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2006-07-08

キャメロン、『銃夢』映画化について語る。

MTVの記事”’Titanic’ Mastermind James Cameron’s King-Size Comeback: Two Sci-Fi Trilogies”より要約。

ジェームス・キャメロンは友人のゴア・ヴァービンスキー監督の最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト』のプレミア・ショーに登場し、自身が監督する2つのプロジェクトについて語った。

キャストの一般公募が行われたりと、以前からマンガ・アニメのハリウッド映画化の中で最も可能性が高かった『銃夢』だが、今回はキャメロン監督自身の口からその映画化について語られている。

以下の要約は上記のMTVの記事の中から『銃夢』に関係するところだけ抜粋したもの。『パイレーツ・オブ・カリビアン』が1作目の成功を受けて、2作目、3作目が同時に作られたことをあげて、リスクを回避するため『銃夢』の映画化も同じような形式で作る3部作にしたいという希望をキャメロンが明らかにしている。

キャメロンが今とりかかっている二つのプロジェクトのうち、一つ目は『プロジェクト880』または『Avatar』として知られる作品で、惑星間航行の実現している未来を背景としたラブ・ストーリー。もう一つは26世紀の女性サイボーグが主人公のSFスリラー『銃夢』。

「『銃夢』は実際3部作として計画されているが、1作目を作り、ヒットしたら2作目と3作目にとりかかることになるだろう。もしもっと『銃夢』について知りたかったら、グラフィック・ノベルを手にとってみるといい。日本のマンガ家・木城ゆきと氏による10冊のシリーズ*1がでている」

テクノロジー好きなキャメロンは、ロバート・ロドリゲスの『シン・シティ』がグリーン・スクリーンを使った革新的なグラフィック・ノベル・ムービーを新たに考案したことに興味を持ったものの、「『銃夢』は(グラフィック・ノベルの)カラーページにとらわれることはない」と言う。「『銃夢』は映画的な一つのスタイルで作られるだろう。でも動くグラフィック・ノベルにはならない」

「ロバートが『シン・シティ』でやったことは鮮烈な視覚的実験だった。それはとても上手くいっていたと思う。でもわたしが目指しているものとは違う。わたしが目指すのはもっと映画的で、映像的リアルを感じさせるものだ」

『Avatar』も『銃夢』も、『スター・ウォーズ』3部作の第1作目のように、それ自体で完結している話になる予定。「それぞれの映画は独立したものとして見ることができるが、3部作になりうる壮大なストーリーを持っている」そしてキャメロン自身、章の間をクリフハンガー的に引っ張る『マトリックス』のような映画は好みではないと言う。

「まだキャストは誰も決まっていない」とした上で、キャメロンは両方のプロジェクトについて現在フルスピードで進行中とも語った。前作から長く続いた休暇期間のおかげで、テクノロジーは飛躍的に進歩し、その成果が大きなスクリーン上にもうすぐあらわれることになる。

「わたしたちは過去5年間に7回も深海に潜り、映画の撮影に使える新しい技術を進化させてきた。そしてその技術はこれから作るこの2本の映画をより素晴らしいものにすると思う」

そしてこの映画監督は、たとえそれが2回になろうが、6回になろうが、ディレクターズ・チェアに座るのが待ちきれないよ、と付け加えた。

↓英語版『銃夢』第1巻。

Battle Angel Alita, Vol. 1

Battle Angel Alita, Vol. 1

*1:訳者註:『銃夢』10冊のシリーズ:続編の『Last Order』を入れなければ、実際は9冊。