。
その中で日米の比較もありましたが、同性愛に対して日本のほうが寛容な部分もあれば、米のほうが寛容な部分もある、全体としてみるとどっちが寛容か一言では言えないという印象を受けました。
あのレイザーラモンHGや日本のBL好き女性への言及もあったりして、なかなか楽しめましたよ。

ceenaceena 2006/01/20 19:30 kikori2660さん。
>抵抗感は日本の比じゃない
私もそういう印象を持っていますが、スラッシュ・フィクションと呼ばれるあちらの「ヤオイ」は大昔から存在しますし、BLマンガの発売点数もアメリカで増えているようですので、ある程度需要はあるみたいですね。

いずみんさん。
>ホモが嫌いな女性はいない
単行本派の私は荻上の過去話がどう続くのか、興味しんしん。

funyaliさん。
>今週号のニューズウィーク日本版
興味深い記事ですね。個人的には、向こうでは身近に同性愛の人がいることが多い(私の同級生にも多かった)ので理解する機会は多いものの、宗教的反発から来る差別は日本の比ではないという印象を持っていました。

大吉大吉 2006/01/21 04:56 >全てのキャラクターは18歳以上
発売元のHPを確認しましたが、どう見ても中高生でした。(笑)
>全体としてみるとどっちが寛容か一言では言えない
欧米は宗教的な禁忌、日本では世間体といったところでしょうか
どちらもタブーですが日本のほうが垣根が低そうですね。

いずみんいずみん 2006/01/21 09:10 >ceena様
荻っちはかあいいですよねぇ〜www
(ヘタクソながらも)印刷所に同人誌印刷を頼んだことのある身の上としては、どうしても笹原を好きになれないのですが、荻っちはLoveです。っていうかメロメロですw

そういえば笹原で思い出したんですが、『今週のセリフ』の過去ログ倉庫みたいなのってのはないのでしょうか?
なんかワンポイントレッスンとかおもろいのに新しいのが入ると前回のが消えちゃってもったいないような〜?
(ちょっとみまわしたんですが、見つけられませんでした。もし既にあったらゴメンナサイです。>w<)

NanatuhaNanatuha 2006/01/21 22:10 というか、Hiramekiのアニマムンディはヤオイゲームに数えられないのでしょうかね。紹介記事を見る限り、両刀っぽいですけど。

漫画でも、男性成人向けより、女性成人向けのほうが向こうに普及している様子なので、むしろ美少女ゲームより、ヤオイ/BLゲームから入ったほうが、敷居が低そうな気はしますね。

もたもた 2006/01/22 01:00 重箱の隅ですが ”Windows PX” はTYPOですよね。

ceenaceena 2006/01/22 02:16 大吉さん。
>どう見ても中高生でした。(笑)
(笑)童顔の18歳なんですね。
>日本のほうが垣根が低そうですね。
私もそう思っていたんですが、funyaliさんに紹介していただいたニューズウィークを読んでみようと思います。

いずみんさん。
>同人誌印刷を頼んだことのある身の上としては、どうしても笹原を
>好きになれないのですが、
笹原って嫌われないタイプのキャラだと思っていたので意外。同人誌印刷を頼んだことの無い身の私に理由を教えてくださいませ。初同人誌製作の時のクガピーへの態度??

>『今週のセリフ』の過去ログ倉庫みたいなのってのはないのでしょうか?
ないんです。うーん、そう言っていただくと暇をみてつくるかもしれません。

Nanatuhaさん。
>アニマムンディはヤオイゲームに数えられないのでしょうかね。
私の読んだ記事では『アニマムンディ』はゴシック・ホラーの兄妹ものって感じでヤオイやBL的な紹介はされていませんでしたけど、本当のところはどうなんでしょう?やってみないとわからないのかな?(笑)もしヤオイ/BLだとしても『アニマムンディ』は今年の3月発売で『冤罪』はこの記事には明記してありませんがもうすぐのようなので、『冤罪』が“初BLゲーム”ということになったようです。

>男性成人向けより、女性成人向けのほうが向こうに普及している様子なので
最近のマンガ売上リストを見るとなんだかそういう感じですよね。

もたさん。
そのとおりです!ご指摘ありがとうございました。直しておきます。

NanatuhaNanatuha 2006/01/22 17:23 なるほど、冤罪もう発売してたのか。最近JAST USAチェックしてなかった。

で、去年出た絶対服従命令も続けて出すのね。これ、いつ頃から翻訳作業やってたんだろうなぁ?