celebes2006-06-03










スラウェシ科研・研究協力者の島上宗子さんからのお知らせです。ショートノーティス気味で、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

「いりあい・よりあい勉強会」のお知らせ

■テーマ:「いりあい」がつなぐ日本とインドネシア
インドネシア・中スラウェシからゲストを迎えて〜

■話題提供者:ヘダール・ラウジェンさん(弁護士、NGOバンタヤ顧問)
       ラングさん(中スラウェシ・トンプ村慣習長)他

■日時:2006年6月6日(火)19:00〜21:00
■場所:早稲田奉仕園 フォークトルーム
   (日本キリスト教会館6階)
   (新宿区西早稲田2−3−1 電話03-3205-5411)
    地下鉄東西線早稲田駅徒歩5分
    (地図http://www.hoshien.or.jp/map.html
■参加費:500円

トヨタ、ホンダ、サムライ、、だけじゃあなくて、イリアイをもっとインドネシアに伝えてほしい!」
2003年7月、日本を短期訪問したインドネシア人ヘダールさんはこう言い残し帰国しました。日本は豊かな森の国であること、山の神さまがいること、そして、「入会」とよばれる、村の暮らしと自治を支えるしくみが存在し、今もその精神が息づく地域があることに衝撃を受けたためです。彼は、日本の入会の経験・現状に、インドネシアの山村の人々が直面している課題に共通するもの、未来に向かうヒントがあると直感したようでした。

へダールさんのこの衝撃・直感をきっかけとして、私たちは、日本とインドネシアの山村の経験をつなぐ「いりあい交流」にとりくんできました。昨年秋にはヘダールさんが活動する中スラウェシの山村地域を訪ね、村人・実践家・研究者らと交流してきました。きたる6月5日から22日には、中スラウェシから、ヘダールさんをはじめ、村人など6名が来日。東京、福島、山形、京都、滋賀を訪ねます。

6月6日の「いりあい・よりあい勉強会」では、来日したての6名をゲストに迎え、中スラウェシの山村の現状をお話いただきます。森といかに関わり合いながら暮らしてきたのか、どんな課題に直面しているのか、そして、日本での交流に何を期待するのか。インドネシアからの人々とのざっくばらんな議論・交流を通して、なぜ今「いりあい」なのかを考え、森と人が共生しうる暮らしのあり方やしくみ
を私たちはどうつくっていけるのか、議論しあいたいと思います。

多くの方々のご参加お待ちしています。

(写真は、今度来日するメンバーの一人、マレナ村のイェニさんです。昨年私たちが訪ねたときの歓迎の儀礼の時の写真です。)

■参加ご希望の方は「あいあいネット」事務局までご一報ください。

いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク(あいあいネット)
169-0075 東京都新宿区高田馬場1-17-10 稲穂コーポ2A
TEL/FAX: 03-3204-1316
E-Mail: i-i-net@zj9.so-net.ne.jp