スラウェシ地域研究メモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

京都大学東南アジア研究所:スラウェシ科研のサイトへ
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2005-07-18/Monday

celebes2005-07-18

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■最新活動報告です。

  • 7月11日〜8月28日:Aziz Salamくん(研究協力者:愛媛大学大学院学研究科・院生)、マカッサルへ出張。スプルモンデ諸島における木造船造船のための樹種の同定、漁船の種類の多様性、計測など。ハサヌディン大学工学部造船学科の教員・大学院生と共同で、インセンティブ調査を実施。
  • 7月13日〜8月21日:遅沢克也さん(研究分担者:愛媛大学農学部助教授)、マカッサルへ出張。チンタラウト号の管理維持およびスプルモンデ諸島の「島影」調査のため。
  • 8月3日〜8月11日:赤嶺淳さん名古屋市立大学・助教授)。南スラウェシにおけるナマコ流通の仕組みについての調査。
  • 8月6日〜8月20日:市川昌広さん(総合地球環境学研究所:助教授)。スプルモンデ諸島地域における造船材としてのボルネオ鉄木の流通と、東カリマンタン州の森林資源利用の相関関係についての研究調査。

上記の4名のうち、遅沢さんと市川さんは、遅沢さんの所有管理する大型帆船チンタラウト号に乗船しての移動調査をおこなう予定です。

■ハサヌディン大学側の研究活動

スラウェシ科研のカウンターパートであるハサヌディン大学(UNHAS)では、7月下旬と8月下旬に、トラジャ地域での研究調査活動が予定されています。スラウェシ科研の海外研究分担者、Dadang Ahmad SuriamiharjaさんとDias Pradadimaraさんが中心となって作成した質問表を使い、トラジャ県の慣習村ナンガラ村で、戸別悉皆調査を実施します。所有する田畑や家屋の広さ、一世帯の構成人数、家屋内の家電製品の種類や数など、オーソドックスなコミュニティ調査を展開するとのこと。日本からの予定参加者は、下記のとおりです。

■スプルモンデ諸島調査

遅沢さん、Azizくんの調査の他、地方分権下の水産資源利用に関する条例の制定・施行、それらに触発される形で進行中の島嶼部新郡設立に向けての地域社会の動態についての調査が予定されています。松井さんと浜元さんは、Kota Makassar(マカッサル市)のKecamatan Ujung Tanahが管轄する島嶼地域と、Kabpaten Pangkajene dan Kepulauan(パンカジェネおよび島嶼部県)のうち、Liukang Tupabirring(リウカン・トゥパビリン)郡の島々における社会変動の聞き取り調査を実施します。

  • 松井和久さん(アジア経済研究所)
  • 浜元聡子さん(京都大学東南アジア研究所)

■夏の調査の成果

上記の夏の成果を踏まえて、2005年10月2〜3日には、今後のスラウェシ科研の方向性の確認と、最終年度に出版する予定のスラウェシ研究の本の内容についての打ち合わせをおこないます。合宿形式でおこなわれるこの打ち合わせを経て、それぞれのメンバーは、今年度の調査活動の第二フェイズに向かう予定です。

2005-06-23/Thursday

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6月19日より、次の2名が南スラウェシ州での調査活動および会議参加などで、活動中です。

◆岡本正明(京都大学東南アジア研究所):6月19日〜6月24日

 ハサヌディン大学でのトラジャ班調査活動についての打合せ・資料収集等

◆Aziz Salam(愛媛大学大学院学研究科)*1:6月20日〜7月1日

 ハサヌディン大学での資料収集およびスプルモンデ諸島における木造船造船に関する臨地調査

*1平成17年度からスラウェシ科研の研究協力者として加入。南スラウェシ州パンカジェネおよび島嶼部県サレモ島出身。専門は造船学。とくに伝統的な工法および材料によって造られる船の研究をおこなってきた。