波川海ブログへの返信


どんな分野でも、何か一つことを究めると、自ずと見えてきて、いつしか識別できるようになるものがあると思うんです。


それは、「本質」と「周辺」・・・です。




私はスピリチュアリズムに出会って、まだ日が浅いので、あまりエラソーなことは言えませんが、それでも私なりに思うところでは、スピリチュアリズムの「本質」とは「霊的真理」だと思います。
そして、「霊訓」は、シルバーバーチのものも含めて、あくまでも「周辺」なのではないか…と、思います。


ところが、世の中の多くの人は、「本質」ではなく「周辺」に心を奪われるんですよね。
なぜなら、「周辺」が「本質」を創っていると錯覚するからです。
本当は、「本質」があるから「周辺」が存在しているというのに、それが逆になってしまうのです。




ところで・・・「波川海ブログ」の海さんが、その記事で、「思ったこと くーくさんとゆうさんへ」と題して、くーくさんと私に対して問いかけられています。(その記事はこちら。) ←【※注】この元記事は波川海氏により6月4日に削除されました。


しかし、お返事をしようにも、あちらのブログではコメントを受け付けていらっしゃらないので、何もお答えすることができません。
「返事はいらない」「とにかく言わせて」…ということなのかもしれませんが、誤解されっ放しでもすっきりしませんので、一応ここに、「お返事」に相当する記事を書かせていただきます。


まず、こちらの文章に対するお返事です。

一つ目は、検証行為自体が近藤氏に対する不敬であるとして阻止したり非難することです。検証を反対する人たちがいるのと同時に、検証したい人たちもいます。検証しないのが自由であるのと同じように、検証することも自由ではありませんか?自分と考えが違うという理由で他の人の意見を認めないというのはいかがなものでしょうか。

近藤訳が素晴らしいと思うのも、あるいは疑問に思うのも、また些細な言い回しや用語にこだわるのもこだわらないのも、原文と比較したいと思うのも思わないのも、検証に興味をもつのももたないのも、すべて自由ではありませんか?


はっきりと申し上げますが、私は一度として、「検証行為自体」を阻止したり非難したことはありません。
私だけはなく、他の誰も、そんなことはしていませんでした。
私は、「検証行為」ではなく、検証の「内容」に異議を唱えましたが、それを海さんは、ご自分の脳内で、「検証行為を非難している」…と意味変換されたのでしょうか?


それこそこちらの意図を無視した歪曲であり、迷惑に感じます。


検証をするのもしないのも、当然各人の自由です。
そんなこと、当たり前です。
「自由意志」というのは「霊的真理」の真髄、いわば「本質」ではありませんか?
ですから、私も「自由に」反論しました。
海さんも「自由に」書かれました。
それでよろしいのではないでしょうか?


次に・・・・

二つ目は一つ目の問題にも関連していますが、近藤氏への敬意に関してです。波川海は近藤氏に対する尊敬心や近藤訳の素晴らしさを持ったうえで翻訳検証について述べています。建設的に批判をすることはあっても、いまだかつて批判のための批判や攻撃、罵倒などをしたことは一回もありません。


はたしてそうだったでしょうか?
海さんはともかくとして、川さんの近藤氏への記事の数々には、あまり「敬意」を伺うことはできませんでした。
最近になって、カテゴリ名を変更されたりして、以前のような「挑戦的な空気」を消してしまわれましたが、Yahooに「湧き水氏」として投稿されていた文面などから拝察しても、やはり「敬意」と素直に受け取れるようなものは無かったように思われます。(少なくとも私にはそう見て取れました。)




そして、実はこれが一番心外だったことですが・・・

最後に、今回の件で私が気づいたことですが、検証は審判(さにわ)であるということです。それならば、原文にしても訳文にしても、検証はむしろ好ましいことだと思います。既に心の道場さんが近藤訳を検証しているので、その見解を受け入れたらよいという意見をいただきましたが、受け入れるのも受け入れないのもまた自由であると思います。それは心の道場さんの検証であるので、もし自分で検証をしたいと思えば、その人自身が検証をしてもよいではありませんか?「これは本物だから検証してはいけません。信じなさい。」と、たとえニセモノであっても、そういうことは言わないでしょう。


「既に心の道場さんが近藤訳を検証しているので、その見解を受け入れたらよいという意見をいただきましたが」・・・とのことですが、くーくさんにしても、私にしても、「心の道場」さんに対しては、以前から相反する立場を表明しております。
そうした私達が、なぜ「心の道場の見解を受け入れろ」などといった意見を持つのでしょうか?
あるいはこれは、くーくさんや私ではない、第三者のご意見なのかもしれませんが、「くーくさんとゆうさんへ」という題の下で書かれた文章ですから、第三者の意見であるならば、そのように明記していただかないことには、あたかもくーくさんか私のどちらかが、そうした発言を海さんに対してしたことになってしまいます。


この点につきましては、是非とも早急に訂正して頂きたいので、宜しくお願い致します。




以上が、私から海さんへの「お返事」です。
もし、この内容に対して「返信」を下さいます場合は、私はこちらで「コメント」を受け付けておりますので、是非ここのコメント欄にお願いしたいと思います。




あと、もしよろしければ、ひとつだけ質問があります。


波川海ブログでは、最近は海さんと川さんだけが投稿されていますが、波さんは、今回の件に関して、どのようなお考えをお持ちなのでしょうか?