「モーニング国際新人漫画賞」第3回大賞受賞作+第2回大賞受賞者・受賞後初作品ダブル掲載!!


本日(3月21日)発売の『モーニング・ツー』は、キラキラしいあのお兄さま方が表紙。もうお読みになりましたか?

「モテカワ仏」のロゴがステキですね!


「No Concept No Target No rule!!」を信条とし、毎号意表を突いたマンガを発表し続ける『モーニング・ツー』ですが、今月号の読みどころは『モーニング国際新人漫画賞』受賞者ふたりによる2作品!

こころから「面白い!」と思えるもんなら、何でも載っけていこうじゃないの!
って心意気でやってる「ツー」ですが、ただそんだけじゃ満足しません。
もっともっと楽しみたい!そのために必要なものは…
夢と野望と志だ――っっっ!


欧米、東南アジアからモンゴル、イスラエルブルガリアまで全世界40ヶ国以上の国と地域からの応募作が集まった空前絶後の新人賞「モーニング国際新人漫画賞MIMC」から一挙2本掲載!


(『モーニング』4月2日号より)

いや、ホントマジメな話、自分が関わってるから言うのではなくて、空前絶後の賞だと思います!こういう色々大変な賞を続けるのは、編集者さんたちの「夢と野望と志」なくして、ありえません!


それでは今月号に掲載された『国際新人漫画賞』受賞者作品2本のご紹介です。


1本目は、第2回で大賞を受賞した余孟霖、改め「YOVOVA(ヨヴォヴァ)」君の『Canned Town ―缶詰の街―』

台湾出身台湾在住のYOVOVA君による第2回応募作『Fairy Tale』は、その叙情的な作風とダントツの画力で満場一致で大賞受賞。(その受賞作は『モーニング・ツー』2008年5月号に掲載されました。)そして今月号掲載の『Canned Town ―缶詰の街―』は、受賞後初作品となります。

第2回大賞受賞から海をはさんで打ち合わせを重ねること延々8ヶ月。原稿完成後も3回の全面描き直し(!)を経て、受賞後初読み切り掲載にこぎつけました!


(『モーニング』4月2日号より)

YOVOVA君と編集者さんの才能と情熱で出来上がった『Canned Town ―缶詰の街―』、本当にメチャクチャいいですよ!!担当編集者さんすら「ウルっときましたよ〜」と仰るとおり、涙腺の弱い方は要注意デス。
今回もその叙情性は遺憾なく発揮され…

(YOVOVA/講談社


…えーっと、↑この絵だとよくわかんないですが、叙情的なんですよ。子供はかわいく描けてるし、新人とは思えない、完成度の高い良作です。必読。




『国際新人漫画賞』受賞者作品掲載の2本目、第3回大賞受賞作品『Poor Knight』。こちらも台湾出身の黄俊璋君による作品です。上の『Canned Town』とは一変して、こちらは超おバカギャグマンガ

コンビニでバイトする主人公が、古いレジから呼び出したのは“貧乏神”。貧相な神さまが主人公と合体してさらにありがたくないヒーローに大変身!


(『モーニング』4月2日号より)

↓見よ!ヒーローのこの脱力ぶり!

(黄俊璋/講談社)

貧乏神、主人公、ヒーローなど登場するキャラクター造形が秀逸!その脱力系貧相さはただ事ではないレベル。この作品には、笑わせていただきました!こちらも必読。


「モーニング国際新人漫画賞」」は現在第4回の応募作を募集中!『モーニング・ツー』の壮大・深遠な挑戦はまだまだ続きます…!