スラウェシ地域研究メモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

京都大学東南アジア研究所:スラウェシ科研のサイトへ
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2006-03-18/Saturday

celebes2006-03-18

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マカッサルには長い間に渡って、行ったり来たりしていますが、意外と海に沈む夕日をきちんと見たことがありませんでした。

一昨日の夕方、ロサリ海岸通りに散歩に出かけたら、ひさしぶりに大きな夕日が見えました。もっとも、少し雲が残っていましたので、完璧とはいえませんが。

かつてはこの海岸通りに、かき氷やジュースの屋台がずらりと並んでおり、マカッサル市内唯一といってよいほどの、観光客と地元の人が一緒に楽しめる空間がありました。

景観整備のため、これらの屋台が南の方の海岸部に強制撤去されてしまい、たしかに見た目にはさっぱりとなりましたが、なにか物足りないようにも見えました。

正面に見えているのは、ラエラエ島です。

2006-03-16/Thursday

記念撮影

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3月13日、トラジャ県サンガラ村ホテル・サンガラにて、京都大学東南アジア研究所・ハサヌディン大学・Universitas Kristen Indonesia, Pauls(UKIP)との共催で、ワークショップが、無事に開催されました。

トラジャ県知事代理による開会式があり、朝9時から夕方5時過ぎまで、途中で退席する人もほとんどなく、盛況なワークショップとなりました。

報告者にUKIPからの参加がなかったことが残念でしたが、ひとつひとつの報告に対して、かならず地元参加者からの鋭いコメントや間違いの修正があり、ひじょうにインタラクティブで、おもしろい場面がいくつもありました。自分に対する反省でもありますが、取ったデータを地元に還元することの意義を、まさに実感したように思いました。

地元のNGOの方々の活発な発言があり、報告者だけでなく、今回は発表しなかったスプルモンデ班のメンバーもそれぞれに、あらためて最終年度に向けて、どのように調査地と関わるかという問題を意識する機会になりました。

近々、スラウェシ科研サイトに、報告のタイトル一覧を掲載する予定です。

それにしても、トラジャまでは車をとばしても、最低でも7時間はかかります。これだけたいへんなところで調査をすることを考えると、今回、たった一日ではありましたが、地元からの参加者の方々の率直な感想を得ることができたのは、なにものにも代え難い調査の成果であるように思いました。

写真はワークショップ終了後に撮影したものです。前列左から、UKIP学長Lambeさん、トラジャ班代表Nurkinさん(UNHAS)、スラウェシ科研・水野さん、WALDAのソンボリンギさんの奥さん(名前を失念しました)、WALDAのソンボリンギさん、です(撮影:浜元聡子)。

2006-03-11/Saturday

celebes2006-03-11

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スラウェシ科研・トラジャ班のワークショップの日程が確定しました。

日時:3月13日(月曜日) 午前9時〜終わるまで

場所:南スラウェシ州トラジャ県Universitas Kristen Indonesia, Pauls

日本からは、トラジャ班代表者の水野広祐、浜元聡子が出席します。マカッサルにいらっしゃる方で、ワークショップへの参加を希望されるかたは、浜元聡子(d/a Wisata Inn, Jl.Sultan Hasanuddin #36-38, TEL:0411-324344)までご連絡ください。

インドネシア側の参加者は、スラウェシ科研UNHASチームのメンバーに加えて、トラジャ県の地元住民、地元役場の公務員の方々、そしてUKIの教員の方々が予定されています。

2005-09-21/Wednesday

celebes2005-09-21

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南スラウェシは、ちょうど乾季と雨季の変わり目。午後2時を過ぎると生暖かく強い風が、東から西に吹き荒れます。マカッサル海峡の漁師さんたちも出漁を取りやめていました。中秋の名月を過ぎてから、ようやく風も落ち着き、そろそろなまこ漁の船が出漁の準備を始めています。

9月4日、松井和久(アジア経済研究所)と浜元聡子(京都大学東南アジア研究所)は、遅沢克也(愛媛大学農学部)の帆船チンタラウト号に乗って、バランロンポ島、バディ島、コディンガレン・ケケ島などを、実験航海しました。お天気にもめぐまれて、同行のUNDPマカッサル事務所のイダさんと、日本工営マカッサル事務所で働くテリーさんご夫妻のほか、テリーさんの事務所でインターン研修をしていた広島大学大学院の学生さん2名、バランロンポ中学校の先生2名、浜元の下宿の近所の子ども4名が帆船航海実習をおこないました。

船の上で魚を焼いたり、錨を上げたりおろしたり、ボートに乗ったり降りたり、みんな楽しんで、あまり調査研究という雰囲気ではありませんでしたが、めったなことでは乗ることもなくなった、南スラウェシの伝統的帆船ピニシに乗ったことが、みんなの思い出になったようでした。

さて明日から5日間、浜元と今年度からスラウェシ科研に参加することになった長津一史(京都大学東南アジア研究所)は、木造ボートジョロロに乗って、パンカジェネおよび島嶼部県(パンケップ)での調査に出発します。おりしも、ちょうど2週間後にはラマダン月(断食月)を迎えます。各島では、その前に、結婚式をおこなってしまえとばかりに、ほぼ連日、どこかで新しい夫婦が誕生しています。断食月は、日中、食事ができないうえ、結婚式や婚約などを契るのにはふさわしくない月なのです。潔斎してすごすべき月だからです。明日からの調査でも、おそらく、立ち寄る先の島々で、かならず結婚式が見られそうです。過去10年で、結婚の婚資は、2倍以上になりました。一見、経済状況も向上したかのようにみえますが、10月からの石油価格値上げなど、人々の実質的な生活を逼迫する変化のほうが目に付きます。学校教育、公衆衛生、生活環境の改善など、おおきな変化は目に付きにくいとはいえ、それほど変わったとはいえません。地方分権の時代に入ってからすでに5年以上、目には見えないけれども、人々の生活にはやはり変化はあったのでしょうか。海の自然資源利用をとおしてそれを調べる調査は、ようやくパンケップ県での臨地調査に入ります。

2005-08-31/Wednesday

夜明け前@ランカイ島

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昨日、8月30日、スラウェシ科研第2年度までの中間報告を兼ねたワークショップが開催されました。午前と午後とあわせて、総数 40名が参加し、うち25名が報告をおこないました。日本からの出席者は、田中耕司、水野広祐、岡本正明、浜元聡子(以上、京都大学東南アジア研究所)、松井和久(アジア経済研究所)、センカンの織物工芸についての調査に来られている広川晴美さん(恵泉女学園大学大学院修士課程)でした。うち、松井さんと浜元が口頭発表をおこないました。

まだ中間報告的な調査しかできていませんので、結果についての議論というよりは、方法論や調査対象の設定、接近法に関するコメント等々が多く出されました。今年度後半、今回のワークショップで得られたコメントをたたき台として、それぞれがさらに臨地調査に励む予定です。

先日の松井、浜元のスプルモンデ諸島調査は、たいへんよい天候の中、無事に終了しました。3泊4日の調査で、合計9つの島をまわりました。

コディンガレン島/バランチャディ島/ランカイ島/ランジュカン島/ルムルム島/ボネタンブン島/パンケップ県のバランロンポ島/浜元の調査地のバランロンポ島をまわりました。基本的な住環境や生態環境は少しずつことなりますが、極端な違いは原則的にありません。しかし、そこに住んでいる人の生活や考え方は、少しずつ異なります。その違いがいったいどこから出てくるのか、またそれでもなお、現在、島嶼部新郡設立の動きがあるなかで、どのような方向でまとまろうとしているのか、ひじょうに気になるところです。

田中さんは、本日、3月に学位を取得したAndiAmriくんとその学生と、松井さんと一緒に、シンジャイ県のアムリくんの調査地へ向かいました。帰路には、ASAFAS院生の高橋聖和くんが現在調査中の西シンジャイ県アラビカ村を訪れる予定です。浜元は9月3日までマカッサル市内の図書館にて、文献資料収集の予定で、その後、バランロンポ島での調査に従事する予定です。

2005-08-23/Tuesday

celebes2005-08-23

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半年振りのマカッサルは、乾季の真っ盛りです。デンパサールからの飛行機から見た景色は、一面、ほこりを被ったような灰色の乾いた山肌でしたが、なんといっても日本よりもはるかに涼しく過ごしやすいです。夜などは、肌寒いように感じます。典型的な乾季の気候です。

明日から、松井さん(アジア経済研究所)と浜元(東南アジア研究所)は、バランロンポ島の若い人たちと一緒に、ジョロロ(木製ボート)に乗って、スプルモンデ諸島南部の調査航海に出発します。乾季なので、朝早くボートで出発して、昼には宿泊予定の島に上陸、という予定で行動します。今回の一番の目的は、地方分権下の海の自然資源利用をめぐり、島嶼部地域統一郡ができるという話を聞き取ることです。地方がひとつにまとまるという背景には、自然資源から得られる行政的な収入(税収)が、地方に住む人の日々の暮らしの向上に対して、還元されていないのではないかと感じる人増えた、ということがあります。もちろん、内発的な発想なのかそうでないかという問題はありますが、そのあたりも含めた社会経済的動態のひとつとして、聞き取り調査をおこなう予定です。

ちょうど一週間後には、ハサヌディンン大学側のカウンターパートが中心となって研究報告をおこなう国際ワークショップが開催されます。

もし、お近くまで起こしの方で、関心のおありの方は、下記までご連絡ください。飛び入り、大歓迎です。

  • 連絡先: Dr. HAMAMOTO Satoko d/a Wisata Inn, Jl. Sultan Hasanuddin, Makassar, Sulawesi Selatan tel:0411-324344

JADWAL PRESENTASI HASIL SEMENTARA PENELITIAN TERPADU PENGELOLAAN SUMBERDAYA ALAM DALAM MASA TRANSISI, TANGGAL 30 AGUSTUS 2005

UNIVERSITAS HASANUDDIN – KYOTO UNIVERSITY, JEPANG

(*) は、スラウェシ科研の海外研究協力者

No Waktu Acara/Tema Penelitian Peneliti/ Person In Charge Keterangan

1.08.00 - 08.30

PEMBUKAAN KEPALA PPLH - UNHAS

2.08.30 - 09.30

REHAT PANITIA

3.09.30 - 09.50

Tataguna Lahan dan Daya Dukung Alam serta Kecenderungan Perubahannya

Prof. DR. B. Nurkin, M.Sc Ir. H.M.Restu, MP

4.09.50 - 10.10

Transisi Konsep Tradisional Taxonomi SDA

Prof. DR. Dadang Ahmad*,Ir. Eymal B.M, MS

5.10.10 - 10.30

Pola Keberkalaan dan Keruangan Distribusi Hujan: Tinjauan Klimatologis dan             Hidrologis

DR. M.A. Hamzah, Rachman K, S.Si, Msi Bannu AS, S.Si, MSi

6.10.30 - 10.50

Keterpaduan Sistem Alam dan Sistem Sosial dalam Kegiatan Usaha Tani

DR. Ir. Hazairin Zubair, MS Ir. Tandi Bala. M.Si

7.10.50. - 11.10

Pengaruh Teknologi Terhadap Kondisi Sosial Ekonomi

Ir. Totok Prawitosari, MS Dr. Ir. Adri Said, MSc

8.11.10 - 11.30

Kelembagaan Adat dalam Masa Transisi: Tinjauan Sosiologis

DR. Hamka Naping, MA Dr.Ir. Darmawan Salman,M.Sc

9.11.30 - 11.50

Jenis-Jenis dan Penggolongan Model Pengelolaan/kebijaksanaan atas Sumber Daya Laut (Aspek Ekologi)

DR. Jamaluddin Jompa*, M.Sc

10.11.50 - 12.10

Jenis-Jenis dan Penggolongan Model Pengelolaan/kebijaksanaan atas Sumber Daya Laut (Aspek Sosial Ekonomi)

Ir. Dewi Yanuarita, MS

11.12.10 - 12.30

Kepemilikan dan Pewarisan SD Lahan

DR. Nurul Ilmi. I

12.12.30 - 12.50

Tradisi Penyimpanan Padi Dalam Lumbung

Aity Nurgani, STH

13.12.50 - 13.50

ISTIRAHAT/SHOLAT/MAKAN SIANG PANITIA

14.13.50 - 14.10

Jaringan Keluarga dan Pola Penguasaan Lahan

Drs. Dias Pradadimara*, MA

15.14.10 - 14.30

Gender dan Konservasi SDA

Ir. Novaty Eny Dungga, MP

16.14.30 - 14.50

Peran Perempuan dalam Kegiatan Usaha Tani

Selviani, SS

17.14.50 - 15.10

Perubahan Pola Pengelolaan SDA Hutan

Khadijah, SHut

18.15.10 - 15.30

Analisis Pola Pemukiman Tradisional Tallu Lembanna

Stefanus, Ssos Valentina, ST

19.15.30 -16.00 ISTIRAHAT/SHOLAT PANITIA

20.16.00-16.20

Study on the Technical Characteristics of Boats Produced in Spermonde

Ir. Azis Salam*, M.Agr

21.16.20-16.40

Marine Protected Area in Spermonde Islands: Current Condition and Future Perspectives

Dr. Andi Amri*, SPi, M.Sc. Dr.Ir. Jamaluddin Jompa, M.Sc Ir. Dewi Yanuarita. M.Si