谷本 心 in せろ部屋 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2018-04-23

[]Dell XPS 15とThinkpad X1 Yogaを比較する(対戦格闘ゲーム編) #デルアンバサダー

Dell XPS 15 (9560)とThinkpad X1 Yoga (2017)の比較、第二弾。今回はSteam版のStreet Fighgter V: Arcade Editionをそれぞれで動かしてみます。

XPS 15はdGPUとしてGTX 1050を積んでおり、3Dゲームをやるのに申し分ない性能のはずです。一方でThinkpadIntel 620なので、3Dゲームは苦手なはずです。そんなわけで比較する前から勝負は明らかですが、実際にXPS 15ではどれぐらい安定するのか、Thinkpadでは本当に動かないのか、という辺りを見てみたいと思います。


Street Fighgter V: Arcade Editionを動かしてみた

こういうのは実際に動かした動画を見せるのが手っ取り早いので、動画を置いておきます。なお動画のキャプチャがゲームの動作に影響しないよう、それぞれノートPCからHDMI出力したものを外部機器(GV-HDREC)で録画しました。


Intel 620では標準画質ですらダメ

まずはデフォルト設定の標準画質から。解像度は1920 * 1080、画質は中です。

少し見づらいですが、左上に小さくFPSを表示しているので、そちらが参考になります。


XPS 15 標準画質

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Thinkpad X1 Yoga 標準画質

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差は明らかですね。XPS 15は何の問題もなく動作して60fpsで安定しますが、Thinkpad側はひどいスローモーションになってしまい15fpsぐらいしか出ていません。まぁこれぐらいの差は予想通りです。


Thinkpadでも低画質なら動くのか?

Thinkpadでは標準画質だとまともに動きませんでしたが、画質を下げれば動くのでしょうか。解像度と画質を下げてみます。解像度は1366 * 768、画質は低です。


Thinkpad X1 Yoga 低画質

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見た感じきちんと動いていますが、完全に60fpsで安定しているわけではなく少しだけフレームレートが落ちることもあります。60fpsで安定させるためにはもう少し解像度なり画質なりを下げる必要がありそうです。たださすがにそこまでしてプレイする気にはなれない感じです。


XPS 15なら最高画質でも大丈夫か?

標準画質なら問題なく動いたXPS 15ですが、最高画質ではどうでしょうか。解像度は1920 * 1080、画質は最高です。


XPS 15 最高画質

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ほぼ問題なく動いているのですが、真空波動拳を出す瞬間に57fps程度まで下がっていることが分かります。この画質で安定して動かしたければ、もう一段上のGTX 1060ぐらいが必要なんでしょうね。画質を「最高」ではなく「高」にすれば60fpsで安定したため、普通に遊ぶ分には全く申し分なさそうです。


描画の遅延はどうか?

対戦格闘ゲームなど、それなりにシビアな反応を要するゲームをプレイする場合、液晶や入力の遅延は無視できません。ディスプレイによって内部遅延(回路遅延)や描画遅延などが異なっていることは、ゲーマーの間でもよく話題に上ります。遅延については絶対的な計測はできないのですが、ディスプレイの遅延の比較であれば、本体のディスプレイHDMI接続したディスプレイに同じものを映することで、どれぐらい差があるか比較することができます。


今回はLCD Delay Checker ( http://bygzam.seesaa.net/article/110314791.html ) というソフトウェアを利用し、ノートPCのディスプレイと、HDMI接続したゲーミングディスプレイに同じタイマーを表示して、その様子をハイスピード撮影することで、遅延の差を比較したいと思います。

HDMI接続するディスプレイは、HORIのポータブルゲーミングモニターです。独自に計測した結果ですが、一般的なゲーミングディスプレイと同等の遅延だということが分かっています。

ハイスピード撮影は、iPhone7のスローモーション撮影機能を利用しました。240fpsで撮影できるため、60fpsの描画1フレーム分を4コマに分けて撮ることができます。


なおYoutubeの動画は停止した後に . (ドット) でコマ送り , (カンマ) でコマ戻しができるため、よく比較して見るときにはその機能を使ってください。


XPS vs HORI Monitor

左がXPS 15、右がHORI Portable Gaming Monitorです

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XPS側が動画中の3コマ分、つまり3/4フレームほど遅延していることが分かります。ミリ秒で言うと12.5msほどの遅延です。


Thinkpad vs HORI Monitor

左がThinkpad X1 Yoga、右がHORI Portable Gaming Monitorです

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今度はThinkpadのほうが動画中の4コマ分、ちょうど1フレームほど先行していることが分かります。ミリ秒で言うと16.6msほど早いです。


結果と考察と体感

もしノートPCのディスプレイの表示と、HDMI出力側の表示が完全に同時であると仮定すると、上の結果から次のことが言えます。


(遅延:小) Thinkpad <(1.0F)< HORI Monitor <(0.75F)< XPS (遅延:大)


ただ、これは私の体感とは違っています。

ThinkpadとHORI Monitorを使ったときには、普段ミスしない連続技が「入力が遅いがために」ミスすることが多く、どうも2フレームほど表示が遅れているような体感があります。一方で、XPSとHORI Monitorを使う時にはそこまで大きな遅延を感じません。また、Thinkpad本体のディスプレイXPS本体のディスプレイも、遅延には差がないという体感です。

この体感が正しいとすると、最初の仮定である「ノートPCのディスプレイの表示と、HDMI出力側の表示が完全に同時である」が誤っており、Thinkpadの場合は「HDMI出力に遅延がある」ということになります。

XPSThinkpadの本体ディスプレイの差がないと仮定すると、結果からは次のことが言えます。


(遅延:小) HORI Monitor + XPS <(0.75F)< XPS本体ディスプレイThinkpad本体ディスプレイ <(1.0F)< HORI Monitor + Thinkpad (遅延:大)


HDMI出力同士を比較すると1.75Fとなっており、2Fぐらいの遅延を感じるという体感とも近くなります。厳密っぽく計測しておいて、最後は体感に頼るというのは何ともアレな話なのですけどね。


ファンの音も比較

最後に、気になるファンの音について。

XPS 15のほうはやっぱりうるさいです。高い音ではないですが、扇風機ぐらい(?)の音はします。ゲームを終えれば少し静かになりますが、それでもしばらくは回り続けます。通常電圧のCPUと、性能が高めのGPUを積んでいるので、この辺りは仕方ないのでしょうね。

一方のThinkpadでは、一番うるさい状態がXPS 15の静かな状態とあまり変わらない、という程度の静かさです。そしてゲームを終えれば数秒でファンが止まります。

当たり前ですが、性能と静かさはトレードオフ、ということですね。


まとめ

3Dゲームを動かすという用途では、事前の予想通りXPS 15では高画質でも安定動作しました。一方、全く動かないだろうなと思っていたThinkpadでも低画質ならそれなりに動作することが分かったので、トレーニングモードで少し遊んだり調査するぐらいには使えそうです。

ただThinkpadのほうはHDMI出力が遅延しているのは予想外でした。たとえ本体の液晶がゲーミングディスプレイほどの性能でなかったとしても、HDMI出力すれば補えると考えていただけに、Thinkpadではそこが少し悪い方向に裏切られましたね。もちろん、2D中心で多少の遅延が許されるRPGシミュレーションゲームであればThinkpadでも問題なく遊べるので、ゲーム全般がダメというわけではありません。


ということで1ヵ月の間、XPS 15とThinkpad X1 Yogaの比較を行ってきました。

Thinkpad X1 Yogaキーボードの打鍵感がよく、また話題にはしませんでしたがペン入力ができるというXPS 15にもMacBookにもない特徴を持っています(XPS 15もタッチパネルですが、ペンはありません)。そういう点で、エンジニアの開発マシンとしては良いでしょう。

またXPSはGTX 1050の恩恵もあって3Dゲームでも問題なく動作させることができます。HDMI経由でゲーミングディスプレイを接続すれば、より少ない遅延でプレイすることができます。今回の期間では試せなかったのですが、動画編集や配信などにおいてもXPS 15のほうが強いことが期待できます。そのような性能が必要となる作業向けマシンとして良いでしょうね。


最後になりましたが、XPSのレビュー機会を与えてくれたデルのアンバサダープログラムにはとても感謝しています。もしThinkpadXPSの両方を事前にモニターできていて、いま改めてXPSThinkpadのどちらかを買うか決めるのであれば、かなり悩んだでしょうねw

その場合、恐らくですが「XPSを買って外付けのキーボードを使う」という選択をしたと思います。ThinkpadHDMI出力が遅延するのは残念ですし、キーボード以外はXPSのほうが良い印象でした。


そんな感じでXPS 15とThinkpad X1 Yogaの比較はこれで終わります。このブログが、少しでも皆さんのPC選びに役立てば幸いです!

2018-04-18

[]Dell XPS 15とThinkpad X1 Yogaを比較する(入出力編) #デルアンバサダー

先日、Thinkpad X1 Yoga (2017年モデル)を発注した、という話を書いたばかりですが、その発注をした3日後に、デルアンバサダープログラムから当選メールが届きました! Dell XPS 15 (9560)の体験モニターする機会をもらったのです。

前回のエントリーでは最終的に「GeForceを積んでいること」か「ペンが使えること」の2択になり、ペンを重視してThinkapd X1 Yogaにしたと書いていましたが、もしGeForceを重視していればこのXPS 15を買うつもりでした。そんな製品をモニターできる機会ができたので、せっかくなのでしっかりレビューしたいと思います。


なおXPS 15はモニターで借りたもの、Thinkpadは自分で買ったもの、という比較ですので、「XPS 15のほうは悪いことが言えないでしょ」と思われるかも知れませんが、正味で言うと「借りた感謝の気持ち」と「自分で買ったものを肯定したい気持ち」のせめぎあいみたいな感じなので、総じて五分になると思います。まぁあまり気にしすぎず、ドライに比較したいと思います。

なお元々はMacBook Pro 13 (Late 2013) を使っていたので、そちらとも少し比べたいと思います。


外部インタフェースは、やっぱりHDMIが嬉しい

まずは、そもそもMacからWindowsに乗り換えたきっかけになった外部インタフェースの話から。

XPS 15、Thinkpadともに、USB Type-A、USB Type-C、HDMIがついています。また、XPS 15にはSDカードスロット、ThinkpadにはmicroSDカードスロットがついており、SSDの容量不足をちょっと補うこともできます。

一方のMacBook Proは、Late 2013にはUSB Type-A、HDMI、Thunderbolt、SDカードスロットがついていましたが、現行機種はUSB Type-Cしかありません。これが致命的な問題でした。

「頻繁に客先で画面を見せる」かつ「変換ケーブルを常に持ち歩けるほどの几帳面さがない」という私にとって、HDMIの有無は死活問題なのです。この点で、XPS 15、Thinkpadともに希望を叶えるだけの外部インタフェースを備えているのが良いですね。


キーボード比べ、Thinkpadの打鍵感がいい

続いて、プログラミングする人にとって一番大切なキーボードの比較。これは写真を見てもらうのが手っ取り早いでしょう。

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上側がXPS 15のキーボード、下側がThinpkadのキーボードで、同じ距離から撮影しました。


XPS 15のほうが横幅がやや狭くなっており、右のほうにあるEnterやBack space、円マーク、Shiftなどが小さめのキーになっています。XPS 15は筐体サイズに余裕があるのだから、こんないびつな形にしなくても良いんじゃないかと思いますが、XPS 13などと同じサイズにするための工夫なのでしょうか。ちょっと残念です。

一方でThinkpadキーボードにはそのようないびつさはありません。


ただXPS 15のほうが良いのは、Page Up / Page Down / Home / End の配置。Fnキーとカーソルキーの同時押しに割り当てられるという「よくある配置」です。MacBookも同じキーアサインですね。

一方のThinkpadはPage Up / Page Downがカーソルキーの上に配置されているほか、Home / End はファンクションの横というあまり普段押さない位置にあるため、ちょっと使いづらい印象です。しかもそのせいでPring Screenが右下のほうに来ており、スペースキーの右側のキーが多すぎて残念な感じになっています。


打鍵感についてはThinkpadが良いですね、さすがです。ノートPCの割にキーストロークがあり、それでも重くはありません。一方のXPS 15は、キーストロークが少し浅い典型的なノートPC用のキーボードという感じです。MacBookキーボードも打鍵感は普通、現行機種のバタフライキーボードはキーストロークが浅く、打鍵音もうるさいのでちょっと残念ですね。


結論:

サイズ感と打鍵感はThinkpadのほうが良いが、配置に関してはXPS 15のほうが素直。普通に使うならXPSのほうが使いやすいだろうけど、エンジニア的にはThinkpadの勝ち。


画面の解像度は、XPSがやや優勢

XPS 15は15インチで3840 * 2160の、いわゆる4Kディスプレイ

Thinkpadは14インチで2560 * 1440で、こちらもフルHDを超えるWQHD(QHD)ディスプレイ


同じ4Kの壁紙を並べてみたのが、下の写真です(左がXPS 15、右がThinkpad

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このまま見ても画像圧縮がイマイチなのでまったく分からないので、オリジナルサイズで見ていただけると良いと思うのですが、比べてみると、XPS 15のほうが明るくて綺麗、Thinkpadのほうが色を濃いめ(色温度が高め)、という感じです。正味の話、どっちも綺麗なので、そんなに解像度の差は感じません。


それよりも変わってくるのが、フォントのほう。これぐらいの解像度になると標準のフォントサイズでは小さすぎて文字が読みづらいため、XPS 15ではフォントサイズが250%、Thinkpadでは200%に拡大された状態になっています。ただこれでは文字が大きすぎてせっかくの高解像度が生かされないため、XPS 15では200%、Thinkpadは150%にして使うことにしました。


この状態Yahoo! Japanを見てみると、表示がはっきり異なってきます。

同じ距離からディスプレイを撮影したのが次の画像です(上がXPS 15、下がThinkpad

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どうもYahoo! Japanフォントは、フォントサイズを200%にするとくっきりするのですが、それ未満だと細くなってしまい読みにくくなります。Thinkpadでは150%にしているため、このような細さになってしまうわけです。ほとんどのサイトでは問題ないのですが、たまにこういう表示になってしまうサイトがあるという感じです。ちょっと残念ですね。

なおフォントの見やすさに関して言えば、MacBookの圧勝です。圧倒的に見やすいです。


結論:

私の目では、見た目の綺麗さの区別はそこまで付かない。フォントが細くなってしまうサイトのことを考えると、XPS 15の200%表示が良い。大きいフォントが好きでThinkpadでも200%表示にする人なら、特に差はない。


ポインティングデバイスは五分

私はノートPCを単体で使う時にはマウスを使わないと決めているので、本体のポインティングデバイスは大事です。

まずタッチパッドを比較すると、XPS 15のタッチパッドは「さらさら」した感じ、Thinkpadタッチパッドは「つるつる」した感じです。いわばXPS 15はマット系、Thinpkadは光沢系、という感じです。


操作感を比較すると、XPS 15のタッチパッドのほうが操作しやすく、細かな調整など含めて思ったように動いてくれます。以前に比べればWindowsタッチパッドも割と使いやすくなってきたんだなという印象です。一方のThinkpadは細かな調整をしようとして動かなかったり行き過ぎたり、スクロールしようとしたら拡大縮小することがあるという、かなり残念な感じです。

ただThinkpadにはトラックポイント(赤ポチ)があるので、タッチパッドを無効化してトラックポイントのみを使うことにしました。まだ使い始めて1ヶ月も経ってないですが、「使いやすいですね」とは言えない状態ですけどね。


いずれにせよMacBookタッチパッドに使い慣れていると、XPS 15もThinkpadポインティングデバイスストレスが溜まる感じです。これはもう機体ではなくOSの差なのかも知れませんね。


結論:

Thinkpadタッチパッドは全然ダメ。Thinkpadトラックポイントはまだ慣れていないので評価が難しい。XPSタッチパッドは悪くないけど、MacBookには少し及ばず。


まとめと次回予告

入力デバイスに関してはそこまで大きな差はありませんが、エンジニアであれば、打鍵感のよいThinkpadのほうが良いという結論です。

XPSは、入力デバイスの点で言えば、良くも悪くもあまり特徴のない印象です。ただ4Kディスプレイの強みを生かして、フォントを200%にすればどんなサイトでも綺麗に見られるというのは良いですね。


そもそも入力デバイスとして定評があるThinkpadと、その辺りは平凡なXPS 15の比較だったので、最初からXPS側の苦戦は見えていたかも知れません。

そんなわけで次回は、XPS 15の強みである「GeForce GTX 1050」を活かすため、3Dゲームのプレイ比較をしたいと思います。

2018-03-18

[]アケコンの天板にステッカーを貼った話、その後。

前のエントリー ( http://d.hatena.ne.jp/cero-t/20180122/1516639167 ) で、RAP.Nにステッカーを貼ってカスタムしたという話を書きました。その後、しばらく使ってみて起きたこととか感想とかを書いておきますね。


ラミネートは入れたほうがいい

まずは反省から。印刷する場合にはラミネート加工を入れる(あるいは保護シートを貼る)ようにしたほうが良かったです。

今回、ステッカーの素材は「合成紙-ユポ-」という耐水性があるものを利用していたのですが、摩擦には弱かったのか、あるいは手に汗握る格闘ゲーマーの汗を十分に弾くほどの強さはなかったのか、ちょうど手を置く部分が色落ちしてしまいました。

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ラミネート加工することで厚みが出てしまってボタンなどがハマらなくなる懸念があったのでラミネート加工は避けたのですが、それがあだとなってしまいました。素材を「合成紙-ユポ-」ではなく「白PET」などにしていれば、まだしももう少し色落ちしないのかも知れません。

友人の検証によると、ラミネート加工をしても厚み的には問題ないようですし、いずれにせよ、ラミネート加工や保護フィルムなどでカバーするのが確実でしょう。


アクリル板よりも見た目は好き

EVO Japanに行った際、アケコンの天板をアクリル板 + 印刷した用紙でカスタムしているのをいくつか見かけました。アクリル板であれば、中の絵を印刷しなおすだけで手軽に差し替えることができるので便利な反面、擦り傷が付きやすいですし、またアクリル板の厚みのせいで、どうしても絵が見えにくくなってしまっていました。アクリル板を使ったカスタムも行おうかと考えていたのですが、実物を見て、ステッカーだけでいいかなという気持ちになりました。


カスタムしたいならファイティングエッジ刃のほうがいいかも

1月末に発売された、HORIのファイティングエッジ刃。サイズ感的にはRAP.Nをさらに横に伸ばした大きめのアケコンです。少し大きすぎるという声もありますが、アケコンカスタム目線で言うと、アケコンの大きさは「キャンバスの広さ」になります。

また、RAP.Nでは左上や右上に小さなボタン群やボタンカバーがあり、そこが絵を妨げてしまいますが、ファイティングエッジ刃なら天板に通常ボタンがあるだけですので、絵を大きく妨げる要素がありません。

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なおファイティングエッジはアルミ天板のため、冬などには「手が冷たい」ことがあるそうですが、ステッカーを貼ればその冷たさも緩和されることでしょうw


カスタムしてよかったです <3

ところで先日のEVO JapanにはARIKAもブース出展しており、社長の西谷さんもブースにいらっしゃいました。あの、スト2の生みの親の西谷さんです。この機会は逃せないと、FEXLのカスタムアケコンを持ち込み、直々に見ていただきました! さらにアケコンにサインを頂き、記念撮影までさせて頂きました!!

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これはちょっと、簡単に剥がせなくなりましたよ😆


という感じで、嬉しいことも反省点もあった初カスタムでした。前回に書いた位置調整なども含めてもう少し改善し、アケコンのカスタムするならこれだよね、的な結論まで持っていきたいと思います。

2018-03-16

[]MacBookからThinkpad X1 Yogaに乗り換えます。

ThinkPad X1 Yoga 2017年モデルを発注しました。

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発注しただけです、まだ手元に届いてません。

MacBook Proを4年ぐらい使ってきたところ、キーボードの消耗がひどくてキートップが外れやすくなってしまい、騙し騙し使ってきたものの筐体の歪みなども気になるようになり買い替えることにしました。ノートPCの買い替えサイクルが長くなってくると、酷使するキーボードがダメになりやすいのかなという想いです。

そんな反省を踏まえて、Thinkpadと同時にワイヤレスキーボードとドッキングステーションも購入。家ではドッキングステーションを使ってデスクトップみたいな使い方をしつつ、外出時でも机さえあれば下の画像みたいな立て方ができるので、主にワイヤレスキーボードを使うことで本体のキーボードの消耗を抑えようと思います。

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いや、別にこういう立て方をできるからってThinkpad X1 Yogaを選んだわけではないですがw


Thinkpad X1 Yogaにした理由

このタイミングでMacからWindowsに乗り換えた理由はだいたい世の皆さんと同じで、USBがType-CだけじゃなくType-Aも欲しいとか、まだHDMIも欲しいとか、dGPUも欲しかったとか(YogaにdGPUはないですが)、BabunやWSLを使えばWindowsでも割とイケそうとか、そういう辺りです。

それでWindowsのノートを探し始めた頃に、たまたま仕事で「ペンと紙」を使って設計することがあり、いやこういう作業もデジタルでやっちゃいたいよねと思い、デジタイザペンが使えることを条件に加えました。海外でも2-in-1が流行ってきてるらしいですしね、流行りに乗るタイプなんです。


そんなわけでいくつかの条件に合うノートを探して、Thinkpad X1 Yogaに辿りつきました。最終的な条件はこんな感じです。

  • Core i7でメモリ16GB以上
  • ペンが使えること
  • ペンが本体に収納できること(別に持ち歩くとか絶対無理)
  • HDMIがあること(変換アダプタを持ち歩くとか無理)
  • USB Type-Aがあること(だから変換アダプタとか無理)
  • キーボード配列に違和感がないこと(だいじ)
  • 日本国内で販売していること(海外モデルはサポートが効かない)
  • 2kg以内ならいいよ

この条件に完全に合致するのは、Thinkpad X1 Yogaしかありませんでした。


なお最初はGeForceを積んでいることも条件にしていたのですが、そもそもGeForceとペンを積んだ国内モデル」を条件にした時点でSurface Bookしか選択肢に残らなくなり、さらにそのSuface BookにはHDMIがないため条件から外れ、候補がゼロになりました。

そのためGeForceかペンかどちらかを諦めなくてはならず、結局のところ、GeForceが欲しいのは主に趣味のため、ペンが欲しいのは仕事のため、今回は仕事用のノートが欲しいんだよなと結論づいて、ペンを取ることにしました。


英語キーボードは諦めて、日本語キーボードにしました

キーボードは、JIS配列にしました。

昨年末頃から3ヶ月間ほどUS配列キーボードを使ってきたのですが、いろいろキーアサインなどこねくり回した結果、Windows環境では「IMEのON/OFFを快適にするためにはJISキーボードにせざるを得ない」という結論に至りました。


「Alt + `」とか「Ctrl + Space」みたいな複数キー押しでIMEのON/OFFを切り替えるのはイヤで、「スペースバーの左隣にあるキーでIME OFF、右隣にあるキーでIME ON」としたいのです。これはもう譲れません。

そうすると「左Altの空打ちでIME OFF、右Altの空打ちでIME ON」というアサインになるのですが、これだとキーを打つのが早いとIMEが切り替わらず、Alt + SとかAlt + Dみたいな暴発が発生します。割と頻繁に起きるので我慢できません。


であれば、スペースバーの左右のキーはIME ON/OFFに特化したキーにしてしまい、Altを他のキーにアサインするなど考えられます。配列としては、Macなら「Ctrl Alt Command 英数 スペース かな Fn」で、Windowsなら「Ctrl Alt Windows 無変換 スペース かな Fn」という並びがベストです。

Mac OSはキーアサインの設定が変更し放題なので上に書いたような設定ができますが、WindowsだとFnキーの単独押しはアサインを変更できないため(ThinkpadではFnとCtrlの入れ替えだけはできる)どうしたって上のようには設定できません。

どうしてもWindowsでいい感じにアサインするなら「Ctrl Fn Windows 無変換 スペース かな Alt」のようになり、Altを多用するプログラマにはきつい配列になります。


長々書いてきましたが、どうあれUS配列では違和感のないキーアサインができないために心が折れてしまい、ふつうにJIS配列キーボードを使おうという気持ちになりました。


Dell XPS 15と比べてみよう

この新しいThinkpadを発注した3日後に、DellからXPS 15のモニタに当選したという連絡が来ました。いや、嬉しいんですけどこのタイミングに重なるかっていうね。

そんなわけで、3月末頃から1ヶ月ほど、しっかりThinkpad X1 YogaXPS 15を比べてみたいと思います。


どうあれ、楽しみです!

2018-02-14

[]ディスプレイの遅延に関する情報を集めてみた

お家で格ゲーを始めると、ふつうのテレビだと「フレームの遅延」が大きくて、遅延の小さいディスプレイが欲しいなという気持ちになってきますよね。そして遅延の小さいディスプレイを探し始めると、これがもう止まらない。どうせそこまでの違いが影響するような腕前もないくせに、0.1フレームでも遅延が小さいものが欲しくなってきます。

とは言え、カタログスペックを追ってもせいぜい描画速度(描画遅延)ぐらいしか分からず、内部遅延などに言及されている商品(メーカー)も多くありません。また、人間の感覚で遅延がある/ないと言っても、人の感覚の違いや体調などに左右される部分もあります。


そういう背景の中、「機械で計測した遅延ならば間違いないだろう」という考えでよく使われるのが「LCD Delay Checker」というWindowsアプリです。画面にミリ秒のタイマーを表示するアプリでして、これを使って2台のディスプレイを並べ、スロー撮影できるデジカメで撮影することで、ディスプレイの遅延の差を計測できるというものです。

これはあくまで相対的な比較なため、(片方のディスプレイを固定しない限りは)絶対的な遅延は分かりません。ただ情報を集めれば集めるほど、どのディスプレイがどれぐらい遅れているか分かるようになるはずです。


ちょうど4Gamer.netというゲームサイトで、このLCD Delay Checkerを使ったディスプレイ遅延の比較がよく行われていることを知りました。そこで今回は、4Gamer.netから情報を集めてきて、どのディスプレイが遅延が少ないのか、どのディスプレイがどれぐらい遅延しているのか、というのをまとめてみました。


先に結論

BenQの「XL2420T」が最速。ただしXL2420Tはもう手に入らない。恐らくBenQの「XL2411T」が同等の性能な可能性あり。

カプコンカップなどで使われる「RL2460」は、XL2420Tより0.3〜0.5フレームほど遅延がある。ASUSBenQ、LGなどのゲーミングディスプレイは、いずれもRL2460と同じ遅延レベル。

IPS液晶の中ではEIZOの「FS2434」あたりが最速で、RL2460より0.4フレームほど遅延がある。IPS最速だった三菱の技術を引き継ぐアイオーデータの「LCD-RDT242XPB」はそれよりも遅延がある。


結果まとめ

  • 最速
    • BenQ: XL2420T
    • BenQ: XL2411T(未計測)
  • XL2420Tから0.3〜0.5Fの遅延
  • XL2420Tから0.4〜0.6Fの遅延
    • EIZO: FS2434 (IPS)
  • XL2420Tから1Fの遅延
  • XL2420Tから1.3〜1.5Fの遅延

出典の整理

4Gamer.netには「XL2410T」を基準とした記事が多い。


XL2420T は XL2410T より0.3〜0.5フレーム程度、遅延が少ない

http://www.4gamer.net/games/098/G009814/20120220018/


XL2411T の内部部品は XL2420T と同等

https://display-corner.epfl.ch/index.php/BenQ_XL2411T


RL2460HT、XL2410T、PB287Q、24GM77-B は同等

http://www.4gamer.net/games/194/G019491/20140731082/

http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20140527091/

http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20141215038/


FS2434 は XL2410T よりも0.1Fほどの遅延があるように見える

http://www.4gamer.net/games/117/G011783/20140710039/


FG2421 は XL2410T よりも1Fほどの遅延がある

http://www.4gamer.net/games/117/G011783/20131115017/


RDT235WX は XL2410T よりも0.5Fほどの遅延がある

RDT235WX と LCD-RDT241XPB は同等の遅延

http://www.4gamer.net/games/234/G023490/20130927056/

http://www.4gamer.net/games/278/G027801/20141103001/


LCD-RDT242XPB は LCD-RDT241XPB よりもわずかに遅延が少ない(0.1F未満ぐらい)

http://www.4gamer.net/games/278/G027801/20151121005/


XL2720T は XL2420T より1F遅い

http://www.4gamer.net/games/194/G019491/20130508084/


まとめのまとめ

最速が欲しいなら、BenQのXL2411T

大会でよく使われるディスプレイが欲しいなら、BenQのRL2460HT(+0.3〜0.5F)

仕事や動画鑑賞でも使うためにIPSが欲しいなら、EIZOのFS2434(さらに+0.1F)


という感じでしょうか。僕としてはIPS液晶が欲しいとこもあるので、意外と性能のよいFS2434が良いかなぁみたいな気持ちになっています。