celebes2006-03-30

3月3-4日におこなわれました、スラウェシ科研第3回国内打合せ・スラウェシ研究会のときに配布した資料を科研サイトに掲載しました。
全員の分ではありませんが、今年度のスラウェシ科研での活動(日本側のみ)が垣間みられると思います。
2005年の活動情報

また、スラウェシ科研の本サイトのArchivesに、過日、翻訳出版されたManusia Bugis (The Bugis, Chirstian PELRAS Blackwell 1996)の出版記念行事として、ハサヌディン大学で開催された討論会のペーパーを、アップロードしています。
Sulawesi Archives
ひじょうにアクティブな議論があった模様です。
スラウェシ科研の現地メンバーとして、大活躍中のM.Ridwan Alimuddinくん(UGM)が書いた関連する新聞コラムも、寄せられたました。

Diasさんのペーパーの最後の部分で、「なぜ本のタイトルが、Manusia Bugisとなったのか。Orang Bugisにはならなかったのか」という問いかけがあります。ひじょうに興味深い議論が、ここからできそうに思いました。Diasさんご自身は、ここでとくに何か答えや考えを提示しているわけではありませんが、南スラウェシにおける<民族>のありようを考える基本的な視点となる言及だと思います。

さて、これらのweb文献は、出版されたものではありませんので、引用等については、まずお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。